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※からぴちは、みんなでシェアハウスをしています
※今回主にでてくるメンバー
『ゆあん』『のあ』
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ゆあんside
「皆さ~ん、ご飯ですよ!」
一階から、のあさんの呼ぶ声が聞こえてきた
今ゲームいいところなんだけどなぁ
俺は、「は~い」と返事をして、階段を下りて行った
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一階につくと、俺以外集まっていた
「もうゆあんくん遅いよ~!」
「ごめんごめん、ゲームしててさ」
「それより、ゆあんくん来たからご飯食べましょう?
今日はハンバーグですよ!」
机のほうをよく見てなかったから気付かなかったけど、
今日の夕飯はハンバーグらしい
通りでいい匂いがするわけだ
「それじゃあ、いただきます!」
俺は早速ハンバーグを口に運んだ
ハンバーグは俺の大好物
肉系はだいたい好き
だけど……
「のあさん、この肉ってさ、いつもと違う?」
このハンバーグは正直まずい
のあさんの料理は、決してまずくはないのに、今日のハンバーグの味はなぁ…
「おぉ!よく気がつきましたね
今回のお肉は猪肉です!知り合いに猟師さんがいて、貰ったんですよね」
「あ、本当だ!いつもと違うけどこれ美味しいね!」
みんな、ハンバーグをどんどん食べていく
でも俺の手はとまったままで、ご飯が進まなかった
「あれ、ゆあんハンバーグいらないの?なら貰っちゃおっと」
じゃぱぱは俺がこたえる前にハンバーグを食べてしまった
まぁ嬉しいんだけどさ……
もうハンバーグ以外食べちゃってたし、戻ろうかな…
「俺もう戻るね」
そう言って、俺は二階へ戻った
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「あれ、ここどこ?」
俺は気がつくと、見知らぬ場所にいた
どこだろここ……
どう見てもシェアハウスの中じゃないしなぁ
とりあえず、出口がないか探してみよう
「痛っ」
立ち上がると、俺は何かにつまずいた
何だろ……
よく見るとそれは、人の死体だった
「嘘……っ逃げないと!」
俺は夢中で走りつづけた
そして、しばらくすると、人影が見えた
敵か味方か分からないけど、俺はその人のもとへ迷わず走った
「すいませんっ!あの……いや…」
その人は、人を食べていた
俺はそのまま足がすくんで動けなくなった
その人は、俺にゆっくりと近づいて来る
いや…逃げたい
なのに足が動かない
声も出ない
みんな……助けてよ!