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夢を見たあと、私はすぐに動いた。

まずは、あのとき感じていた違和感の正体を探るため、 過去の記憶を呼び覚ますことから始めたのだ。

私が夢を見るようになったのは、いつ頃からだったろうか。……おそらく、十年くらい前だと思う。

正確な日付など覚えてはいないが、 確かその頃からだ。

それ以前は、少なくとも三日に一度以上は見ていたし、 頻度としては多い方だったという自覚はある。

だが、それ以降は週に一度も見ることがなくなり、 次第に間隔が長くなっていった。

もちろん、全く見なくなったわけではないのだが、 月に一回とか、半年に一回ってレベルになっていたと思う。

それが、あるときを境に再び頻繁に見るようになり……

さらに最近は、毎日見ている。

それも、だいたい数時間おきってペースだからね。

さすがにちょっと多すぎると思っていて、 なんとかしたいとは思っていたんだけど……。

まあ、いいさ……。

いずれ分かる時が来るはずだ……。

この世界にも、夜明けが訪れようとしている。

今はただ、静かに眠ろう……。

そして再び目覚めるその時まで、しばしのお別れだ。

私はまた、旅に出るよ。……また会う時まで、元気でね。……旅立ったあなたを待つ場所。

それは、ここだったりして……。……旅立つはずの場所で待つ人。

それは、私ではなかったりするかもしれないけど……。……旅立ちたいと思う場所。

そこは、きっと誰も待っていない。……それでもいい。

たとえそこにいるのが自分でなくても構わない。……あなたのいる場所に辿りつければ、それでいいのだ。……あなたに会いに行くための場所。

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