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あの日 私は何もできなかった あなたの結末も 君の存在価値も
みんなのみらいも
もう一度だけ結末を変えることができるのなら………………………………………………………………………
日向野高等学校に通う二年生、佐原ヒカリと一緒に歩く登校中の親友の加州夏希と黒井沢さくらがいた。
「ねえねえ、今日学校帰りにアイス食べに行かない?」
「そうね、ここの所すっごい暑いし たまにはいいんじゃないの」
「アイスよりもかき氷食べよ!」
「冷たいのには変わりはないでしょ」
そんな普通の女子高生生活を送っていた
学校を終え帰りにアイスを食べに行こうとした日から長い物語が始まった
「私、イチゴのアイスにするー」
「私はミントのアイスにするわね」
「わたしはチョコレートアイスにするね」
「そういや、ミントってどんな味するの?」
そんなこと言われてもどう答えていいのかわからない
「そのー、すーすーするの」
「すーすーってどんな感じなの?」
わたしだけだろうか一瞬空気が揺らいだ気がした
「すーすーってのはこんな感じ」
わたしたちに襲い掛かってきたのは夏希がさっきまで食べていたアイスの棒だった
わたしは一瞬だったけどさくらを抱きしめてよけた
「突然どうしたの?夏希ちゃん、どこか悪いの?」
わたしは頭を抱えている夏希をそっと手を差し出したその時
「私に構わないで!」と差し出した手を振り払った
「今日は帰ろう、きっと疲れてるんだよ 帰ったら気分も晴れるよ」
夏希は冷静になって「うん」の一言だけ言って帰っていった
「夏希どうしたんだろう」そうゆうとさくらは心配な顔のなった。
わたしはとっさに夏希の食べていたアイスの棒を見た
「なにこれ?」棒には目がくっきりと書かれていた
「店長さん!この棒に何か書かれていますけど知らないですか」
店長はそんなもの書かれてないよ一点張り
さくらに見せても何も書かれていないと言っている
「わたしにしか見えないのかな?」
疑問になりながらさくらと一緒に帰った。