テラーノベル
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#日本
みんみんぜみ^^@カンヒュ民
379
185
#枢軸国
あさぎいろ
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コメント
1件
うわあ、素敵な設定だ……! 現代の日本の化身・にゃぽんと、2700年生きてきた歴史そのものの日本。この対比がもう鮮やかで、一気に引き込まれました。特に、左腕と左目を失った理由が大震災と原爆だという重み。「痛みには慣れています」と淡々と言うセリフ、胸が締め付けられました。それでいて酒をがぶ飲みしてタバコを吸うギャップ、超絶人見知りなのに「切腹して詫びを」と極端に走るところ……全部が愛おしいです。にゃぽんとの掛け合いも絶妙で、続きが気になります! 桜さん、素敵な一話をありがとうございます🌷
2回目のノベル
きちんと 完結 させます
この世の全てと関係はございません
誤字脱字有り
日本中心
原爆 震災などの発言が出ます
🐱「ほらほら、おじいちゃん! いつまで引きこもってるのさ! 今日は世界会議のあとの親睦パーティーなんだから、たまには顔を出してよね!」
🇯🇵「ちょ、ちょっと待ってください、にゃぽん……! 引っ張らないで、袖が、袖が破れてしまいます……!」
現代の日本の化身であるにゃぽんは、いつもの悪ノリ全開の笑顔で、小柄な男の右腕をぐいぐいと引っ張っていた。
引きずられている男の名前もまた、日本。しかし彼は、にゃぽんのような現代の国家ではなく、この国が生まれてから約2700年もの時を生き続けてきた、歴史と概念そのものの化身だった。いわば、日本の歴代の化身たちの生みの親である。
その容姿は、2700歳という途方もない年齢に反して、168センチメートルほどしかなく、一見すると少年のようだった。本人はそれを酷く気にしており、今日はシークレットブーツで170センチメートルに盛っているが、にゃぽんと並ぶとやはり幼さが際立つ。
🇯🇵「ひ、人が、人が多すぎます……。私はやはり、お暇してもよろしいでしょうか……」
日本の声は小さく、完全に震えていた。超絶人見知りの彼は、きらびやかなパーティー会場の入り口で、すでに回れ右をしたがっている。
🐱「だーめ! アメリカたちにも『今日はすごいゲストを連れてくる』って言っちゃったし!」
にゃぽんが強引に扉を開けると、各国の化身たちが談笑する賑やかな空間が広がった。その瞬間、日本はにゃぽんの背中に隠れるようにして、気配を限界まで消した。
日本が表舞台に出ることは、歴史上ほとんどなかった。彼が動くのは、国が滅びかけるほどの国難の時だけだ。
🇺🇸「おい、にゃぽん! 遅かったじゃないか。……ん? その後ろにいる小さな奴は誰だ?」
声をかけてきたのは、大柄なアメリカだった。その視線が自分に集まるのを感じた瞬間、日本の全身に緊張が走る。
🇯🇵「あ、あの……はじめ、まして。私は……その、にゃぽんの、身内の者でございます。不調法者ですが、よろしく、お願いいたします……」
深々と頭を下げる日本。あまりの腰の低さと、ショタと見紛う容姿に、周囲の国々は驚きを隠せない。
🇺🇸「なんだ、にゃぽんの弟か? 敬語なんて使わなくていいぜ!」
アメリカが親しみを込めて、日本の左肩に手を置こうとした。その瞬間、日本が微かに身をすくめる。
🇯🇵「あ、すみません。左側は、あまり触れないでいただけると、助かります……」
日本の左袖は、だらりと力なく垂れ下がっていた。そして、前髪で隠された彼の左目には、深い傷跡と、光を失った瞳がある。
大震災、そしてあの忌まわしき原爆。
国土と国民が受けた凄惨な傷は、概念の化身である彼の肉体を直接引き裂いた。左腕と片目を失い、その時に負った激痛は、今も消えることはない。
「おいおい、大丈夫か? 顔色が悪いぞ。医務室で薬でももらうか?」
心配した他国が声をかけるが、日本は静かに首を振った。
🇯🇵「いえ、お気遣いなく。私には、薬の類は一切効きませんので。それに……痛みには、もう、随分と慣れておりますから」
淡々と、まるで明日の天気を語るような口調で日本は言った。数百年、数千年の間に、この身がどれほどの炎に焼かれ、大地に引き裂かれてきたか。彼にとって、激痛は呼吸と同義だった。限界を超えたその「慣れ」の言葉に、周囲の国々は、この少年の姿をした存在の異常なまでの異常性と、底知れない歴史の重みを感じて息を呑んだ。
空気が重くなったのを察して、日本はきまり悪そうに視線を泳がせた。
🇯🇵「……あの、少し、喉を潤しても?」
「お、おう!ならあっちにたくさんあるぞ!」
日本は小走りでバーカウンターへと向かった。一人になると、ようやく息がつける。
彼は極度の「一人よがり」で、引くほど真面目な性格だった。自分がここにいることで、にゃぽんの外交に泥を塗ってはいけない。完璧に、粗相のないようにしなければ――そんな強迫観念めいた思考がぐるぐると頭を巡る。
🇯🇵「はぁ……」
小さくため息をつき、日本はカウンターにあったボトルを手に取った。そして、上品な手つきでありながら、恐ろしい勢いでボトルを空けていく。
🇯🇵「ぷはっ……。やはり、がぶ飲みに限ります」
さらに、懐から愛用のタバコを取り出すと、慣れた手つきで火をつけた。
ショタのような外見の少年が、ヤニを深く吸い込む、そのあまりにもギャップが激しすぎる光景に、遠巻きに見ていた国々は全員、顎が外れそうなほど目を見張った。
🐱「ちょっと、おじいちゃん!? パーティーが始まって数分でタバコ吹かさないでよ!」
にゃぽんが慌てて飛んでくる。
🇯🇵「にゃぽん……。私は真面目に、この場の空気に馴染もうと努力しているのですタバコは、私のささやかな精神安定剤でございます……」
煙をあつそうに吐き出しながら、大真面目な顔で、どこかズレた言い訳をする日本。
🐱「真面目の方向性がおかしいってば! ほら、他の子が怖がって近寄れないでしょ!」
🇯🇵「えっ……!? 他の御国を怖がらせてしまったのですか!? 申し訳ありません、今すぐ切腹して、お詫びを――」
🐱「極端!! 刀出さないで!!」
2700年を生き、国のすべてを背負ってきた「生みの親」は、現代の荒波と、賑やかな子孫の悪ノリに翻弄されながら、今日という一日を必死に、そして大真面目に生き抜くのだった。
こんな感じです 好評でなくても多分続くと思います それでは