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_放課後_
『…結局…、押してみる…?』
『ん~…なんていえばいいんだ…。』
『できますかね…。』
…いまこそ私の唯一の取柄である、真顔を使うべきであるかもしれない…。
絶対恥ずかしがらないように言って、
剣持を照れさせて星川とカラオケに行き生の歌声を聞くという私徳でしかないものを作り上げるんだ…ッ(ここまでで一息)
『よし、』
『…とりあえず家帰ろ、』
スマホで恋人への押しかたを調べればいけるはず。Google先生ほど神はいな…い…
まず帰ってきたら…えと…ぎゅーする…??????
…
…聞いてない聞いてない聞いてない。
Google先生今日は調子が悪いのかな???
でも…星川の生の歌声を…、いやでも、恥ずかしくて…むり…でも…ッ
『……』
(階段に上る音)
『!』
来た……ッあ…えと…
剣持「__さんー、帰りました。」
『あ、お、おかえりなさいです。』
どうしようどうしようどうしよう…。
…ッ
剣持「荷物おいてきます……ね……?!」
私は軽く剣持の体に少しくっつくぐらいで、ぎゅーをした。
『…。やっぱ無理かも…ッ』(ボソっ)
5秒ぐらいしたあとすぐにぎゅーをしていた手を離した。
恥ずかしすぎて死ぬ。これ以上いくと平常心が…もう無理…
剣持「…急にどうしたんですか…?」
『あ、いや、えっと…』
やばい、理由なんか考えてなかった。
『ぎゅー…したくなったから…です…。』
剣持「…。何それ可愛い…。」
『…ッ』
もう爆発してしまう。
『…わたし、勉強してきます…!!』
剣持「え、あ、…」
剣持「…いつも自分からしてこないのに、何かあったんでしょうか…?」
剣持「僕得だからいいけど。」
『…刀也君…。』
剣持「?…どうしたんですか?」
『あの…』
『す……す……』
剣持「す…?」
『…スキーしたくないですか?!』
剣持「うん…?__さんってたしか、運動苦手じゃなかったですか?」
『…やっぱなしでいきましょう…。』
剣持「…。!」
剣持「ふーん…。すきの一言も言えないんですか?w」
『…!…別に、言えます…‼』
剣持「じゃあ言ってみてください。」
『…す、…………すき、です…。』
剣持「お~!言えたんですね~!!w」
『…。』
イラつきますね……。
『…好きです。大好きです!』
剣持「え、あ、もうだいじょうぶで」
『刀也君のこと愛してます!!』
剣持「…も…いいです…十分わかりました……」
『…顔真っ赤ですね…。』
剣持「だってそこまで言うとは思ってなかった……。」
『………ふっ…これで星川の生歌が聴ける…』
剣持「…生歌?」
『ぁ、……。』
『何でもないです……』
剣持「今日変だったのはそういうことだったんですね?」
『…まぁ…。ソウデスネ…。』
剣持「…ふは…今から一緒にテトリスしますか。」
『え…前して私がぼろ負けしたからもうしないって…!!』
剣持「そうですね~!もう一回ぼこしてあげますよ!」
『…。今回は私が勝ちます…。』
剣持「やってみてくださいよ、でも__さんが負けたら僕にもう一回好きって言ってもらいますよ?」
『え”…?』
主
いつもは夜投稿なのになんで今回は午前投稿かというとですね、おばあちゃんの家に泊まりに行くんですよね。
なので、この時間に投稿させていただきました。
だから今日は夜の投稿はなしです。
明日の夜には投稿できるように頑張ります…!
では、次のお話で。