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では!記念すべき第1話!行きましょ〜(*゚▽゚*)






カツ、コツ、カツ、コツ、カツ、


夜空の星の瞬きが、窓の外に広がる湖を宝石のように照らしている。


おれ…おんりーは、夜の見回りを終えて、月明かりに染まった誰もいない静かな廊下を歩いていた。


春先ということもあり、夜は冷え込んで少し肌寒い。…にしても寒すぎるな…と思い、ずっと前の方を見ると、廊下の突き当たりにあるバルコニーが開いてた。


「誰ぇ…もう…」


大体予想つくけども……仕方なーく、おれはバルコニーへと早足で歩いていき、柔らかい風が吹き込む扉を閉めようとした。


「まったく…」


扉のノブに手をかけたとき、バルコニーのベンチに誰かが座っていたのが見えた。


「…もしかして……」


室内からベンチは見えないので、外に出てぐるっと回り込んでベンチに座っている人を見る。


「…やっぱり…。」


月の光をたっぷり吸い込んだピンクダイヤの髪がふわっと揺れている。深青色の瞳は目を瞑っていて見えないが、頭の上の瞳と同じ宝石は夜空に負けないくらい輝いていた。


「めん!おきて!!」


ベンチでは、おれの相棒のめんが気持ちよさそうに寝ていた。


(めんは一回寝ると全然起きないんだよなぁ…)


面倒臭いと思いながらも、こんなところで寝ていたら何が起きるかわからないし、おれたち宝石は夜になると力が弱まるから…おれは割れない程度にゆすって起こそうとする。


「めーん!おきろぉお!!」


ぜ、全っ然起きない!!本当にこいつは…!


「…はー……」


腰から剣をするりと抜き取って、鞘に収めたままめんを突っつく。


「……んぁ、?おんりー…?」


何度か突いてようやくめんが目を覚ました。

おれは息を整えながらめんを睨みつける。


「もう…!これで何回目…?!もうおれ起こさないよ?!この前はおれの左腕割れたし……」


この前めんを起こそうとしてゆすっていたら、めんの腕に当たってしまっておれの左腕が割れてしまった。…まあ、その時はぼんさんがすぐに治してくれたけども…


「あの時はごめんって…!てかわざわざ起こしてくれなくていいのに…」


「それは…狩人がきて、めんが食べられたらいやだし…」


狩人、とは、おれらを狙う怪物のようなもので、宝石を食べて力をつけるものだ。


おれたちは、その狩人を倒しながら貴重な宝石との情報交換などをする仕事をしている。


「てか、俺よりもおんりーの方が狩人に狙われやすいんだぞ?俺は大丈夫だからやっているわけであって…」


「え、なに喧嘩売ってる???」


「…すんません。」


…確かにおれは狩人が見つけやすいかつ食べて力になりやすい宝石でできている。たまーに自分でも疑問に思うことはあるが…って、違う違う!


「…細かいことはおいといて、とりあえず部屋行こう?!おれもう寝たいんだけど…」


「だから俺を起こさずに寝ればい…」


「なんか言った?」


「ナンデモゴザイマセンオンリーサン」


ほんとに…どうしてこんなやつと組んじゃったんだろ…毎日ため息が止まらない…。


(はぁ……)


おれは呆れながらも、扉のノブに手を伸ばした。


「ちょっと待った。」


「?なに、」


扉を開けようとすると、なぜかめんが止めてきた。…まだ言い訳すんのか?


かつ、こつ、かつ、


「、え…」


だが、めんはおれの横をするりと通り抜けて扉を開けた。そしてこちらへ振り向くと空いていた右腕で弧を描きながら扉へ手を向けた。


「…お先にどうぞ。心配してくれてありがと。」


「………!」


予想外のことに戸惑ってしまい、立ちすくんでしまう。


でも、そんなおれの気持ちを悟ったのか、めんがおれの手を取って室内に引き込んでくれた。


「ほいよ。これで許してくれるか…?」


「……はぁ…」


おれはため息を1つ吐き、ちょっとだけ上目遣いのめんの綺麗な目を見る。


「………いいよ…、」


ため息よりも小さな、小さな声で呟く。するとめんは、申し訳なさそうに、でも満面の笑みを浮かべた。


「ありがとな。さ、寝ようぜー!」


一気にテンションを変えて廊下を走り出す。

ほんと…調子のいいやつ…おれの年より上なことが信じられないほど子供っぽい…。


「…やっぱゆるさん。」


「なんでぇええ?!?!」


おれがきっぱり言うと、しょぼくれながらこちらに向かってきた。


「お願いしますよおんりーさぁん…!」


「…ふふっ、そういうとこ!」


…でも、1番気が楽になるのは、めんと一緒にいるときだ。……今回は許してやろう。


「どういうとこですか〜???」


「………。」


無言でめんの横を通り抜けて部屋へ向かう。もう眠くて絡んでられない…


「あ、逃げるなー!!」


「…逃げてないわ!」


めんに追いかけながら、朝焼けで空が燃え始めてきた空を少し眺めて部屋へと走った。





おかえりなさ〜い╰(*´︶`*)╯♡

無事に第1話!終わりましたー!!


こんな感じのお話を書いていきます!

…もはや宝石の国の原型ないけど…


で、でも大丈夫!!

おもしろかったらいいジャマイカ🇯🇲!!!


てことで、今回は終わります!じゃあね〜!




たとえ脆くても…(宝石の国パロ)

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