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青薔薇屋敷-図書館-
紅姫「さて、私は私の仕事に入ろうか…」(依頼の魔導書を自身が描いた魔法陣に置く)
アストレア「姫、僕の力使う?」
紅姫「いいえ、大丈夫よレア、見た感じだとコレは多分ルルベルの力が必要かもしれないね」
アストレア「と言うことは闇の力が強い魔導書なんだね~わかった僕ルルを呼んでくるよ!きっといつものところでタロット占いしてる筈だから!」
紅姫「頼んだよレア」
―数分後―
アストレア「姫〜ルル呼んできたよ~」
ルルベル「レア行くの早いよ…ちょっとは待ってくれてもいいだろ… 」
アストレア「ごめんごめん💧」
『ルルベル·ナイトメア』大精霊の一人で『闇の力』を司る精霊性格は真面目で曲がった事が嫌いで努力家いつか兄と慕っているシグレの様に強くなる事を目指しているアストレアの弟で紅姫の契約精霊である
ルルベル「図書館に向かう道中でレアから聞きましたが、今回の魔導書は俺の力が必要との事ですね」
紅姫「そうなんだ、頼めるかい?」
ルルベル「もちろんです、俺は姫様のお役に立つ為にここに居るんですから遠慮なく仰言ってくれていいんですよ」
紅姫「そうだったね、では始めようかルルベル」
ルルベル「はい、姫様」
紅姫とルルベルは魔導書を置いた魔法陣の前に立つと詠唱を始めた、そう紅姫の魔導書解析はここから始まるのだ
ルルベル「コイツは厄介かもなぁ…レア念の為氷で防御壁作っといて」
アストレア「え、また魔導書から魔獣が出てくるやつなの〜今回で何回目?」
ルルベル「少なくとも33回目だね魔導書から魔獣が出てくる類はだから防御壁頼んだよ」
アストレア「うへぇ〜わかったよ~ルルの頼みじゃしょうがないねまぁ姫の頼みでもやるけどね♪」
紅姫「無駄口叩かないで指示した通りにやって頂戴レア」
アストレア「はーい♪そーれ!」
アストレアの氷の力で図書館全体が氷に覆われるそう、青薔薇屋敷には依頼で解析完了した魔導書や魔法界から預かった貴重とされる魔導書の数々が保管されている為守る必要があるなので、今回の様に解析中の魔導書から魔獣や魔物が出るパターンの時だけ防御壁を張るのである。
ルルベル「魔導書が動き出した…来るよ!姫様武器を構えて!」
紅姫「わかった…いくよ…氷の薔薇-フロストローズ-」
紅姫は自身の武器、魔剣「氷の薔薇』-フロストローズ-を魔法で呼び出し魔導書を前に魔剣を構えた
紅姫「来るなら来い相手になる」
魔獣「ガオオオオオオオ!」
アストレア「うわぁ出たぁ」
ルルベル「今に始まった事じゃないでしょ!」
紅姫「二人は私の後ろにいて魔導書を守って、私が倒す」
ルルベル「魔獣はそんなに強くないから一撃で仕留められるはずだよ」
魔獣「ガオオオオオオオ」
魔導書から出た魔獣は雄叫びをあげ紅姫に襲いかかっただが…
紅姫「あくびが出る位動きが遅いねこれならルルの言うように一撃で終わりそうだ」
紅姫は一言そう言うと魔獣に重い斬撃をくらわせた。
魔獣「ガオオオオオオオォォォォ……」
斬撃をくらった魔獣は跡形もなく消えた
アストレア「終わったの?」
ルルベル「うん、この魔導書からはもう闇の力は感じないし防御壁を解いてもいいよ」
アストレア「わかった」
アストレアはルルベルの言葉を信じ図書館を覆った自身の精霊の力を解いた
紅姫「ふう…これで一件落着かな」
ルルベル「お疲れ様でした、姫様魔導書の中の闇の力は全て浄化されました」
紅姫「そうか、よかった。はぁ〜後はシグレ達が上手く討伐仕事を終えて帰還するのを待つだけだね」
ルルベル「そうですね」
アストレア「シグ兄達なら大丈夫だよ~姫きっと無事に帰って来るよ」
紅姫「そうだね」
こうして魔導書解析は無事完了したのであった。