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トラゾーさん視点は、お風呂上がりにしてます!
ではどうぞー!
**✿❀ ❀✿**
t「・・・ふぅ」
俺は風呂から上がって、体を拭き、服を着る。
着替え終わり、”必要なもの”を持ち、クロノアさんの部屋まで向かった。
だけど、俺は扉の前で立ち止まった。
t「クロノアさん・・・?」
扉の向こう側からすすり泣く声が聞こえた。
なぜ?どうして?
一体なんで彼は泣いているんだ?
そっと、彼の部屋の扉を開く。
ガチャッ、と音がなった。
彼は驚いたのか、毛布にガバッとくるまる。
t「_クロノアさん?」
そこから先の言葉が口から出ない。
t「・・・クロノアさん、どうしたんですか?」
そう言うと彼は顔をこっちに向けて、笑顔で、、
否、偽物の笑顔を向けて、
k「なッ、なんでもなよ?」ニコッ
、、と、言い放つ。
その瞬間、”嘘だ”
そう思った。
t「・・・」
思わず黙り込んでしまう。
彼はそれに気づいたのか、
k「と、とらぞー?」
俺の名前を呼ぶ。
心配そうな表情が、
気づけば、悲しそうな顔へ変わっていく。
そして、いつしか、その頬を涙がつたっていく。
なぜ、なぜ彼は泣いているんだ?
俺がそれに気付くのには、さほど時間は掛からなかった___。
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