すっごい中途半端に終わる上に続きが書けるかわかりません!!
ただのメモとして書いただけです!
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「はぁっ、ッ….はぁっ、、」
すごくすごく怖い夢を見た。
俺が何よりも恐れていること、らっだぁに捨てられる夢だった。
寝る直前にアンチを見てしまって精神が弱っていたからだろうか。
『別にお前のことは元から好きじゃなかったけどね』
夢でらっだぁから冷たく言い放たれた言葉。
起きてからずっと頭のなかをぐるぐると回っている。
まだ4時だというのにそのせいで眠れない。
夢だとわかっていても悲しかった。夢だとわかっていても怖かった。
「夢が本当だったら…」
らっだぁのことを信頼していないわけではない。
らっだぁは浮気なんかしないってわかってるし、疑っているわけでもない。
でもちょっと、ちょっとだけたまにどうしようもなく心配になることがある。
優しいらっだぁが俺を傷つけない為に付き合ってくれているだけだったら。
もし、本当は俺の事を好いていてくれていなかったら。
そう考え出すと止まらなかった。
だんだん思考はネガティブな方向に行ってしまう。
「…っふ、…っ」
気づいたら涙が溢れていた。
アンチを見て弱っていた心にとどめを刺された気分だった。
本当は嫌われているかもしれない。
気づいたら俺はらっだぁに電話を掛けていた。
あの優しい声を聞いて安心したかった。
好きだよって言われて安心したかった。
rd『…ん、、もしもし…』
聞こえてきたのは寝起きの声だった。
そりゃあそうだ。今は夜中の4時で普通は寝ている時間だ。
安心したかったはずなのに、心はめちゃくちゃ焦りだした。
らっだぁを起こしてしまった。
俺のせいで。用なんて無いのに。俺が勝手に電話なんてしたから。
あの多忙ならっだぁを。
ここでふと嫌なことを思い出した。
gt『明後日遊べる~?』
rd『ごめん、明後日はまじで仕事三昧だわ…』
gt『そっか、まじで大変やん』
rd『最近はまじで忙しいんだよね、まあ有難いことではあるんだけど…』
rd『ぐちつぼと遊べないと俺、死んじゃうって』
gt『じゃあ明明後日遊ぼ!』
rd『おっけーぃ、それ楽しみに明日と明後日がんばるわ』
gt『おう、頑張ってね』
そしてその明後日が今日なのだ。
ということは寝て起きたら沢山の仕事が待っているらっだぁを、寝ている途中で起こしてしまったのだ。
そして思い出したことがもう一つ。
『俺一回起きちゃったらもう眠れないタイプなんだよね~』
いつかの雑談配信でポロッと言っていた言葉。
収まっていたはずの涙がまた溢れてくる。
俺はなんてことをしてしまったのか。
勝手に怖い夢見て、用も無いのに勝手に電話かけて。
頭のなかが罪悪感でいっぱいになる。
どうしよう、どうしよう。
軽くパニック状態になった頭ではもうなにも考えられなかった。
『…ん、ぐち、つぼ?…』
眠そうだが、少しこちらを心配した声色なのは確かだった。
「…ごめッ、っ、まちがえ、たッ…」
震えた口から絞り出した声。
声が震えてることには気づかれていないだろうか。
罪悪感に刈られた俺は電話をすぐに切った。
すると、今まで我慢していた涙がますます溢れてきた。
電話を切って直ぐ、らっだぁから折り返しの電話がかかってきた。
しかし、こんな状態で出るわけもいかないので切った。
でも、らっだぁは何度も繰り返し電話を掛けてきた。
こうなったらっだぁはなかなか引かない。
それなら間違えて電話した、ということにしてらっだぁを引かせたほうが早い。
そう思い電話に出る。
「…も、しもし…」
『ぐちつぼ…どうしたの?』
いつも通りの優しい声色で尋ねてきた。
「ごめん、間違えて電話したわ、本当にすまん」
俺が平然を装ってそう言うと、らっだぁからがさごそと聞こえてきた。
やはり俺が起こしてしまったのだろうか。
なんてことをしてしまったのか。
『ぐちつぼ、…やっぱいいや、何でもないおやすみ』
ツーツーと電話が切れた。
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rdside
『…ごめッ、っ、まちがえ、たッ…』
電話越しでも伝わる声の震え、焦り、不安。
ぐちつぼに何かあったのだなと一瞬で分かる。
じゃなきゃこんな深夜に電話なんかしてこないだろう。例え間違え電話だとしても。
そこから俺はぐちつぼに電話を掛けまくった。
何回か切られたが、諦めたのか電話に出てくれた。
「…も、しもし…」
怯えたような声だった上に、少し声が枯れ気味だったのはさっきの電話からの数分で泣いていたのだろう。
『ぐちつぼ…どうしたの?』
俺は単純にぐちつぼが心配だった。
何があったのか。何にそんなに怯えているのか知りたかった。
でも、
「ごめん、間違えて電話したわ、本当にすまん」
ぐちつぼはいつもそうやって隠し通そうとする。
本当に悪い癖だ。何度いったら直ることか。
今までもぐちつぼには言い聞かせてきた。
自分一人で抱え込むな、と。困ったこととか辛いことがあったら直ぐに相談しろと。
それでもぐちつぼはわからないのだ。
ほんとに困ったものだ。
だから、このまま電話越しで説得しても無理だろう。
ぐちつぼの家に直接行くしかない。
ぐちつぼの気持ちを全部さらけ出して慰めよう。ー
俺はベットから立ち上がり、かわいい恋人の家にいく準備をした。
とはいえ、そんな時間かけてしまうと何するか分からないため最低限の準備をして家を飛び出した。
『ぐちつぼ、…やっぱいいや、何でもないおやすみ』
今から家に行くことを報告しようとも思ったが、引き留められそうだし、俺が家に付くまでにぐちつぼが罪悪感に刈られてしまいそうなため止めておいた。
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rdside
やっと家の前についた。
タクシーで来たとはいえ、あまり近い距離ではない。
少し時間がかかってしまった。
ぐちつぼは大丈夫だろうか。
ピンポーン
夜の静かな辺りに小さく無機質な音が響く。
…少し時間が経ったが出てきてくれない。
きっと宅急便かなんかだと思って、泣いたまま出れないとか思ってるんだろう。
こんな時間に家に来るのなんて俺しかいないのに。
そんなことを考えてる間もぐちつぼは出てきてくれない。
しょうがなく、俺が昔に貰っていた合鍵を取り出す。
恋人とはいえ、一応人の家ではあるから使うのは気が引けたが、出てくれないのならしょうが無い。
今はぐちつぼのメンタルを第一に考え、合鍵を使わせて貰った。
ガチャ
家には何度も来ているから、ぐちつぼが居そうな場所はわかる。まぁ恋人だしね。
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一旦切ります🙇
続きはいつか書くかも…
コメント
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続きが気になります!!!