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主人公...鳴嶋 陽菜子(なりしま ひなこ)
あらすじ
人生を諦めていた陽菜子は、ある日目覚めると死んでいて魔法が使える世界に転生?!でも魔法には霊が取り付いていて…
「あーあ、また落ちちゃったよ……」
現在、就活五連敗目の鳴嶋 陽菜子 26歳
親からは離れてひとりぐらしエンジョイ中!……
と言いたいところだが金欠で友達の家にホームステイ中という無様な姿の就活生です(;´∀`)
周りの同級生たちはみんな結婚したり就職したりして幸せな人生を送っているのになんで私だけぇ?!
落ちた理由は「声」らしい。
と言っても、声 に関する仕事をしたいわけではなく、今まで受けたものはみんな事務職だった。
私の声は他人からすると小さいらしい。なので点呼や重要なことを伝える際に、声が聞こえないと困るからだそうだ。
もうこの際自分なんてどうにでもなっちまえばいいのだ。
そう思っているとどんどん視界が暗くなって倒れ込んでしまった
「……ここどこ?」
気づいたら絵に書いたような景色が広がる天国らしきところだった
今思えば最近あまり食べていなかったので死んでいても無理はない。
「おぬしはどうしたい」
「……え?だれ?このハゲオヤジは」
「なんちゅう失礼なやつだ……私はこの地球という世界を操る神だ」
その神と言うやつは、自分の頭を気にしながら何かボソボソ言っている。恐らく髪の毛のことだろう……
「で、神様?名前はなんなのさ」
「……名前はまだない」
「夏目漱石かよw」
「創造神とでも呼んでおくれ」
「まあいい時間が無いから簡単に説明しよう。
この世には、知の世界 理の世界 無の世界
遊の世界 精の世界 がある。
今ワシらがいるのが、無の世界で、
要するに天国と呼ばれるところじゃ。」
と創造神は次々に説明をして言ったが、よく分からなかった。
唯一わかったのは1度死んだら転生するか無になるかの二択が選べるということだけ。
「じゃ、転生する」
「おぬし、どの世界に転生したいんだ?」
「前の世界とおなじ 知の世界 か、
実験を成功させないと知恵が得られない 理の世界、
今自分たちがいる、 無の世界 か
会話はできないが遊んで暮らせる 遊の世界
魔法が使える 精の世界
どれが良い」
「面白そうだし精の世界でお願い」
「わかったぞい」
そういうと私は倒れてしまった。
ただ少し聞こえたのは創造神の、
「アテンションプリィーズ?
お久ァ〜
1人今そっちに送るからよろ〜
え?アイプチがない?じゃついでに送るわ〜」
意外と流行に乗るジジイだった。
とりあえずこんな感じにしておきます(終)