乙烏
オメガバース(久々)
リクエストです!!ありがとう!!
※誤字脱字注意
乙夜「」 烏『』
この世界には体、心の性別だけではなく、もう1つ性が存在した。
それは、”α”、”β”、”Ω”。
それぞれ特殊な性質をもっている。
それぞれ割り振られた性がどれなのかを”検査”するのだが…
『Ω…』
俺はΩだった。
男女問わず、”発情期(ヒート)“というものがあり、αに理性をぶっ壊すフェロモンを発する。それを抑える薬もあるけど、効かんこともあるらしい。しかも、その発情期に性交すると、”孕む”というのだ。
『マジか、…』
完全にβやと思ってたのに。
そんな俺は、今、αの乙夜と付き合っとる。αは能力的に高く社会的立場も高いそうで、子どもができ辛い。
ちなみに、乙夜にこのことは言ってある。彼奴のことやし、何かあったら嫌やん。
今日は乙夜がダチと遊びに行くらしい。
「じゃ、なんかあったら連絡してね」
『おう、行ってらっしゃい』
正直、乙夜が出かけるのは不安やった。
ヒートが予定日より遅れているから。
いつもヒートが来たときは、乙夜に慰めてもらっている。
身体を重ねたことなんてなかった。孕むのが嫌やから。辛いけど、薬飲んで抑えて、自分でやることはやる。そんなんで済ませてた。
『…ッ、』
って、フラグになってもあかんし、考えんのはやめや。TVでも見て、気紛らわせたらええやん。
『録画してたドキュメント番組…見んの忘れてたな』
録画したものをいざ見るのって、若干怠い気がする。ドラマとか。
…彼奴、はよ帰ってけぇんかな、
───で、その時
心臓が大きく波打ち、身体中の力が抜けた。
『ッ、…?!//』
気抜いてた。”ヒート”や。
『は、ッ、はぁっ、…//』
兎に角、乙夜の部屋へと向かった。
“何時もより酷い気がする。”
頭の中真っ白になって、彼奴のことしか考えられんくなる。
『(乙夜…おとや おとや、…ッ/♡)』
手に握っているのは、乙夜のパーカー。俺がヒートきた時用に少し大きめのパーカーを買っていてくれた。超有難い。
『はッ、…/おとやの、におい、っ♡…//(ギュッ』
ヒートの時は、らしくない行動をしてしまう。
プライド<恋人 なんやろうな
『ッ、ぅ゛…薬、…//(探』
きれてる。1個もない。ちなみに電話はリビングに置いてもた。…俺もしかして終わった?
『ッ、はよ、かえってこいやぁ、…//』
烏を家に置いていくのは心苦しいけど、友達との約束、となれば出て行くしかない。
外で烏になんかあっても嫌だしね。
いや、家の中でも不安はあるけどさ。
烏の”ヒート”。
最近きてなくて、不安なんだよね。あ、薬あったっけ。帰りに買ってかえろ。
それに、なんかあったら電話してくれるしな。
でも、俺は謎の悪寒がした。
こういう時って結構当たるんだよね。
とりあえず家に帰ってみる。予定キャンセル。
『ぁッ、ぅ、は…//♡(扱』
あかん、…抜けらん、…/
『んッ…”♡(しゅこ、ゝ』
もう前だけでイけらんようになったんかぐらい。
『ッ…//』
後ろ、…とか、
なんでかはわからんけど、男も後ろで気持ちよくなれる的なのを聞いたことある。
『(おとやに、ッ、迷惑、かけたくないし、…//)』
『ッ、ふッ、ぅ、ん゛っ…//♡(グチュッ…♡』
ちょっとキツイけど…なんか…
『ぁッ゛、♡やば、こぇ、…/♡”♡”(グチュグチュッ』
気持ちい、……//
『ぁッ、゛っ、く゛♡なんか、でる、ッ…//』
身体が震え、俺のモノから白濁の液体が出る。
『はッ、ぁ、っ…//』
嘘やろ、…俺、男なのに、後ろって、こんな気持ちええんか、…/
なんとも言えない罪悪感に駆られた。
乙夜の服も汚してしもたし。
『ぉと、や、…/(服掴』
やっと家。走ったから若干汗かいた。服が肌に張り付く感覚が気持ち悪い。
「ただいま烏ッ…」
入った瞬間、甘い匂いがぶわっと俺を襲った。
「ッ、?!、//」
烏だ、俺がいない間にヒートがきたんだ。
「烏ッ、…//」
急いで2階への階段を登って俺の部屋へ向かう。
「烏ッ、…!」
『お、とやッ、…//?!』
いつも通りだけど、巣作りをした烏がいた。けど、今日はいつもと違う。
一人でヤってる、…?
「ごめんね、烏…辛かったでしょ、…(撫」
『ぅぁ、おとや、…ほんもの、の…//(ギュッ』
「一人でヤってたの?」
『ん、…/(頷』
ヒートの時の烏はいつもと違って弱々しい感じがする。可愛い。
「また何時も通り、手伝うだけでも大丈夫?」
『ん、ぅ…/(裾掴』
何か物言いたげな表情の烏。
「どしたの?」
『一個…我儘言ってええ、…?//』
「いいよ、?」
『”乙夜の、ほしい……”//』
「え?」
思わず呆けた声が出た。
烏が自分を自ら求めてくれた。今まで、孕むのが嫌、ということで身体は重ねなかった。正直俺も怖かったし。
「でも烏…孕むの嫌なんじゃないの?」
『たのむ、…もぉ、どぉなっても…ええから、…//』
そんな可愛い顔で言われたら断れるわけないじゃん。
そして俺は、烏と唇を重ねた。
「んっ、…/」
『ッぅ、ん、♡』
温かくて、柔らかい、はじめての感覚。
吃驚して、思わず口を開けてしまう。すると、ぬるっとした感覚の熱いものが入ってきて、口内を犯される。
『ん゙ッ、ぐぅ゙ッ♡”』
息をも喰われるような熱いキス。
唇が離れていくと同時に、俺はベッドへ押し倒された。
「ホントに…いいんだよね、?…//」
『おぅ、…♡』
「自分でヤってたっぽいから、もう入れても大丈夫?」
『ええよ、…♡』
自ら足を開く。
局部を晒す体制だが、恥ずかしいだなんて、今の自分はそんなこと考えられん。
「ッ”く……//♡」
乙夜がちょっと苦しそうな声を出しながら、俺の中へ腰を押し進めていく。
『ぁ゙ッ、♡゙…ゃ、ば、っ……~//』
熱い、めっちゃ熱い。今までに感じたことのないような身体中に広がる快楽。
怖い、恥ずかしい、──気持ち良い。
「動くよ、…?」
そう一言付け加えてから、自身の昂りを叩きつけてきた。
丁度”イイところ”に当たって、俺からはでないような甘ったるい声が部屋中に響く。
『ぁッ”ん、っ、~~?!♡゙//』
「可愛い、ッからすっ、かわいいよ…//」
此奴も自身を保ててなさそう。どっちもどっちやん。
快楽を逃がすためにシーツを握っていたが、乙夜に手を絡ませられて、もうおかしくなりそう。
『ぁ゙ッ、やっ、おと、ッ♡゙//ぃく、ッ、イッ~゙♡゙』
「俺もッ゙~//…!」
体内にあついものが出される感覚。すごい気持ちいい…なんも考えられん…
ぼーっとしながら意識を手放した。
数日後、あの時友達との約束を破ってしまった分、買い物に付き合わされた。
「うへぇ、…ただいま…」
家ってやっぱ落ち着くよね。烏もいるし。
『おっ、おかえり…//』
まさかの烏がお出迎え。嬉しすぎて爆発しそう。
「ただ~いま~どしたの?」
『あっ、あの…/』
顔赤らめちゃって。何か後ろめたいことがあるのかな。
「いいよ、なんでも言って?」
『その、怒らん?』
怒るわけないじゃん。愛する人なんだから……
『デキたかも…//』
「え゚?」
ℯ𝓃𝒹
コメント
5件
予定キャンセルして帰ってくるおとやくんやさしいいすぎるしなんといってもからすがかわいすぎですよぉぉ😭💕ほんと、かくの神級に最高に上手すぎです✨
神だぁぁぁ!烏可愛いぃぃぃい