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何色にも染まらないキミ

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白黒 第一話 キミとの出逢い

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2023年04月22日

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画像 白黒編 第一話 キミとの出逢い


悠くんの周りにはいつも誰かしらいれいすメンバーがいた。活動に対してだけは、深く考えてしまう彼のストッパーになるためだろうか。

そういう俺も、ストッパーを役割を担う、1人のメンバーだった。悠くんは、白黒組というよく組まされるペアの相方だったので、話をよく聞くことはよくあった。白黒組は赤組や青組に比べれば、人気は少ない方だった。青組、赤組はビジネス○○で売っているが、俺たち白黒組はありのままの自分を出せているところが白黒組の良さだと思っていた。しかし、悠くんは深く考えてしまうもので、「初兎の相方で俺はいいのか」だとか「俺のせいで初兎よ活動を引っ張っているのでは」だなんて涙目でずっと悩んでいた事を打ち明けてくれた。

しかし、憧れでもある悠くんと一緒にいるから俺は頑張れるんやでと伝えたところ、ニッコリと顔を緩んで喜んでくれた。もしかしたら悠くんの涙目をみたその時ぐらいから、悠くんに対するドス黒い感情が生まれ始めたのかもしれない。


明日は、ライブがある程度ひと段落付き、丁度俺と悠くんの休みが被った日だった。俺はせっかく休みが被ったのなら、最近は本当に悠くんと何処か行くのは中々なかったので、一緒に何処か行こうと思っていた。さて、どこに行こうかと悩んでいたところ、知りあいから貰った映画のチケットの存在を思い出した。確か悠くんの好きなSF系のジャンルだったので映画館に誘ってみる事にした。

個人ラインにて、明日、映画館に映画を見に行かないかと悠くんに伝えるとすぐに既読がついた。返信を待っていると、「了解!!楽しみにしとるな!!ฅ•ﻌ•´ฅ」と返信が返ってきた。俺は断られなかった事に安心し、続けて集合場所などを伝えた。

悠くんに抱えた友情だけでは表現しきれない想いを自分の中で全て丸め込み、友達として悠くんと明日遊びに行く事を決めた。


朝、起きると俺はライブで疲れた体に鞭打って映画館に行く準備をした。昨日ライブ後のストレッチを怠り、乳酸が溜まってしまったらしい、本当に足腰を痛めていた。しかし、今から悠くんと会えるという事実だけで元気が溢れ出てきた。お気に入りの服を着て、待ち合わせ場所まで歩いて向かった。

悠くんは初めて会った時から、活発な人だった。何があっても笑っており、人との関わりが多い人だった。第一印象はお兄さんという感じで、頼りがいがありみんなから頼られるような人物だと感じた。しかし、交流を深めていくと、本当は心が不安定で頼られるより頼りたいタイプの人だとわかった。今思うと、そんな悠くんの良い意味で可愛らしいギャップにやられ、普通じゃない感情を抱き始めたのかもしれない。

俺は待ち合わせ場所まで向かいながら、そんな悠くんとの出逢いを思い出していた。歩いて待ち合わせ場所に向かっていると、後ろから、誰か分からないが急に抱きつかれた。誰かと思い、困惑しながら抱き着いてきた人を見ると悠くんだった。

「へへっ!初兎〜?びっくりしたやろ〜(笑)!!」

そう、犯人は待ちに待った悠くんだったのだ。悠くんは正体をバラしたあと、俺の目の前に回り込み、前からもう一度抱きしめた。悠くんの俺を包み込むような優しい匂いと、悠くんの大きくてムチムチなおっぱいに俺の顔を押し付けられてしまったというふたつの事実によって俺は、心臓がドキドキしてしまった。

「ゆ、悠くん!?!?///どどど、どうした、ん!?///」

「ん〜?いや、初兎と久しぶりに出掛けれるな〜って思ってな。嬉しくて抱きしめちゃった。ダメやった??」

「え、いや、!?全然ええけど、、俺以外の男にはそんな事しないでな?」

「ん、了解!!」

可愛らしい表情でコテン首をかしげ、ダメか?と言われ、俺は悠くんを叱ることも出来なかったので、さりげなくその行為を自分だけの特権とする事にし、この事だけは目を瞑ることにした。

そもそもなんやねん、悠くんの理性が壊されるような甘ったるい匂いとふっわふわでムッチムチなえっろいおっぱいは、その辺の女の子より悠くんの方が平気でおっぱいでっかいとちゃうん??

俺が脳内でそんなツッコミをしていると悠くんがはよ行こ?と話しかけてきたので、どうこう考えるのを辞め、足早に俺たちは映画館に向かった。

映画館に向かいながら悠くんと俺は手を繋いだ。人が多くてはぐれてしまうという理由で繋いだのだが、横から見る悠くんは本当に綺麗だった。まさに綺麗という言葉は悠くんの為にあるだろうと思う程だった。そうやって悠くんに見惚れているといつの間にか映画館に着いた。


映画の上映までに時間が少しあったので、映画に関する商品を見たり、ポップコーン等を買って待っていると、上映開始の合図があったので上映ルームまで向かった。

映画の内容はSF映画。そう、サイエンス・フィクションなのだ。サイエンス・フィクションとは化学が進んだ未来の社会など、空想的なお話。ここまで言えば僕たちがどんな映画を見ているか分かりますよね?

そうですドラえもんでございます。皆様大好きドラえもんでございます。

悠くんは感動モノの映画が大好きなので感動作品ドラえもんはドストライクのようです。内容は安定の感動モノでした。ドラちゃん可愛いね。

「なぁなぁ、初兎。」

「どしたん?悠くん。」

「マッジでヤバかったなこの映画。マジで来てよかったわ。誘ってくれてありがとうな。」

「いやいや、全然ええで。悠くんが喜んでくれて俺も嬉しいわ」

見終わったあとに映画の感想を言い合ったりしながら歩いていると、何時の間にか悠くんとはぐれてしまったのだ。混雑する時間も時間であり、どこに悠くんがいるのか分からなくなってしまった。こう言う時は、落ち着いて電話をかけるべきだろう。そう思い、LINEから電話をかけたが、電話は繋がらなかった。もしかしたら悠くんは映画を観たあと、まだ電源を入れなおしてないのかもしれない。

何故だか胸騒ぎがしたので、俺は早く悠くんを探し始める事にした。

探し始めてからどれくらいの時間が経ったのだろうか。少し走り過ぎたのでバテてしまった。やはり、普段家に閉じこもっているのは良くないと感じた瞬間だった。休憩がてら、近くのトイレに向かうことにした。

近くのトイレに行くと、男子トイレから、何やら女性の声がした。男子トイレから女性の声とは?と不審に思ったので見に行くと、見知った男が3人程の女性に取り囲まれていた。

「ゆ、悠くん!?!?」

「しょ、初兎、、///」

悠くんの状態は着ていたシャツがはだけており、涙目、赤面、上目遣いだったのだ。

俺は、大切な悠くん、、、大好きな悠佑が全くの赤の他人である女に好き勝手されるのが俺は許せなかった。

「ちょwww、アンタ誰よ、残念だけどアンタはこの輪に入れさせてやらないわよ?」

「、、、ッ悠くんから離れろッ、」

「なんで??(笑)こんなに可愛い子捕まえたんだよ?そう簡単に手放すわけなくない?」

「ここッ、、男子トイレですよね?警察に電話しますよ??嫌だったらとっととその子から離れてください。」

俺の悠くんを勝手に好きなように扱い、怒りが爆発しそうになった。

怒りで正当な判断が出来たかは分からく、その時の記憶はほとんど断片的にしか残っていなかった。気付いたら俺は悠くんの腕を掴んでいた。

悠くんと目を合わせていると、自分の体が熱くなってきたのがわかった。こんなにも自分を制御出来なくなったのはここまで生きてきて初めてだ。本当は愛しの人を了承を得ずにこんなことはしたくなった。でも、大好きで大好きで堪らない悠くんが、女性に怯えた姿、俺にだけ見せてくれる安心しきった姿、そんな姿を見せてくれる、そんな事実に俺は喜んでしまい、己の欲に正直になり力任せに近くのやっすいラブホに連れ込んだ。


ベットに俺は悠くんを無理やり押し倒し、キスをした。理性が壊れた俺に優しいキスなんて出来るはずもなく、雌だけを求め、舌を強引に絡めわざと音をたてるような激しいキスをした。その間に俺は悠くんのズボンだけを下ろし、こんな姿も俺だけにしか見れないという優越感に浸った。もちろん、俺もベルトを外し、ズボンを下に下ろした。悠くんの可愛らしいアナは随分とユルユルで、俺の今まで見た事ない程勃起したブツを慣らさずともに簡単に受けいれそうなほどだった。

俺は早く悠くんと繋がりたい一心で、悠くんのアナに腰を打ち付けた。激しく腰を打ち付けると、悠くんは甘い喘ぎを発した。男にしてはあまりにも可愛い声で、俺の欲をかきたたされた。

「ッ悠くん ッッ ♡だすで ッ ♡ええよな?♡ ♡」

「んぅ,ッッ♡,♡初兎ッなら、ぜんぶ” 出し”て”“え えで??♡ ♡ ♡/ /」

俺は己の欲をぜんぶ悠くんの中に全て出して、最後にキスをした。悠くんを離さないという意志をハッキリとし、悠くんも俺にキスを返してくれた。

因みにだが行為が終わった後、悠くんはホテルにあった和服を来ており、めちゃエロかった。

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コメント

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ユーザー

アニキの和服姿見てぇなぁ

ユーザー

すげぇな...雄っぱいは黒くんどんだけあんだよ... はだけた姿を拝みてぇ...(* ̄ii ̄)ハナジブォォォ

ユーザー

※割と今回ふざけ散らかしました。

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