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入間「なぜ，こんなことに……」
アズ「いっしょに中庭へ放りだされましたね……」
アズ君はそう云って頭を抱えた
あの後，暴走するクララちゃんに困った先生に後は任せたと一緒に放り出されてしまったのだ
クララ「入間ち，アイち，アズアズ！なにして遊ぶ！？」
クララちゃんは叱られても気にする事なく，芝生の上でバタバタしている
クララ「いろいろあるよ！トゲトゲボール！ガブガブ絵本！血みどろ家庭崩壊魔々ごとセット！」
え，最後恐ろしいのが聞こえたんだけど
クララちゃんの傍には何処から現れたのか，色々な遊び道具がずらりとあった
トゲだらけの鉄球。キバの生えた良く分からない絵本。斧。ダイナマイト，チェーンソー。トラバサミ
悪魔の遊びってこんな感じなの？！やだ怖い！！！！！！
クララ「決めた！魔々ごと！」
アズ「入間様！アイ様！逃げましょう！」
あ，この様子じゃこんな感じゃないんだね…
アズ君は入間の腕をひこうとした
クララ「入間ちは，ペットのイヌの役だよ。お願いね！」
入間「わん！」
アズ「入間様！？」
入間はお願いされると断れないから…
クララ「アイちは夫の役やってね！」
『え？！うん！！』
いや待ってアタシが夫役！？
クララ「私は妻の役！アズアズは，私の夫の不倫相手役ね！」
おお，不倫相手役……って，それだったらアタシクソ野郎じゃん！！
アズ「ふざけるな！やるわけがないだろう！
そもそも，入間様がペットなどと……」
入間「いいよ，いいよ。いっしょにやろ，アズくん！」
『やってみれば案外楽しいかも…！』
アズ「______さっさと別れなさいな，この駄妻がッ！」
俺達に誘われたアズは秒で魔々ごとに加わった
そして演じるのが上手い！！
クララ「どりゃー！」
アズ「なにをするか貴様ッ！オノを振るなッ！」
クララ「修羅場，修羅場！
血みどろ家庭崩壊魔々ごとセットはね，妻と不倫相手が夫を取りあって，コツニクの争いをくりひろげるんだよ！」
アズ「教育に悪すぎる！もっと，健全な遊びを……」
血みどろ過ぎる…
入間「配役にネコが足りないんじゃ……？」
アズ「入間様！そんなまじめにつきあわなくても！」
クララ「じゃあ，コナーがネコ！
はい，ごあいさつ！」
入間「はは。よろしく……って，手，叩かれた！これ，スリッパじゃないの！？生きてる！？」
…なにそれ怖っ
クララ「アズアズー。夫が来たよー。不倫！不倫！」
訳が分からない侭アタシ達は遊んだ
詳しい内容は……教育に悪すぎるので，此処では控えるね
まぁ，とにかく疲れたとだけ言っておこう
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