まふまふside
最近、そらるさんが構ってくれない。
どうして?
昨日だって僕を差し置いて他の人と遊びに行ってしまった…。
僕のことはどうだっていいんですね。
でも、僕はそらるさんのこと愛してますよ?
何から何まで知ってます。
部屋に監視カメラだってつけましたし、
スマホにGPSもつけました。
…今日は久しぶりに予定が合ったので僕の家で遊ぶ約束をしていましたね。
可愛いそらるさんを早くみたいです…♡
そらるside
最近、まふが怖い。
こちらのことを見透かしたような言動をしている。
この前だって…。
いや、思い出すのはやめておこう。
今日は確かまふの家に遊びに行く予定だったな、早めに行くか。
俺はまふの家に行く準備をする。
…誰かに見られている気がする。
それも、ずっと前から。
まふに相談してみようかな。
まふまふside
ピンポーン
「はーい!」
やっときてくれた…僕のそらるさん。
今日はおうちに返しませんよ?
「おー、ちょっと早かったか?」
「そんなことないですよ、むしろ嬉しいです!」
そんな会話を交わしながら僕はそらるさんを家の中に入れた。
「まふ、ちょっと相談いいか?」
そらるさんが僕のことを頼りに…!
「いいですよ、どうかしました?」
「あ、いや、大袈裟とは思うんだけど…。」
大袈裟…?そらるさんは一体何に悩んでるのでしょう…。
「一日中誰かに見られている気がして…。」
「!?た、大変じゃないですか!もしかして…、ストーカーかも!?」
そらるさんの口から出た言葉は、僕の行動そのものだった。
どうやら、僕の仕業だとは気づいていないらしい。
そんなところも可愛いですね…。
「どうしたらいいんだ…?」
「下手に動いても意味ないんじゃないですか?まだ監視されてるって決まったわけじゃないですし。」
実際、ストーカーをしているのは僕なので探せとは言えない。
「そっか、じゃあ気にしないことにするよ。」
そう言ってそらるさんはスマホに目を落としてしまった。
20分後…
僕の家に遊びに来ているというのに、そらるさんはスマホばっかり見ている。
ちょっとお仕置が必要みたいですね♡
「そらるさん」
「ん?どうかした?」
何も分かっていない顔でこちらを見るそらるさんはやはりとても可愛かった。
「…僕の家に来ているのになんでスマホばっかりなんですか。」
「え?あ、ごめん。」
「そらるさんは僕の物なのに…」
「…え?」
僕はそらるさんの首に手をかけた。
「!?ま…ふぅ”っ、ぐる、苦し…」
「理解してないそらるさんが悪いんですからね…♡」
「あ”っ、かはっ…っや、め…でぇ」
ドサッ
そらるさんはソファの上に倒れ込んだ。
可愛い…
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い
これからも僕のために鳴いてくださいね…♡