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「あぁー、今日も疲れた。ラーメンでも食べるかなー。」
お腹が空いた。だから、俺は近くにあった新しいラーメン屋に入る。適当な席に着いた後、俺は店内を軽く見回してみる。店内からは慌ただしく動き回る従業員の足音、調理場からはカタカタと音が鳴…あれ?誰もいない?すると奥の方から、声がしてくる。
「「いらっしゃいませーー!!!」」
バンッ!気づけば俺は思いっきり戸を閉めていた。
なん…なんなんだあれは!俺の目の前には、屈強な男3人衆がメイド姿で出迎えていた。Ilove youと書かれていた。吐き気がした。そして、その中に一際大きい体をしたごついサングラスを掛けたカツラがずれているおっさんがいた。おそらく、店長だろう。とりあえずここはやめておこう。危険だ、間違いない。とっとと、ここからはおさばらだ。あれ?財布が、ない……
「お客様、1名入りまーす!」
「違います。」
「えっ、違うんですか?」
「それより席に財布が無いんですけど。財布見ませんでしたか?」
「財布?見てませんよ。」
あれ?おかしいな。
「そうですか。では、失礼します。」
そして、俺は帰ろうと戸に向き合った時、目の前を犬が通る。口に羊革が含まれている。諭吉も含まれている。え?
ワン!
えっ?
犬に店長が近づく。
「おぉー、どうしたおめぇー。まーた美味そうなもん食ってんなー。」
えっ?犬って雑食だったっけ?
ワン!
「ワン!じゃねぇよ!何してくれてんだクソ犬ー!」