TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ラーちゃん

一覧ページ

「ラーちゃん」のメインビジュアル

ラーちゃん

2 - 第2話 落とした物は思いがけず帰ってくる。

♥

7

2024年04月28日

シェアするシェアする
報告する

「はっはー!これはすまねぇ、ちくわが悪いことしちまったなー!」

「ちくわ?なんですか、それ。畜生ワンコロを略して畜ワですか?」

「…。なんちゅう名前を付けてんだ……。」

「事実じゃないですか…。な、畜ワ。」

ワン!(がぶり)

「この犬。まじで雑食だろ。今度は人の頭をかじり始めたんだけど…。」しかも、店長は……

「よくやった。ちくわー!!」なんか、この畜生をめちゃくちゃ褒めていた。腹立たしい。というか、だんだん痛くなって来たんだけど!離せー!

俺は力づくで頭から外そうとした。しかし、この畜生はビクともしない。

「畜ワ!やめるんだ!お前はこんな物を食べて美味しいのか?さっきの財布もそうだ!?お前は!お前は!!このままの食生活でいいのかー!!!」

<聞こえているか?貴様の声届いたぞ。>

<!?>

<私はmtaku3星から来た者だ。>

<頭の中に声が流れてくる!?>

<野暮用で地球にやってきたのだが、記憶を失ってしまってな…。長年、この星でちくわとして生きてきた。しかし、今!とうとう思い出したぞ、貴様の不味い血を吸って今思い出したのだ!血の味を!地球の侵略を!再び開始する!!覚悟しろ!!人間共!>

<はぁーー!>

<行くぞ!相棒!>

<誰が相棒だ!>

<類は友を呼ぶというとは正にこのことだな。まさか、同じ軍長クラスの人間に出会えるとは。 いや、待て。これは…。ん?ギャルゲー、>

<なんだよ…。>

<悲しい男だな、お前。>

<うっせんだよ!人の記憶覗きみてんじゃねぇよ!変態が!>

<まあいい。背に腹はかえられん。協力しろ。>

<なんでだ!協力してやる義理はないぞ。 >

<諭吉が友達連れて帰ってくるぞ。>

<よし、まずは話を聞かせてもらおうか、相棒。>

この作品はいかがでしたか?

7

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚