忙しいしてた倉田陸、
私はアパートを探してた。
たまに葉山正輝さんが連絡をくださって。
「見つからないなら俺のアパートに来ないか」
「でも御迷惑かけます」
「迷惑?…俺の方が迷惑するなら良いが?」
「ウフフ葉山さんに迷惑かけますって」
「病院にこれから行ってきますね」
「終わったら連絡よこしなさい、迎えに行く」
「ありがとうございます笑っ」
迎えに来てくれた。
「真理恵さん順調なのか?」
「はい笑っおかげさまですよ」
病院で見かけた。
お兄さん…葉山のおじ様だよね…
あの人お寺で倒れた人だ…
お腹を撫でてた所を見られた。
「おじ様~!笑っ」
「朱里さん…洸君…」
「あ、お嬢さん達久野さんのとこのこの度は御迷惑かけましたね」
私と葉山正輝の顔を観てニコニコしてた。
「お兄さん帰ろ笑っ」
「待てよ!朱里~」
「誤解されたかな…」
追いかけた葉山さんが
「真理恵さんまたご連絡します!タクシー使ってください!」
病院前で俺は胃潰瘍出来たのか。大学病院に来てた。
車で出てきた葉山?…
「ラッキー笑っ」
「和尚に言うなよ!」
着信がかかった。
はい…葉山です。
「目の前で停めろ笑っ」
「倉田さん…」
笑ってた顔をしてた。
タクシーが入ってきた。
「どうしました?…」
「胃の調子が良くない」
「ならピロリ菌検査した方がすよいでしょ」
「おじ様サクロン聞くわよ」
「おばあちゃんがまだ病院で検査中だから顔を見せてあげてね」
「了解だよ笑っ朱里さん」
ブッブーッ
第一交通のタクシーが
「倉田さん危ないですよ笑っ」
ヨッ南部さん笑っ
女性が乗ってた。
ちらりと見たら真理恵さんだったが気付かずタクシーが立ち去ってた。
失敗した…
会えるよな…
検査を受けず…
自分の車に行き帰ってしまってた。
俺不運続くのか…
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