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〜向井side〜
いつも通りに仕事して奴らと戦ってって過ごす日々…。さっくんたちも戻せずに時間だけが過ぎていく…。
そんなある日、仕事場に向かって楽屋に着いたら不穏な空気が…
俺は楽屋の隅で小さくなってるめめとラウールのそばに行った。
話を聞いたらふっかさんとしょっぴーが喧嘩しとるらしい…
けどその原因はとても信じられへんかった…
渡辺「…お前最低だな…」
深澤「…それはこっちのセリフなんだけど…」
岩本「………….。」
しょっぴーとふっかさんは今日2人ともオフやった。その時にお互いが電話で「もう戦うのは止めよう」見たいた事を言うたらしい…
そしてふっかさんは照兄にもかけたらしくて…。
それで事務所に来て直接会ったら今度は2人とも言うてないって言い合っとる。そして照兄は2人のそばに黙って座ってる。
…けどおかしない?ここまで頑張って来たのに急にこんなこと言うわけないし、そしたら今度は言ってない!って譲らんし…
向井「…なぁ、それ奴らの所為やない?」
目黒「…うん。俺とラウールもそう思ってるけど…」
向井「…あぁ。」
俺は直ぐに奴らの所為やと思うてめめに聞いてみるとやっぱりやった。
…あんなに苛立っとる3人に声なんかかけられへんよな…
けど冷静に考えたら分かることや…
戦いを止める言うことはこの世界を闇で支配されて滅ぼされてもええって事やし、さっくんと阿部ちゃんと舘さんを助けずに見捨てるって事や…
そんな事ふっかさんもしょっぴーも言うはずがあらへんのに…
…それに電話越しなら顔も見えへんやろ…。もしかしたら奴らがふっかさんとしょっぴーに化けてたって可能性もある…
…なんでそんな当たり前のことが分からへん ねん…って思ったけどメンバーから突然そんなこと言われたら戸惑って信じてしまうのも分からんくもないんよな…
けど長い間ずっと一緒やったんやないのか…
渡辺「いい加減にろよ!認めろ!お前は戦わないんだろ?」
深澤「それはお前だろ!」
岩本「…2人とも場所を考えろ。」
声をかけたくてもますますヒートアップしていくふっかさんとしょっぴーの喧嘩にとても声だしなんか出来へん…
照兄の声も普段とは違う低く冷たい声…。 怒っとる…。その声を聞いて俺はますます身体が動かなくなる…。
…弱いな…俺は…。
仲間が間違った道を進んどるのに声をかけることすら出来ない自分が嫌になってくる…。
さっくん達が居ってくれたらきっと3人のこと止めてくれたはずなのに…
ラウール「……………….。」
ラウールはもう泣きそうや…
渡辺「…もういい。帰る。」
ラウールの姿を見て怒りは収まっとらんけど気まずさを感じたのかしょっぴーが出て行った…
深澤「…俺も行くわ。1人で戦ってやる…」
ふっかさんも出ていく…
まだ奴らの強さはなんも知らんのに1人でなんて戦ったらどんな目に遭うか…
目黒「…康二、今は…」
ふっかさんを追いかけようとしたらめめに止められた。
…せやな。時間が経ったら冷静になって間違いを分かってくれるはずや。
岩本「…悪かった。」
照兄は俺らに謝ってくれて…。けどそのまま帰って行った…。
目黒「…とりあえずさ、3人に掛かってきた電話の声を調べようよ。俺たちは奴の声だって思ってる。だからそれを証明して3人に聞かせよう。」
向井「…うん。奴らの思い通りになることは絶対にアカン。」
目黒「…分かってる。」
ラウール「…うん。」
奴らの狙い…。おそらく俺らの絆を壊すこと。嘘の電話を流し喧嘩させて中から崩れさせようとしとる。…奴らにとっては闇をもっと集める為には邪魔者やからな俺ら。
ラウール「…俺がやるよ。パソコン使って。」
ラウールが調べてくれるから俺らはラウールの家に向かった。