注意⚠️第2話には少しショッキングな内容を含みます。予めご了承下さい。
俺は青木 龍(あおきりゅう)。
幼馴染の星崎 優里(ほしざき ゆうり)を光公園に呼んだので、今優里を待っているところだ。
俺は緊張している。優里を公園に誘った時、緊張は伝わってなかっただろうか。
など色々なことをずっと考え、優里を待っている。
「はー、優里いつくるかなぁ…。」
キキィィィーードンッ…
なんの音だろう?車の急ブレーキの音に聞こえる。
俺は音のした方に向かう。
「えっ…。」
音のした方に向かう途中、見覚えのある靴がある。
(優里の履いている靴に似ている…。)
嫌な予感がしながらも、音のした方に向かう。
「え…。ゆう…り?嘘だよな?優里!?優里!!??」
俺が見たのは…車に轢かれた優里だった。
「俺が、俺が公園に誘ったからっ…。ごめん、ごめん優里……。」
周りの人が救急車を呼んでいる。頼む。助かってくれ…と願い続ける。
「あ…。」
と声が聞こえる。
「優里!?優里っ…大丈夫か、!?」
「あ…龍。ごめ、ん、ね…。公園、さそ、てくれた…の、に…。」
「そんなのどうでもいい!優里…っ死なないでくれ…!!」
「も…むり、か、も…。も、とりゅうと、一緒、にいたかっ……。」
「優里!?優里!!優里ッ……。」
優里の声が途絶える。意識も…なさそうだ…。
救急車が来る。頼む…助かってくれ…!!
「すみません。この方の知り合いですか?ご同行ねがえますでしょうか。」
と、救急車から出てきた人に声をかけられる。
「はい…。」
病院につく。優里は手術室に運ばれていった。
「龍?大丈夫だった?」
と、声をかけられた。お母さんが来たのか。
「俺は大丈夫だったけど…優里がっ……。」
「……」
手術室から医師が出てくる。
「優里は…優里はどうなったんですか!!??」
「残念ながら…」
と言いながら医師は首を振る。
「そ、そんな…ッ…。」
俺は膝から崩れ落ちる。
家に帰ってからも俺は何もする気が起きなかった。
(俺が公園に誘わなければ…。優里は…あんなことには…っ。)
気分を変えようと思い、外に出る。
「あれ…?これは……?」
ー第3話に続くー
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