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nmmnです
本人様とは一切関係ないです
お名前をお借りしています。
苦手な方は自衛お願いいたします。
・ruri kynm
・軽い触れ合い(🔞)
・軽い喘ぎ声
👻🔪『』
💡「」
⸻
画面には、薄暗い部屋の中で笑い合う二人の姿が映っていた。視聴者数は数万人を超えていて、コメント欄は絶えず流れている。
「はいっ、じゃあ今日はこのへんで終わりにしよっかな〜!見てくれてありがとー!」
ライがピースをしながら画面に向かって笑う。その隣ではロウが腕を組みながら、ふっと微笑んだ。
『じゃあな。夜更かしすんなよ』
配信のエンディングBGMが流れ、画面は暗転――したはずだった。
だが、配信は終わっていなかった。
まだ赤く点灯していることに、二人は気づいていない。
「……ねぇ、ロウ」
『ん?』
「今日も楽しかったね。お疲れさま」
ライはふにゃっと笑って、ロウの肩に頭を乗せた。軽く汗ばんだその首筋に、彼の鼻先が触れる。
『おい…カメラ切ったのか?』
「えへ、ちゃんと終わったよ。たぶん?」
『“たぶん”ってなんだ、“たぶん”って』
ロウが肩をすくめながら、ライの顎を持ち上げる。すっと目が合う。ロウだけに甘くほどけていた。
『……なぁ、ライ』
「なに〜?」
『我慢してんの、そっちだけじゃねぇからな』
「……んっ、ロウ……」
くちびるが重なる、やわらかく深く。舌が触れ合うたびに、ライの体が小さく震える。キスの合間、彼の喉からふっと甘い息が漏れた。
「ぁ、……ロウ、ちょっと……待って、」
『もう、声出てんだろ。俺のせいにすんなよ?』
ベッドの軋む音、シーツがくしゃっと鳴る音――そして、
「んっ……ロウ、そこ……だめ、マイク……」
『ん?なんだよ、聞こえてんのか?』
「やっ……もう、だめっ……切れて、ない……かも……っ」
その瞬間、コメント欄が爆発的に動き出した。
【ん?今の声、ライくん?】
【ロウさん、今ライくんって……///】
【あれ?配信終わってない!?】
【ガチすぎる……(震)】
【キスしてなかった???】
【喘いでたよね??????】
『あっ……やっべ、これ……』
『……ライ、マイク、切れ……!』
「うぅ〜〜〜〜!バレたぁぁ〜〜〜〜〜!!」
⸻
配信は、その夜伝説の回となった。
二人の関係は、その後あっさり公認になり、
次のコラボ配信ではロウがライの頭をぽんぽん撫でながら、
「こいつ、俺のなんで」と言い放ち、コメント欄が燃えたのだった。