居間に行った帰り、廊下を歩いていると家に帰って来た独にばったり出くわした。
「あ、おかえり。その二人が独の主さん?」
驚きつつもいつもの冷静さをたも保とうととっさにすでに知っている事を質問した。
「ただいま。そうなんだ。可愛いだろ」
独は鼻を高くして、自慢するように言った。
「うんw可愛いね」
笑いを堪えきれなかった。
「にしてもどうしてこんな時間に起きてんだ?」
ふと質問されて驚いた。
「それ聞いちゃう?」
「駄目なやつか?」
駄目、なんて答えたら怪しまれるよな。悪夢の話なんて、できないよな。
そうだ!同人誌描いてたってことにしよ!
「別にそんなんじゃないけどさ。ただ、同人誌描いてたら喉乾いちゃって、ちょっと居間に行ってただけ」
ケロッとした感じで、出来るだけおちゃらけた感じでうちはそう言った。
「今度、うちと主様の集大成の同人誌読む?」
何気なく独にそう聞くと、「遠慮するわ」って即答された。
短くてすいません。