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私立総合研究高等学校

その学校はとある理由で共学から女子高へと変わった。

その理由とはすべての生徒が女子になったからである。そしてそれと同時に倍率が跳ね上がり、偏差値が急上昇した。

そのすべての原因となったのが、新校長である中川竜斗。数多くの女を惚れさせ、惚れた女がその高校に入ろうとした結果こうなった。

これは私立総合研究高等学校、総研高校の中では異端な一人の女と、世間一般から見ても異端な女の昔話。


入学式翌日(土):街

山野智叡(昨日は色々疲れた。幸い今日は休みだし、どこかでゆっくり、━男装ホスト、か。)

スタッフ「いらっしゃいませ。ご指名いたしますか?」

智叡「初めてなんですけど、大丈夫ですかね。」

スタッフ「では年も近そうですしあちらの子なんてどうでしょう。」

智叡「では、それで。」

希朝聖華「初めまして。聖華って言います。少し疲れているみたいだけど、大丈夫?」

智叡「聞いていただけますか?」

聖華「もちろん!」

智叡「私、昨日高校の入学式があって、完全に偏差値というか、頭の良さで決めたんですけど、その高校がおかしくて、みんなイケメンな校長先生目当てで来てるんです。入学式は自由な時間はみんな校長先生のところに行っていて、馴染めなくて。すっごい疲れたし、そこでやっていける気がしないんです。」

聖華「きっと最初だけだと思うよ。誰だって最初は馴染めないものだよ。それに、少し経ったらみんな落ち着いてくると思うよ。校長先生にいつでも会いに行ってたらそれこそ疲れちゃうしね。でも、ちょっと辛かったらいつでもここに来ていいよ。僕ができることなら何でもしてあげるから。」

聖華(すっごい寄り添ってくれて、ホストに通う人の気持ちがちょっと分かったかもしれない。)

智叡「ありがとう。入学式なんて元々不安なのにみんながおかしくて辛かったんですけど楽になりました。少しも頼まないのもアレですしそろそろ何か頼みますか。もっと話したいですし。」

聖華「無理に頼む必要なはいけど、確かに話しすにしても飲み物くらい欲しいよね。メニューあるけど、どうする?おすすめはこれなんだけど。」

智叡「ではそれを二つお願いします。一緒に飲みましょ。」

聖華「かしこまりました。」

このあと一時間程度話した。何か聖華さんが最初と比べて丁寧になった気がしたかも知れない。

異端な二人の昔話

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