テラーノベル
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私のことを長く眺めてから女の子が喋りだした。
「あんた、誰?」
「えっ、あっと、2年3組の霜月遙華です、。」
「えっ・・・あんた2年!?」
あーよく言われる。身長148センチだからね(笑)
「あっ、はい、。身長低いのでそう思われるかもなんですけど、こうみえても3年です。」
「へぇー。あたしは2年1組の阪本風華!よろしくね。ってか、なんて呼べばいい?」
阪本風華と名乗ったその女の子は明らかにぎゃるで地元でも不良として有名だった。
「何でも・・・」
「おけー。てか遙華なんでこんなとこいんの?あーしもだけどw」
「・・・いじめられててさ、もう限界だったから抜け出してきた。」
「なるほどっ。なんかごめん。あーしはねぇ〜、いじめじゃないけっどさ、家族仲で悩んでるんだ。でもね、ここの屋上から見える景色がさいっこうに綺麗でさっ授業抜け出してでもよく
来てんだw」
そういったニヤッと笑った風華の顔は冗談抜きで天使のようにふわっとしていて、消えてしまいそうに儚くて、可愛い笑顔だった。
「ねぇねぇ、遙華。」
「ん?」
「あたしと友達になってよっ!」
「えっ、いいの、?」
「何が?w遙華みたいな友達さいっこうじゃん!可愛くて優しくておもしろくてw。
むしろ私からお願いだよ〜w」
そう言って風華はふわっと笑った。正直、最初は風華のことを怖いと思ってた。でも実際話すと優しくて、かっこよくて、可愛くて、勇気がある人なんだなって思った。この子なら、少しだけど信用できるかもって思った。だから、
「もちろんっ!!」
久しぶりに心からの笑顔でそう答えた。
「えっ!!まじ!やったっぁ!」
無邪気に喜んでいる風華は世界の誰より可愛く見えた。
「あっ、てかさ、遙華ってお嬢様?w制服着ててもわかるほどなんか、お上品っていうか。あったときから思っててさw」
「えっ??。一応?」
「なんで疑問形wでも確かに納得の容姿だわw」
「えー絶対ないけどありがと(笑)でも私なんかより断然風華のほうが可愛いよ」
「うれしっ(笑)」
風華は少し顔を赤くして照れながら答える。
風華の話情報量多すぎてついてけない(笑)
「あっ、そーだ!今日さみんなで放課後遊ぶんだけど遙華も来ない?てか来て!!」
正直嬉しかった。そういってもらえたのも。けど、風華以外の子たちと仲良くないしなぁ、。
「んー…嬉しいけど、さ、風華以外の子たちとそこまで仲良くないからぁ、。申し訳ないっていうか」
「あーね。でも大丈夫!なん遙華に何かいったらうちがぶっ倒すからwそれでも嫌だったら全然大丈夫だよ!」
しばらくの沈黙
「いこっかな、!」
悩んだけどせっかく誘ってくれたんだし行くことにした。それから風華といろんな話をして、あっという間に時間は流れた。
コメント
9件
えええ好きですぅ!! ほんまにこれ書いたん?? うまいな~!