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その日は仁人が遅入りの日だった
in楽屋
別に変わったことはない、ただなんとなく違和感があった
その違和感にいち早く気づいたのは勇斗だった
勇「ねぇー、今日仁人は?」
舜「あれ?仁ちゃんまだ来てないん?」
太智がスケジュールを確認しながら言った
太「今日吉田さん遅入りの日やな、あと30分したら来るわ」
柔「、、あと30分か、」
太「吉田さん来るまで新曲の立ち位置とか移動の確認しとくか」
勇「そうだな、確認しよ」
舜「おっけ〜」
柔「おけ」
立ち位置の確認をしている時、
舜「なぁ、この時ってさ、立ち位置ここで合ってるっけ?」
柔「いや、前ここじゃなかったっけ?」
太「あー、あかんわ、ど忘れしてもうた」
柔「俺も」
勇「仁人いたらすぐ終わるのに」
太智、柔太朗、舜太
「それな」
移動確認の時も、、、
太「この順番でいいよな」
舜「前回俺が勇ちゃんより前やったで」
柔「俺は一番最初だった」
太「そうだっけ?」
勇「これ仁人案件すぎるだろ」
舜「もう〜仁ちゃんまだなんー?」
いよいよ集中が切れた太智が
太「なぁーもう休憩しやん?」
勇「そだな、休憩するか」
柔「はーい」
舜「やった!休憩ー」
勇斗が無意識にいつも仁人がいる場所に目を向けた
勇「仁人まだーー?」
舜「あと10分もあるでー」
柔「10分?!長っ」
太「俺さー、30分なんてすぐ過ぎるやろとか思ってたけど全然そんなこと無かったなー」
柔「それ俺も思った」
勇「てかさー俺ら仁人いなかったらなんにもできないよな」
太「うん、なんか思うようにいかんねんな 」
柔「わかる、それほどよっしーの存在が偉大だってことだよねー」
舜「なんかー安心担当みたいな?」
太「そう!それ!!仁人いるだけでなんか違うんよな」
柔「なんか大丈夫って思える」
勇「俺はずっと思ってたけどな」
太「仁人マウント大丈夫でーす」
柔「いーや、俺が最初に思ってたね」
舜「いや、俺やな」
勇「俺が一番最初でーす!一番仁人のこと知ってるから」
太「俺も負けてないけどな」
仁人の取り合いで盛り上がってたその時、
仁「おはよー」
一斉に声がした方に目を向けた
その瞬間、楽屋の空気がガラッと変わった
勇「お!仁人ー!やっと来た」
太「吉田さん!遅いってー!!」
柔「よっしー待ってた」
舜「仁ちゃーん!やっと来たな!!」
仁「みんな一斉にどうしたの?笑笑」
勇「いやー、今日仁人遅入りだったからみんなで立ち位置とか移動確認しよーって言ってたの、でもなんか上手くいかなくてさー」
太「立ち位置も分からんなるし、移動の順番も分からんし」
柔「全部思ったようにいかなくて、よっしーの存在って偉大なんだなって語り合ってたとこ」
舜「そうそう!仁ちゃんの存在は偉大なんやから自覚してや」
仁「そんなことないでしょ」
勇斗、太智、柔太朗、舜太
「そんなことある!!」
「えぇ、そうなの??」
仁「じゃあこれからはちゃんと遅入りの時は事前に報告しようか?」
勇「そうして」
舜「うん!いいね!!」
柔「共有大事」
太「それだけでも全然違う」
仁「わかった、今度からそうするよ」
仁「じゃあ早速立ち位置とか確認する?」
舜「うん!する!!」
勇「仁人来てから舜太一気に変わったな笑」
柔「それな」
太「まぁ、分からんくもないけど」
勇「やっぱ安心するんだよなー」
仁「早くするよー」
勇「はーい」
その後はとてもスムーズに進んだ、立ち位置や移動の確認の時も迷うことはないしみんな楽しく進められた
この時みんなは思ったのであった
勇斗、太智、柔太朗、舜太
「やっぱM!LKには欠かせないリーダー」
これは表面上の思いだ
それと同時に皆密かにこう思っていた
「絶対俺のものにしてやる、他のメンバーには渡さない」
自分の知らないところで自分が取り合いになっていたなんて仁人はこれからも知る由もないだろう
コメント
1件
最高過ぎました。 みんながリーダー(吉田さん)の偉大さに気づきながら吉田さんを取り合ってるのが最高過ぎます。 でも本当に吉田さんが居なかったら何も出来なそうですもんね。 吉田さんがM!LKのリーダーで本当に良かったと思える場面が沢山ありますよね。 これからも吉田さんには愛されリーダー、いじられキャラでいて欲しいと私は思います😊