「」きんとき
『』○○
「○○…、」
「逢いたいなあ…っ泣」
ごめん。俺の所為で君は…
この世界から消えてしまった。
俺と君がした最後の会話は、
『明日が楽しみだね!』
「早く明日になんねえかな、笑」
そんな、”明日”という未来を待ち望んでいた。
でも君と俺が待ち望んでいた”明日”を、君は迎えることが出来なかった。
君がいない世界に、俺がいる意味があるのだろうか?
俺の目の前で、君が血を流して倒れていた。
周りが騒然とする中、俺は立ち尽くしてしまった。
…大切な彼女を、助ける事が出来なかった。
ドッキリかなにかであって欲しい。夢であって欲しい。ただひたすらに、そう願っていた。
今もそうだ。君の葬式が終わった今も、現実を受け止められない。
君との未来を想像するのは、これまでに無いほど幸せだった。
当たり前だと思っていた。この生活が、ずっとずっと続く事を。
君だけがそばに居てくれれば、俺は何もいらなかった。
君と家庭を築くのが、俺の夢だった。
でももうその夢は、
_一生叶わない。
君の声が、もう一生聞けないなんて。
考えられない。そんなの___
もういっその事、
___俺も死んでしまおうか。
コメント
2件
表現の仕方とかもう、好きです!