水責め⚠️
本当に可哀想
苦手な方はダッシュでにげて!
不破side
流れるようにお風呂場へ案内された…
三枝くん、何も事情を聞いてこなかったな…
なんて優しい人なんだろう
一回しか話したことのない人間を
家に招き、お風呂まで入れてくれるなんて
お風呂…、いつぶりかな
服を脱ぎ、入る支度をしながらそんなことを
考える
ガラガラ
お風呂場
浴槽には暖かいお湯がたっぷりと溜まっている
浴槽に、たまって、いる
あれ
[はぁっ、ヒュッ、はっ]
なんだ、?
怖い。溜まっている水が
怖い、怖い
[ご、ごめんなさっ]
過去
カビの生えた床、浴槽には冷たい水が溜まっている
「湊゛〜?」
ビクッ
どすの利いた声、近づいてくる足音
「帰りがぁ゛〜おせえぞぉ?」
機嫌の悪い父が声を荒らげる
[ごめ、ごめんなさ、い]
「なにしてたぁ゛?」
[ご、ごめんなさっ]
「質問に答えろ゛!!」
バチン
思い切り頬を叩かれる
[いっ゛、と、友達と、カフェに行ってました…]
「あぁ゛?カフェだぁ?
いいご身分だなぁ゛!!」
ビクッ
「こりゃぁお仕置きだなぁ゛?」
[!、ご、ごめんなっ]
ガッと頭を掴まれる
「さぁ?いつまで息が続くかなぁ゛〜?」
浴槽に俺の顔を近づける
[いや、やめてくださっグズ父さっ]
バシャン
冷たい水に顔を思い切り押さえつけられる
「いぃち、にぃい、さぁん…」
ゴボゴボ
[ん゛ーン゛ー]
苦しい、苦しいよ
息が、できない
[しぃい、ごぉお、ろぉく、」
上がろうとしても強い力でねじ伏せられる
「しぃち、はぁち、きゅう、じゅう」
バシャ
[カハッ、ゲホゲホ、ヒューハッ]
苦しい、苦しいぃ
「苦しいかぁ゛〜?じゃあもういっちょ゛!」
バシャ
ゴボゴボ
「ほらほらぁ゛!もっと頑張れぇ゛」
[ん゛ーっん゛、]
苦しい、もう死んじゃうよ
ごめんなさい、ごめんなさい
バシャ
[ケホッ、ご、カハッヒュッ、ゲホゲホめんな、さ]
「あぁ゛?聞こえねぇなぁ゛?!!」
バシャ
ゴボゴボ
「俺に逆らうからぁ゛こうなるんだぞォ゛?」
[ん゛、ん゛!ー]
もうやばい、やめて父さん
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
ごめんなさい、父さん
[ハッ、はぁ、はぁ]
目を覚ますと知らない天井があった
あれ俺…
『 !よかった!不破くん目が覚めた!?』
あぁそうだ三枝くんの家にお邪魔してたんだ
それでえっと、お風呂場にいって
浴槽の水を見て、
浴槽に、水、が
水、で俺は、俺…は
『 どうしたの?不破く、』
パシンッ
『 え』
思わず三枝くんの差し伸べてくれた手を振り払う
はっ
[あ、いやちがっ、ごめ、ごめんなさ]
あぁどうしようやってしまった
三枝くん不機嫌そうだ
どうしよう、どうしよう
このままじゃ怒られる
謝らなきゃ、謝らなきゃ
[ごめんなさ、ごめんなさい…!ごめっ]
三枝くんが手を振り上げる
ビクッ
ッ、殴られるっ
身構えていると、ぽんと優しく頭を撫でられる
『 落ち着いて、不破くん。どうしてそんなに怯えているの?』
暖かな視線、優しい温もり
初めて感じる人の温かさ
心地よい
自然と涙が出て溢れてくる
『 え?!不破くん?!』
『 大丈夫?どうしたの?』
止まらない涙を三枝くんは必死に拭ってくれた
『 不破くん。休んでた間に何があったの?
それにその傷…』
三枝くんが心配してくれている
『 泣いているのにだって理由があるんでしょ?』
これは
このことは
言うべきじゃないんだ
だって
救いを求める権利なんか俺にはない
こうなっているのは全部
俺のせいなんだから
コメント
2件
やばいぐらい好き…、、、、!!!
水責め大好きなんです…。バレてました?