テラーノベル
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生徒会終わりの放課後。
みことは落ち着かないまま、生徒会室の時計を何度も見ていた。
(寄り道)
ただそれだけなのに、心臓がうるさい。
🌸「行こうか」
LANの声。
振り向くと、少しネクタイを緩めた姿。
ずるい。
👑「はい」
声、ちょっと裏返る。
LANが小さく笑う。
🌸「緊張してる?」
👑「してません」
🌸「してる顔」
やめてほしい
連れてこられたのは、学校から少し歩いた川沿いの遊歩道。
夕陽が水面に反射している。
人はほとんどいない。
🌸「ここ、好きなんだ」
LANが言う。
🌸「考え事するとき、よく来る」
みことの胸が高鳴る。
(そんな場所に、連れてきてくれた)
自販機で飲み物を買って、並んでベンチに座る。
距離は近いけど、触れてはいない。
沈黙。
でも、嫌じゃない。
🌸「書記、慣れた?」
👑「まだ少し緊張します」
🌸「そう?」
みことは一瞬迷って、でも頷く。
👑「はい」
LANは少しだけ視線を落とす。
🌸「もしかして、あんまり仕事好きじゃなかったり、」
👑「違います」
すぐに否定。
🌸「じゃあ何だ‥。わかんない、教えて?」
👑「…」
👑「LANさんが」
言った瞬間、自分でも驚く。
でも止まらない。
夕陽がまぶしい。
逃げない。
👑「好きだから、緊張するんです」
言った。
ちゃんと。
空気が静まる。
川の音だけが響く。
LANはすぐに答えなかった。
でも、目を逸らさない。
数秒。
ゆっくりと息を吐く。
🌸「…まじか」
小さく笑う。
🌸「俺もだ」
みことの思考が止まる。
👑「え」
🌸「好きだよ、みこと」
はっきり。
迷いなく。
🌸「後輩としてじゃない」
一歩、近づく。
🌸「一人の人として」
心臓が壊れそう。
🌸「でも」
LANの声は落ち着いている。
🌸「三年と一年」
👑「はい」
🌸「卒業まで、あと一年もない」
現実。
重い。
でも。
LANは続ける。
🌸「だからこそ」
まっすぐ見る。
🌸「曖昧にしたくない」
息を呑む。
🌸「もしよかったら」
ゆっくり、手を差し出す。
🌸「俺の彼女になってくれる?」
世界が止まる。
夕陽。
川。
風。
全部遠くなる。
👑「……いいんですか」
震える声。
🌸「いいかどうかは、みことが決める」
優しい。
ずるい。
みことは、迷わない。
その手を、そっと握る。
👑「なります」
一歩近づく。
👑「LANさんの彼女になります」
LANの表情が、やわらかく崩れる。
安心したみたいに。
🌸「ありがとう」
指が絡む。
今度ははっきりと。
恋人の繋ぎ方。
🌸「これからよろしく」
👑「はい」
少しの沈黙。
でも。
今度は自然。
LANが少しだけ照れたように言う。
🌸「彼氏、ちゃんとやるね」
みこと、心停止寸前。
👑「……はい」
顔が熱い。
LANが小さく笑う。
🌸「名前、呼んで」
👑「え」
🌸「彼氏なんだから」
🌸「敬語をやめさせるのは長いから我慢するけど」
🌸「名前ぐらいは呼び捨てして?」
破壊力。
勇気を出す。
👑「……LAN」
呼び捨て。
一瞬、風が止まった気がした。
LANが目を細める。
🌸「うん」
その声が甘い。
帰り道。
手は、離れなかった。
少し不安もある。
卒業のこともある。
でも。
それ以上に。
今、好きな人が隣にいる。
それが、嬉しかった。
その夜。
【こさめ:どうだった!?】
【みこと:付き合った】
数秒後。
【こさめ:えええええええええ!?】
一方。
【いるま:どう?】
【LAN:付き合った】
【いるま:やっとか】
【LAN:やばい嬉しい、暴れそう】
【いるま: 既読無視】
🌸「既読無視すんな〜!」
推しの先輩と道端で出会ったww
最寄りが一駅となりで、
先輩の家知ってるんですけど(先輩も私の家知ってる)
ちょっと先輩の家方面に予定があって歩いてたら
私服姿で犬の散歩している先輩がいた
めっちゃ可愛くて、しかも出逢えたことにびっくりして
ちょっと固まってたら先輩が気づいて話しかけてくれた
犬触らさせてもらった。ふわふわで可愛かった
幸せでした
ちなみにその後一緒に昼ご飯食べてきた
コメント
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犬になりたいです。