テラーノベル
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[ 🍵視点]
🦈「今日どこ行くの?」
駅前で待ち合わせ。
こさめは白いニットにふわっとしたカーディガン。
破壊力。
🍵「映画」
🦈「え!」
目がきらきらする。
🦈「恋愛映画?」
🍵「いや、ホラー」
🦈「えぇ!?」
その顔が面白くて笑う。
🍵「うそうそ。半分恋愛」
🦈「半分ってなに」
🍵「観ればわかる」
こさめがむっとしながら俺の袖を掴む。
🦈「すちくんいじわる」
🍵「こさめちゃんの反応が可愛いからでしょ」
言った瞬間、自分で照れる。
こさめも一瞬固まってから、ふにゃっと笑う。
席は後ろの方。
暗くなって、予告が始まる。
隣との距離が近い。
こさめの肩が触れる。
(近い)
映画が始まって三十分。
恋愛パート突入。
静かなシーン。
こさめがそっと俺の手を探す。
指が触れる。
絡む。
スクリーンよりそっちに集中できない。
🦈「……」
こさめがこっちを見る。
暗いのに、目がうるうるしてる。
🍵「もう泣いてる?」
🦈「ちがう」
絶対泣いてる。
可愛い。
やばい。
そのまま最後まで、手は離れなかった。
外に出る。
🦈「よかったぁ……」
目赤い。
🍵「泣きすぎ」
🦈「感動したの」
🍵「感動シーンなんてあったっけ」
俺は笑いながらハンカチを渡す。
🍵「ほら」
🦈「やさし〜‥」
こさめがじっと見てくる。
🦈「すちくん」
🍵「ん?」
🦈「今日なんか‥どした」
🦈「気合入ってる」
ぎく。
🍵「気のせい」
🦈「うそ」
一歩近づく。
🦈「かっこつけてる?」
図星。
でも。
少しだけ本音。
🍵「……俺、彼氏なんだから」
守りたいし。
かっこよくいたい。
こさめが一瞬きょとんとしてから、笑う。
🦈「十分かっこいいのに」
心臓終了。
そのままショッピングモールの屋上。
小さな観覧車。
こさめちゃんが眼をキラキラさせて見ている
🍵「‥乗る?」
🦈「乗る!」
即答。
箱の中、二人きり。
ゆっくり上がる。
沈黙。
でも、前と違う。
こさめがぽつりと言う。
🦈「ねえ」
🍵「ん?」
🦈「恋人ってさ」
🍵「うん」
🦈「どこまでしていいの」
急に爆弾。
🍵「へ?」
顔が熱くなる。
こさめは真面目な顔。
🦈「手つなぐのは普通でしょ」
🍵「普通」
🦈「ハグは?」
🍵「……まあ」
🦈「キスは?」
直球すぎる。
🍵「こさめちゃん」
🦈「なに」
🍵「無自覚やめて‥シンジャウ」
こさめが首をかしげる。
その仕草が可愛いのが悪い。
観覧車が頂上に近づく。
夕陽が差し込む。
🍵「こさめちゃん」
🦈「ん」
🍵「キスは、特別なとき」
真面目に言う。
🍵「大事にしたい」
こさめの目がやわらかくなる。
🦈「うん」
小さく頷く。
でも次の瞬間。
🦈「今って特別?」
反則。
一瞬、息が止まる。
頂上。
静止。
俺はこさめちゃんの頬に手を添える。
逃げない。
ちゃんと見てる。
🍵「特別」
短く言って。
そっと、触れるだけのキス。
前より少し長く。
でも優しく。
離れたあと。
こさめの顔が真っ赤。
🦈「……すちくん」
🍵「ん」
🦈「ずるい」
🍵「そっちこそ」
でも。
嬉しそうに笑う。
観覧車がゆっくり下りる。
手を繋ぎ直す。
前より自然。
前よりあたたかい。
🦈「ねえ」
こさめが小さく言う。
🦈「好き」
不意打ち。
🍵「俺も」
即答。
照れない。
今日はちゃんと言う。
🦈「めちゃくちゃ好き」
こさめが笑って、俺の腕にくっつく。
🦈「幸せ」
その一言で。
全部報われる。
明日友だちと遊ぶのだぁぁぁああああ
たのちみ
ちょ〜たのちみ
キャラオケにいってきまんもす
コメント
2件
明日は学校でありんす 好きな先生いないのきちぃー😩😩😩 たのちんできてね😩😩