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・🇺🇸(+🇨🇳)×☭
・愛してるゲーム
・旧国注意
※いきなり始まります
イギリス宅―――
そこでは、国達による普通の飲み会が行われていた。
はずだったが…
「じゃあ次はアメリカとロシアだからな!
イギリス、なんて書いてある!?」
「やれやれ、こういうくだらない遊びには不慣れなんだが…」
呆れた様子で息を吐くイギリス。
「――――『愛してるゲーム』だ」
部屋の空気が静まり返る。
三拍おき、部屋中からどっと笑い声が聞こえる。
「……だっは!!愛してるゲームきたー!」
ドイツが言う。酒で頭が回らないのだろう。
完全にキャラ崩壊だ。
「ばっかじゃねえのイギリス!!
最高だろ!?」
ドイツより数段低い声の主。ナチスだ。
この国も酔っているのだろう。
2人ともにっこにこである。
「………お、おい待て。ロシアとアメリカだぞ…?」
フィンランドが冷静に指摘する。
すると再び、空気がピキィッと音を立てて凍りつく。
「…嘘だろ」
「この二人で『愛してる』とかどんな処刑…」
「どっちか死ぬぞ」
好き勝手言いやがる。
フランスがくすくすと笑いながら、
「なんだ、喧嘩のあとに愛の告白とは
なかなか情熱的じゃないか」
「……止めた方がいいのでは?
冗談では済まない気がしますが…」
日本が言う。
仕事を進めているため、彼もシラフである。
だが、アメリカとロシアの「愛してるゲーム」だ。
面白くないわけがないので誰も強く制止しようとしない。
アメリカがイスから立ち上がる。
さっきまでの軽口はどこへやら。
眉間にしわを寄せ、「戦闘モード」の顔。
「……くっだらねえルールだな、まじで」
「拒否をするなら、さっさと負けを認めろ。
くだらなくとも、お前には荷が重い」
ソ連も、睨み返すように立ち上がる。
その空気に、誰も冗談が言えなくなる。
「…ふうん。言わねえの?
もしかして、怖い?」
その挑発に、ソ連の肩がわずかに震える。怒りか、羞恥か。
「ふざけるな。
そんな言葉を貴様に使うくらいなら舌を噛み切る」
「なら言わせてみろよ?俺にさ
このままじゃ進まねえだろ―――」
「……。」
カナダがぽつりと、
「これ、収集つかなくなるやつじゃない…?」
と呟けば、
中国が、
「我、こういうの嫌いアル…絶対暴れるアル……」
と顔をしかめる。
さて、こういう時、空気を読まないのがイタリア王である。
不意に手を挙げ、
「どっちが先に真っ赤になるか賭けようなんねー!」と。
「イギリス!お前が地獄を作ったんだぞ!」
「……あーあ。こりゃ本気で殺し合いになるわ…」
野次が飛び交う。
そしてソ連は、心底嫌そうな目でアメリカを睨みながら、一言。
「――殺したいぐらい、憎い。」
…アメリカの目が細められる。口元には歪んだ笑み。
この表情のアメリカは、大体えぐいことを考えているのだ。
「そっか。なら、お前が俺に言うの、もっとおもしれぇな。」
アメリカが一歩、二歩と距離を詰める。
ソ連は微動だにしないが…無意識に拳に力が入っている。
「やめとけアメリカ!!」
「やばいやばい絶対やばい、距離おかしいって!!」
フランスは椅子から乗り出して興奮気味に、
中国は眉をひそめている。
息子のロシアは…
額に手を当て、複雑な表情で何か呟いている。大方、
「父さんが…クソアメに…」
とか、そんな所だろう。
アメリカは真顔のまま、ソ連のすぐ目の前まで来る。鼻と鼻がぶつかりそうだ。
互いに、自他共に認める巨体だが、アメリカの方が若干低いため
少し見上げるような形になる。が、目線は一切逸らさない。
「なあソ連。言わなきゃ終わんねえんだよ」
アメリカがソ連のシャツの襟元を掴んだ。
力任せではない。けれど、確実に「逃がさない」と悟らせる距離と圧。
「……っ」
ソ連にも珍しく動揺する時がある。
それが今だ。
「言えよ。
なあ、今すぐ。」
周囲の騒動も、鼓動も、何もかも遠くなる。
ごくりと喉が鳴った。誰の音かも分からないが―――
「………あ…い……して……」
震えた声が、やっと喉の奥から出てきた、
その瞬間だった。
ぐっとアメリカが引き寄せ、そのまま唇を塞いだ。
バードキス。軽くて短い、
でも確実に「黙らせる」強制的なキス。
「うわあああああああああ!?!?」
「キスした!?
今キスした!?!?」
「言わせんかったよな!?アイツ!!!!!」
フィンランドが無言で酒瓶を取り、
日本は「破廉恥な…」とだけ呟いて目を逸らす
が、彼は腐男子である。
今頃妄想が捗っているのだろう。
ソ連は固まった。キスを解かれて、目を見開いてアメリカを見る。
「な……ッ、
お前、何を……!」
アメリカは低く笑った。
「ん?言えなかったんじゃねえの?
愛してるって」
そう言って、次の瞬間――
ぐいっともう一度引き寄せて、
今度は深く舌を絡める。
抵抗する間もなく、口内を侵食されるような感覚に、
ソ連は肩を震わせる。
舌が絡み合う気持ち悪さより、
上顎を舌先に撫でられる快感に、息を奪われる。
「……っ!?
…ぅ゛、…ふ…っ、!」
「うおおおおおおやっば!!!!!」
「これもう愛してるどころじゃねえ!!!」
「ようやく文明が進んだ!」
と、フランスがガッツポーズ。
中国は「見せつけんなアル……」
と、両手で目を隠しながら、隙間から覗いている。
彼も素直じゃない。
「っん゛…ぅ゛、ひッ………は、…なせ……っ、!」
アメリカがゆっくりキスを終えると、ソ連の顔は真っ赤に染まっていた。
目は潤み、
ときどき、びくっびくっと跳ねる。
アメリカは、その厭らしい姿にあてられつつ、
「これが上下関係だ。全部奪ってやった」と――
「っ……、あ゛……は…っ」
キスが終わった後も、ソ連は呆けたように
壁に体重を預けて座り込んでいた。
頬は紅潮しきって唇は濡れたまま…
舌の感触がまだ生々しく残っている。
「…ふざ…け……るな…、」
声がうまく出せない。口を開くたびに熱が込み上げて、喉が動かない。
いつもの冷静な威圧感も、沈黙の支配力も、すべてがない。
「うっわ…何もしなくてもイきそう……」
「今の顔、えっぐ」
「我……あれ夢で見たアル……」
さらっと爆弾発言。
ソ連は、やっとのことでアメリカから視線を外し、
口元を手の甲で拭った。
「……殺す…ッ、」
微かに上擦った声。なのに、
掠れていた分、逆にリアルで誰も笑えない。
「…ふーん。お前、逆らっていいと思ってんの?」
再び顔を近づける。
また壁に追いつめられた。
ソ連は逃げない、逃げられない。
当たり前である。膝に力が入らないのだ。
「や、やめろ……っ!ふざけんなお前ら…!
こんな茶番……俺がやるわけ…っ――」
ソ連が吠える。言葉を噛み砕くように、怒気を蔓延らせて叫ぶ。
けれどその様子は、火がついたような激情とは裏腹に――
あまりにも、必死すぎた。
「ったく、うるせえな…」
「黙ってた方が可愛いぜ?」
その一言と同時に、
アメリカの指が二本、ぐちっとソ連の口に突っ込まれた。
「……ッ!?ん、んぐっ……っ!!」
驚愕と羞恥に見開かれたソ連の瞳。かわいい。
思わず体をのけ反らせるが、アメリカは逃がさない。
濡れた口内に指を押し込まれるたび、喉奥からくぐもった声が漏れる。
「暴れんなって。ちゃんと奥まで入れてやってから……
ほら、喉奥の反応…悪くねえじゃん?」
アメリカの笑みが深くなる。
「や……っ、ぉ゛え…ッ………っぐぅ゛…、♡」
指をバラバラと動かされるたび、上顎を擦られるたび、
ソ連の肩が跳ねて目が潤む。
えろすぎる。むしろソ連も興奮しているように見えてくる。
「えっっっろ!!!」
「何それ鬼畜ぅ~!」
「口に指入れて黙らせるとか…
アメ公お前……!!」
爆笑しながら床を叩くドイツとナチス。
中国は顔を真っ赤にしながら手で覆いつつ、
「師匠…もう無理アル…」と
日本は高速で手を動かしている、何やら書いている様子だ。
「やっぱりソ連さん受けだよな…でへ……♡」
…などと危ない発言をしている。
そんな馬鹿みたいな野次を横目に、
ソ連の瞳からは、怒りと羞恥が混じった涙がにじむ。
「っんぁ゛、っふ♡、……ん゛ぅ゛う゛っ!!♡♡♡」
喉奥を刺激され、無理に舌を押し下げられ、だんだん酸素が無くなる感覚に、
頭も視界も白くなっていく。
腹奥がきゅんきゅんと疼いてくる。
…案外、ソ連は敏感すぎるのかもしれない。
「ほら、静かになったじゃん……
最初からそうしてりゃ可愛げあったのになぁ」
指をゆっくり、焦らすように引き抜く。
糸を引いた唾液が指にまとわりつき、それを見たフランスとイタリアが同時に
「ッッッッッッッ!!」
と悲鳴を上げた。
ソ連は呼吸をままならずに、目を潤ませてアメリカを睨んだ。
「っざけんなよ……っ、てめえ……ッ!」
口だけだ。
声は掠れ、目に生理的な涙をため、
無意識にアメリカのシャツの袖を握っている。
その姿が一層、彼を
壊れかけの高貴な像のように見せていた。
「かわいー。もっとぐちゃぐちゃにしてえ。」
アメリカがソ連の耳元で呟いた。
「っ……!!
見たか今の表情!ソ連、今ので絶対感じてただろ!!」
フランスが口笛を吹きながら大声で叫ぶ。
「もう国際問題級アル…
でも私欲で使わせてもらうアル!!」
先程の純粋はどこに行ったのか…中国が目を輝かせ、
自身のスマホを取り出し、ソ連にカメラを向ける。
「っ…や、やめろっ……見んな、見んなってば……っ!!」
流石旧国。
また体力を取り戻してきたのか、再び吠え始める。
「…あ、ちなみに先程のゲームですが…
言えなかった貴方の負けですよ。ソ連。」
イギリスが紳士的に、悪魔のようなことを告げる。
「……っ負け、だと……?」
ソ連の声が掠れ、視線が泳ぐ。
「愛してる」とさえ言い切れなかったうえ、
宿敵に、キスだけでここまで溶かされたのだ。
場が一瞬静まり返ったかと思えば――
「罰ゲーム!!いっけぇアメリカ!!」
「それ以上に赤くなってどうすんだよソ連!!」
「乳首開発ターーイム!!アル~~!!」
「……父さん、俺…トイレ行ってくる」
気まずさMAXで、ついに離脱したロシア。
笑い声と歓声が混じる中、ソ連は思わず身を引いた。
だが、アメリカはいつの間にか、すぐ背後に――
アメリカの手が素早く、ソ連の分厚いトレーナーの隙間から入ってくる。
引っ張られるようにして、ソ連は膝に座らされた。
抵抗しようにも、フランスと中国に
壁に両腕を押さえつけられて逃げられない。
「おい……っ、やめっ…!!」
アメリカは冷えた手で、熱くなった胸の突起をひと撫で――
「…ぐ、ぅ…っ、♡」
ソ連の背中がびくっと跳ねる。
周囲から歓声が上がった。
「ちょっと擦っただけで反応すんのかよ…
もしかして敏感か?ソ連くん?」
「え、あれやばくね?ソ連、声……」
確かに、ソ連の声はもう湿っぽく、威圧的とは程遠い。
「……へえ…?」
それを見たアメリカは、楽しそうに微笑んで――
親指と人差し指で、強く強く掴んで、思い切り引っ張る。
「~~~~ッッ!?♡♡
ん゛ぅ゛ぅ……ッ!」
ビクッとソ連の腰が浮く。
声は出すまいと奥歯を噛み締めていたが、力が抜けるように
がくっと腰が落ちるように、アメリカに体重を預ける。
「ほーん、やっぱココ弱点なんだ……お前の」
「ちょ、やば、やば、やばっ!
ソ連っち、声っ!!」
「言っとくけど、録画してるかんな~」
「ぃ゛やっ…!?…ぁ゛ぐ…っ、や……ッ!」
再び指でつねられた瞬間、ソ連の口から漏れたのは、
抑えきれなかった掠れた喘ぎ。
アメリカの指先が、今度は焦らすように、
気持ち良い所を避けて円を描く。
「…ふはっ
腰浮いてるぞ、ソ連?♡」
散々焦らされた突起を指でかりかりと引っ掻くと、
目の前の巨体はビクッビクッと跳ねだす。
「それ…っ、やッ……
やだやだやだ……っ、!♡」
背後のアメリカに縋りつくように、背中をのけ反らせる。
「っは……ほら、また震えた。
あー、やっべー顔してんな、♡
……あ?中国?」
「…ふっ、ん、れろっ……」
既に硬く尖ってしまった乳首に、
今度は中国の舌が這う――
ソ連の両手首は、有能なフランスによって
ネクタイできつく縛られていた。
「ッッはあ……♡あ゛、っ…?
やだ、やだぁ……ッ!♡♡♡」
さっきよりずっと甲高い声がソ連の喉から漏れる。
「うっわ、鳴いた!?ソ連鳴いた!!」
「きゃー!!もっと!!もっとやれ米中!!」
「うわ……これが世界大戦の末路…」
「ぅ゛く…っ、あ……やだっ、!
きもい…ッ!!や…ぁ゛あ゛っ!?」
舌先で乳首を軽く吸われただけで、ビクッと全身が跳ねる。
触れられるたびに、ソ連のモノから先走りが止まらなくなっている。
「敏感すぎんだろお前……おーいソ連、
超大国様が乳首だけで絶頂なんて、あるわけねえよなぁ?」
どこから出たのか、可愛らしいピンク色のローターがアメリカの手に握られている。
「嫌、いや…っ♡、もう…っ、無理……
無理無理……っ、!!」
「力抜けてんぞ、ソ連。
情けないなあ?♡」
容赦なく、最大の振動のローターを
ソ連の乳首にぐりぐり押し付ける。
「あ゛ぁ゛ぁ゛あ……ッ!?♡♡♡
………ぉ゛っ、ん゛ぁ゛…ッ、…い゛……ぐ…っ…♡♡」
背中がのけ反り、口からは掠れに掠れた声がこぼれる。
少しの間を置き、ソ連の体ががくがく震えだす。
だが…ソ連のズボンは湿っていない――
「うわぁ鬼畜ぅ……あいつ、声も出せてねえじゃん」
「……なあ。アイツ、イったよな?多分…」
「うひゃあ…いや、もうソ連”ちゃん”だな。
愛称決定!!」
ソ連は必死に首を振るが、
もう身体は嘘をついてくれない。
「っごろ゛す゛、!
絶対、おまえだけはぜったい許さない…ッ…」
「おいカナダ、そっち写真撮れてる!?」
「……僕が撮らなくても日本が描いてる」
「アメソビ、確定ですね……ふふ…」
ごめんなさい、オチが分かりません