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聖次
514
霜月夢徒
380
11
やっほー♡
いつもの僕だよ♡
今日はね、珍しく従兄弟の栄翔(えいと)君
※2話を参照
が東京来るって言うから色々準備してるだ♡
楽しみ〜♡
栄翔
お兄様、急に来てすみません。
その、悩み事がありまして…
翔
どうしたの?
深刻そうな顔して。
栄翔
私はまだその、齢29にして情事を経験した事が無いのを重く受け止めてまして…!
翔
そんな事?
栄翔君は縁談で3年前には結婚してたでしょ?
別にもう掟で無理に子供を残す必要は無くなったけど。
栄翔
私にとっては大問題です!
男として情けないからこそ本気で悩んでいるのに!
翔
そんなに怒ると思わなかったの。
ごめんね。
それで?
僕にどうしろと?
栄翔
私を抱いてください。
翔
親近相姦にならない…?
一応僕ら血縁者だよ?
栄翔
じゃあ、同性のしかも一回り近く離れた恋人を朝になるまで抱き潰しているのは誰ですか?
翔
そう言われると反論出来ないなぁ…
わかった、今晩ね。
そうして夜になるまでお兄様には東京観光に付き合って貰い、夜になるとお兄様の家でお互い見慣れた着物の形をした寝巻きに着替えた。
翔
…大丈夫?
怖いならやめてもいいんだよ?
栄翔
そんな情けない事しませんよ。
翔
でも…僕も緊張してるんだ。
お互い同じ顔なんだもん。
普段どんな顔で情事してるのかなって。
(本音を言うと同じ顔だからやりにくいっていうか…)
栄翔
そう…ですか。
私は、情事がどういったものなのかは心得ております…!
なので、そこまで緊張なさらずに…!
翔
頑張って傷付けないようにするから。
栄翔
はい、お兄様。
その…それじゃあまず…
口付け…してください。
翔
んふ、はーい♡
栄翔
ッ…////
え?
翔
まさか、急に唇にすると思ったの?
それじゃあお嫁さんびっくりさせちゃうよ?
色んな場所を優しく撫でながら首とか耳にキスをするの。
(耳元)
特に耳は…色んな神経が集まってるからね…
敏感なんだよ…♡
栄翔
〜〜〜〜ッ!!!////
翔
声も…優しくするの。
しっかり雰囲気を作ってから唇に口付けするんだよ?
栄翔
はい…////
翔
そんなに気を張らないの。
情事はね、ちゃんと自分も心を解さないと相手の人とひとつになれないよ?
じゃあ、唇に口付けするからね。
栄翔
はい…
んっ…////
(初めてが…お兄様だなんて…////)
翔
ふふ、かわいい…♡
今度は舌入れるよ?
大丈夫?
栄翔
大丈夫、です…////
翔
そう、口開けて?
栄翔
あ…////
ッッッ……?!
おに、い、さま…?!
翔
ほら、もっと…
舌、からめて?
栄翔
ま、し、しげ、きが…////!!
翔
んもぅ…♡
初々しいねぇ…♡
栄翔
からかってますか…?!
はじめてですよ?!
しょうがないことじゃないですか!
翔
そういう意味じゃなくて…
堕とされまいと必死そうなのが…
かわいいなぁって♡
栄翔
い、いじわるいわないでください!
お兄様はいつからこんな色狂いになったのですか…?!
翔
色狂い?
まぁ、そうだね。
裏社会で色んなことしてたらこんな事になってたよ?
(耳元)
まぁ何より…
情事のあまぁい雰囲気が癖になっちゃったんだよね…♡
栄翔
こ…こわい…
翔
…!
栄翔
私の知るお兄様で無くなっていくことが…
怖いです…
翔
…栄翔君?
僕らはね、僕と僕。
であるはずだったけど、あんな事
(2話を参照)
が起きたからこそ歯車が狂った。
僕は僕の事が大好きだよ。
ずぅっと、等身大の僕自身でありたい。
そして、いつまでもお互いが1人の人間として生きるのをやめ、個として分かたれる必要があった。
僕らがいつかは1つでは無くなる。
栄翔
私達が…1つでは、無くなる…
翔
従兄弟になる、他人になる…
幸いそれが僕らの意志で為ることが出来た。
他人として、栄翔君の事が大好きだよ。
個性が芽生え、他人となった以上僕に無理をして合わせる必要はなくて、栄翔君が栄翔君らしく生きていた方が僕にとって幸せなんだ。
栄翔
お兄様…////
嬉しい…
翔
だから、もう良いんだよ?
自分として自分らしく生きて。
栄翔
なんだか…安心しました。
お兄様は優しいままで。
裏稼業を相手にしすぎて優しさを失ってしまったかと。
翔
やだなぁ…
僕は自分の守るべき人間には優しく、愛を持って接することを徹底してるよ。
栄翔
お兄様…その、改めて続きを。
翔
(耳元)
ふふ、蕩けちゃうあまぁいキスしてあげる♡
私の耳に私と同じ声が優しく響いた。
普段なら耳で感じる事など無いのにお兄様にされるのは感じてしまう。
口を開けて欲しいと催促されて指示されるまま口を開けると優しく舌が絡められた。
これだけなら我慢できた。
栄翔
おに、いさま…////
もっと…////
気持ちよさでまともな思考が出来ずつい口が滑って更にして欲しいと催促してしまった。
お兄様も欲求で思考が満たされていたのかもしれない、そのまま舌を私の口内にねじ込み執拗に私の舌を器用にしゃぶる。
初めてなのに気持ち良くて起き上がっているのも辛くて布団に身を投げた。
垣間見せてしまった逃げ出したい感情をあっさりと見破られて私の事を片手は腰に手を回し空いた手は逃がすまいと抵抗を試みた私の掌に重ね合わせ優しく握りしめられた。
頭がおかしくなりそうな感覚の中で液体を啜る卑猥な音を響かせたあと、やっと口を解放された。
翔
んふふ…♡
ちょっと熱烈にキスしただけでこんなに顔を蕩けさせちゃって…♡
かわい♡
栄翔
おにいさま…////
わたしの、くちのなかは、どんなあじでしたか…?
翔
ん〜♡
甘酸っぱい檸檬の味、とでも言っておこうかな?
それにしても…本当に初めて?
感度が良いね?
栄翔
……////
翔
まさか、一人でえっちするのは結構してて、人とするのが初めてとか?
栄翔
〜〜〜〜ッ!!!
翔
ふふ、分かりやすすぎ♡
やっぱりストレス溜まると、えっちして発散したくもなるよねぇ…♡
ほら、もうこんなにして…♡
栄翔
おにい、さま…////?
そんなに、やさしくなでないで…////
へんな、かんじが…します…////
ッ……?!
お兄様は私の性器に顔を近づけるとソレに優しく口付けをした。
翔
気持ち良くしてあげる♡
暴れちゃだめだよ?
栄翔
ひゃっ、!!♡
やめ、そこは…きたな、い…から!
翔
拒んじゃだーめ♡
栄翔
いゃ…!♡♡
イ゛…♡!!!!
あっという間に私は達してしまった。
なのにお兄様は私のソレから口を離さない。
翔
もっと出るよね?
初めてだった、こんな快感を感じるのも、人の手で達せられるのも。
でも、私にとって最愛のお兄様に初めてを捧げられるのは嬉しかった。
言い方として失礼ながら、ほぼ面識もない他人同然の女性に初めてを捧げる事にならなくて良かった。
拙い私の情事で傷付けたくなかったから。
翔
初めての人に、玩具は使わないから安心してね?
そうして透明な粘液のような物を手に馴染ませたお兄様は私の下の口に指を入れ優しくまさぐった。
指の本数は徐々に増え、最終的に3本飲み込むくらい解された。
翔
ここまで解れて濡れてるなら問題無いかな?
痛かったら教えて?
栄翔君、僕は今から、君の守ってきた純潔を奪おうとしてるの。
本当にいいの?
栄翔
…おにいさまらしくないですね。
翔
大切な初めてなんだから。
ちゃんと噛み締めて貰わなきゃでしよ?
ゆっくりと、口付けされながら挿入された。
違和感に感じるはずなのに気持ち良くて変な感覚だった。
お兄様は終始優しかった。
私を気遣いながら抱いてくれた。
幸せだった、なんだか生きているのか分からなくなるくらい気持ち良くて。
本番が終わったあとも優しく口付けてくれて、大切にされていると安心した。
(お風呂にて)
翔
同じ顔の人を抱いてるから調子狂っちゃう…
栄翔
それはお互い様ですよ?
身内ならではの内容の会話を交わし、布団に入るとお兄様もぬるりと潜り込んだ。
栄翔
お兄様?!
その、もうひとつ布団ありますよ!?
翔
うん、そうだね?
好きな人と愛し合った後は、余韻を味わう為にも2人一緒の方が幸せになれるよ♡
栄翔
そうですか…
ありがとうございます、愛してます。
おやすみなさい、お兄様。
翔
僕もだよ♡
栄翔君のこといっぱい愛してる♡
いい夢見てね♡
コメント
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うーしゃんさん、読ませていただきました…🖤 同じ顔同士の従兄弟っていう設定がもうヤバいですね…翔くんの優しいんだけどちゃんと色気のある口調がすごく好きです。「僕は僕の事が大好き」っていう台詞、重くて深くて胸に刺さりました。栄翔くんの初々しい反応と、それを受け止める翔くんの余裕のある大人の雰囲気の対比がたまらなくて…最後の「同じ顔の人を抱いてるから調子狂っちゃう」には笑っちゃいました。二人の未来が気になります…!