テラーノベル
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「ラン、なぁ、ランって。何怒ってん。」
「別に?」
「別にちゃうやろ。怒ってるやん。」
正直に言うと、怒っていた。
とてつもなく。
カイリュウは、初見だと「怖い」というイメージを持たれやすい。
でも、一度深く絡んだ人は、必ずと言っていいほどカイリュウの事を気に入る。
自分でもそう豪語していた。
後輩から「怖い」と言われていたくせに、いつの間にか気に入られていて、さっき事務所で「ご飯行きましょう」と熱烈にアプローチされているのを見てしまった。
満更でもなさそうに、「いや、まだ行かへん(笑)」なんて、ちゃんと断っていたのに、まるで駆け引きを楽しんでいるような様子に嫉妬してしまった。
カイリュウは俺のなのに。
みんながカイリュウの事を好きになる。
止められる事じゃないことに、余計に腹が立つ。
「…怒ってるよ。」
「っ…なんやねん、何に怒ってるん。言わなわからんやろ?」
「みんな、カイリュウを好きになるから。」
「は、?そんなの俺に関係ないやろ」
「自覚あるんやな」
「いやっ…そりゃ、この仕事してたら好かれた方が楽やんけ、」
「だからって、後輩に気持たせるような事言うなよ」
「気?何言うてんねん、ただ可愛がってるだけや」
「っ……はぁ…もうやだ。」
「なんやねん……」
「いや違うねん。……自分が。」
嫉妬で醜い自分が嫌になる。
本当は分かってる、カイリュウにそんな気は無いこと。
でも、自信が無い。
俺ばっかり、カイリュウの事を好きな気がして。
「……ごめん、言い合いになりたくないからちょっと1人にさせて。」
「……勝手すぎやろ、」
「…ごめん」
「…そうやなくて、俺の話は聞いてくれへんの?」
「え、?」
「お前、勝手に自分の中で色々決めつけすぎやねん。…俺の周りがどうとか、そんなんの前に、俺を見ろや、」
「っ……かいりゅう、、ごめん…」
「俺だって正直腹立ってんねん」
「えっ…何に、?」
「今日、…久しぶりに会えると思ってたのに、ランの家来てから、ずっと怒ってるやん。…俺が今日をどんだけ待ってたか、知らへんやろ。」
「え……」
カイリュウの表情は怒っているけど、その先の言葉を想像して、ドキドキしていた。
「俺だって、会えへん間に違う奴に気行ってへんかなとか、…ちょっと返信なかったら何も手につかへんくなるし、今日に合わせて仕事頑張ってきたし、……ランに会いたくて、ここに来たのに、ずっと、俺の事無視で怒ってるやん…」
「っ……」
真剣に、素直にそう気持ちを話すカイリュウが可愛くて、胸がキュッとなる。
「そんな、可愛いこと考えてくれとったん…?/」
「ご、誤魔化すなや、怒ってるんや、俺は!」
「っ…ごめん、1回ぎゅーさして…っ、/」
「はっ?/な、なんでそうなるねん…っ、」
カイリュウを抱きしめると、大人しく腕の中に収まってくれた。
あぁ、可愛い。言葉も、顔も身体も、全部全部、好きすぎて苦しい。
独り占めしたい気持ちが、止まらない。
「……ごめん、…俺、カイリュウのこと好きすぎて、つい嫉妬して。カイリュウを独り占めしたいって気持ちが、大きすぎて。」
「……そんなの、お互い様やろ、」
「っ…そうなん、?」
「ランの方が、他のグループとか、顔広いやん…俺がどんな気持ちでやり取り見てるか、知らへんくせに。」
「……どんな気持ちで見てんの?」
「……俺の、ランやからな、って。」
「っ…/…ああもう…、好きだよ、かいりゅう…、」
「…っ、それ、聞きに来たねん、」
「カイリュウも言ってよ、?」
「……好き、やで?らん、」
ぎゅっ、と抱き締め返してくれるカイリュウ。
さっきまでの張り詰めた空気が吹っ飛んで、急に甘い空気が漂い始める。
「……かいりゅう、」
「ん、?」
「……チューしてよ、」
「……はっ?/」
「かいりゅうから、してほしい」
「っ…なんで、/」
「好きなんでしょ?俺のこと、…ねぇ、?」
「…/…っ、」
恥ずかしそうに、俺の肩に手を置いて、ちゅっ、と唇を重ねた。
「……それだけ、?」
「はっ、?/なんやねんもう…っ、!//」
「したくないんや…?」
「そ、そんな顔すんなや…っ、」
「じゃあ早くして?」
「っ…、わ、笑うなや、?」
「笑うわけないやん」
カイリュウの腰に手を回してそう催促すると、ゆっくりと顔が近づいてきて、俺の唇を啄むようなキスをした。
徐々に深くなるキス。
カイリュウの息が上がって、首に腕が絡まった。
「っ、はぁ…っ、/ん、っ、らん…っ、/」
その甘い声に興奮して、カイリュウの腰を撫でると、腰をくねらせて、同時に熱い舌が絡んできた。
「っ、/かいりゅう…っ、」
「あっ、/ん…っ、らん…っ、//はぁっ、/ん、すき、っ、すき、らん……っ、」
ぎゅうっ、と首に絡んだ腕の力が強くなって、より甘くなる声。
カイリュウが興奮しているのが分かって、身体が熱くなり、すぐに下半身が反応してしまった。
「っ、かいりゅう、かわいすぎるんやけど…っ、/」
「っ、/…だって、…いつぶりや思てんねん…っ
、おれだって、…我慢しててん…、」
「…//っ、もう、やばい、そんなん言ったら…もう知らんで…っ、?」
「もう…、ええから…っ、はよしよや…っ、?/」
珍しく誘ってくるその潤んだ目にやられて、すぐに押し倒した。
喧嘩した分余計に熱が入って、カイリュウの甘い声に、一晩中溺れていた。
コメント
2件
おほーーやっぱランカイやわ。うん。ランカイあれば私はイキテイケル。最高シネル。もーーーーーほんまわかるかいりゅー最初社長睨んどったから偏見が怖いしか無かったもん笑笑でも知っていくうちに惹かれていくねんなぁ🫶てか可愛すぎる今回のかいりゅー特に。素直で可愛すぎる私も抱く。((背伸びしながら頑張ってちゅーしてるかいりゅーさんが脳内に作成されましたありがとうございます。😊((