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深夜
視線をスマホから時計にずらすと、針は1時の終わり辺りを差していた。
そろそろ時間だなと思い、俺はコートだけ羽織って家を出る。
26時の街は静かだ。
コンビニ以外の大抵の店はシャッターを下ろし、車もまったく通らない。
中学生の頃は、このような時間に外に出て空気を味わったり、静寂に浸ったりするのに憧れていたなあ。
まぁ、高校生になった今しているんだけど。
その時、ポケットに入れたスマホから伝わる振動が体全体を微かに震わす。
少しくすぐったいなと思いながら、俺はスマホを見る。
「早く来て…寒いよ」
彼女からのメッセージだ。
文面からして、大分俺のことを待ってるみたいだ。
俺の奥底にある何かのスイッチが押されたような感覚を覚えた。
このまま正直に急ぐのももったいない。
出来るだけ焦らさなければ。
俺は焦らすことで現れる彼女の表情が大好きだ。
泣き出しそうな、欲しがりな、獣を思わせるがそれでもなお美しさを隠し切れない顔。
果てしない性欲と興奮、期待が先延ばしにされてしまった時のじれったくて、感情が歪んでぐちゃぐちゃになった顔。
彼女はかなりのマゾヒズムをこじらせているが、俺も性癖のこじらせなら案外良い勝負をしているのかもしれない。
わざと遠回りして彼女のところへ行く。
普通なら5分程度で着くところに15分で到着し、まだまだ焦らしてやろうと思ったが、ふいにさっきまでほぼ1分ごとに来る彼女のメッセージが止まった。
振動を感じなくて、不自然に思う。
帰ってしまったのか、はたまた風邪でもひいたのか。
俺はここまでにしておこうと思い、走り出した。
目的地に着くまでさほど時間はかからなかった。
だがそこには彼女がいなかった。
帰ってしまったかな、と思うが、俺には少し心当たりがあった。
すぐにその場所まで行く。
そこは歩道橋の下、物陰になる場所だった。
「ん…ぐっ…はぁ…はぁ…」
聞きなれた喘ぎ声と、いやらしい水温が聞こえてきた。
暗闇でよく見えないが、彼女は多分今発散中だ。
俺はSのスイッチ、名付けてエスイッチを入れ、彼女に近づく。
「何してるの?」
「ひゃうっ!?」
彼女は驚いて身体がびくんと跳ねる。
「ご…ごしゅじんさま…?」
「いやー全く探してもいないから困ったよ、それより、何してるの?」
「こ、これは…」
「君がして欲しいって言ったんだよね?なんで一人で気持ちよくなろうとしてるの?」
「うぅ…ごめんなさい…」
彼女は謝るが、頬が赤くなってきている。
「謝らなくていいよ。ちょうどいいことを思いついたんだ」
「な、なんれすか…?」
俺は近くの電柱を指差して言う。
「あそこでおしっこしてみてよ。君はメス犬だろ?犬がするには良い場所だよ」
「そ、そんなことしたら…バレちゃいます」
俺はにこやかな視線を彼女に送り続ける。
「や、やります…」
そう言うなり彼女は股を開き、片足を浮かせ、両手で地をつきながら放出する。
「ふふっ、よくできてる。良い子だね。」
俺はおもむろにスマホを取り出し、その様子を撮影する。
「や…撮らないでぇ…」
彼女はそう言いつつも放出を止める気はないらしく、相変わらず頬を赤らめたままこちらを向いているだけである。
「ぜんぶ出せました…」
「良い子だね、よしよし」
俺は彼女の頭を撫でる。
「んっ…撫でないでぇ…」
「どうして?飼い犬が主人の言いつけを守ったら、頭を撫でるのは当然のことじゃない?」
「らめ…撫でられるの気持ちよくて…ほんとうに犬になっちゃう…」
「何を言ってるのさ、君はもう完全に犬じゃないか。賢くてとっても従順で、とってもスケベでど変態なメス犬だよ」
「うぅ…」
彼女はもう完全に犬にされてしまった。
今ならなんでもしてくれそうだ。
「ごしゅじんさま…」
「ん?なぁに?」
「私のなか、いれて欲しいれす…」
彼女はそう言ってスカートを捲り、自分の敏感な部分をこちらに向ける。
そこはぐっしょりと湿っていた。
「濡れすぎじゃない?そんなに興奮してたの?
「はひぃ…」
「はぁ…本当にど変態なメス犬だね。」
「んふぅ…」
「今の状態で触ったら声我慢できないよね?」
「で、できます…」
俺は試しに彼女の敏感な部分をさすってみる。
「ひゃんっ…」
「ちょっと触っただけなのにこれか、激しく動かしたら声どうなっちゃうの?」
「こうふんしちゃって…むりです…」
「そうか。じゃあここではできないね」
彼女は期待していたことがお預けになり、残念そうな顔をする。
だがその顔には先ほどの赤さが残っており、俺はこのままお開きにするのは可哀想だと思い、ある場所へ行く。
「ついてきて」
彼女は少し戸惑った様子で俺についてくる。
こんな真夜中でも明かりがついている建物。
そう、ネットカフェだ。
俺は会員証を持っているので、6時まで割引価格である。
二人用の少し広めな部屋用の鍵を渡され、彼女と一緒に入る。
「ここならどう?」
実はこのネカフェ、割と建ってから新しい。隣の部屋との壁の厚みも十分にある。大声を出さない限り聞こえることはないだろう。
「ここなら大丈夫れす…ごしゅじんさま…はやく…」
急かしてくる彼女。
あと少しだけ焦らしたい。
そう思った俺は彼女の中に自分のあれではなく指を突っ込んだ。
「ひゃうっ!?」
「これでいい?」
「ちっ、ちが…あぁんっ…ゆびじゃ…なくてぇっ…」
そのまま指を動かして彼女を刺激する。
「んおぉっ…!ほぉ…」
指を少し動かしただけで彼女は簡単に反応してしまう。
それがたまらなくてこっちも指を動かすスピードを早くする。
「あっらめ…きちゃううぅぅっ…!!」
彼女は俺の指をキューッと締め付ける。
「ふぅ…しゅごかった…れす」
とろけている彼女。
「けど…ゆびだけじゃだめれす…もっとおっきいの…くらさい」
ここまで来たら焦らすのは蛇足だ。
あとは彼女の望む通りしてあげよう。
俺の一番熱いところを露出させると彼女が、うっとりした目で俺のを見る。
俺はゴムをつけ、彼女の腰を掴んで入れようとした。だが彼女がこう言う。
「ちょっとまってくらさいっ…」
彼女は自分のカバンから犬耳のカチューシャと犬の尻尾がついたパンツを出して着替える。
そして彼女は仰向けになり、さながら犬のポーズで俺のをねだってくる。
「わたしはごしゅじんさまのいぬですっ…どへんたいなめすいぬですっ…!だからわるいわたしにおしおきしてくらさい…」
そう言ってぐしょ濡れになった下腹部を露出させる。
そこはもう受け入れ準備万全だった。
俺は彼女のそこに近づける。
そして一気に差し込む。
「んおおぉっ…!!」
するりとなんの抵抗もなく奥まで入った。
俺も我慢ができなくなってきて、彼女の細い腰を掴む。
そして激しく動き始め、彼女の奥をめちゃくちゃに突きまくる。
「んあああぁぁっ…!!ううぅっっ…!!はや…いぃっ!」
彼女は必死に快楽に耐え、激しく喘ぐ。
俺は止まることなく腰を動かし続ける。
「おっ…おおおっほぉ…!!やあぁん…!もう…らめぇ…!」
不意にキューッと締め付けが来る。
あまりの気持ちよさに漏れ出しそうだったがなんとか我慢する。
彼女は顔がとろけている。
俺は果てたばかりの彼女を少しいじめたくて、また動きはじめる。
「んあ゛ああっ!?!?!?らめ…いまいった…ばっかぁ…!!」
彼女は敏感になったそこを突きまくられ、もはや声にならない声で甘く鳴き続ける。
「返事は『わん』でしょ?」
「わ…わんわんっ!!わんわんわんわん…!!」
彼女は犬のように鳴き、必死にとろけた目で気持ちを伝えてくる。
俺はそんな彼女と唇を重ねる。
「んっんん…!!」
彼女は深く舌を絡め、なかなか離そうとしてくれない。
どこまでも舌で追ってくる彼女。
俺が腰を動かせば動かすほど、彼女も俺の唇を欲した。
上でも下でもとろけている。もう限界だ。
放出の瞬間、彼女の中はキューッと急速に強く狭まった。
彼女は耐えられず唇を離し、甘い声で鳴く。
濃厚でドロドロした二人の唾液が糸を引く。
彼女は舌を出したまま快楽に耐えている。
このまま締められたら全部絞られてしまう。
「びゅーびゅー、とまんない…」
彼女がそう言う。余程出ているようだ。
十数秒するとその波は収まってきたが、それでもまだこまめに出ている。
完全に止まったころ、もうゴムの中は溢れんばかりにたぷだぷになっていた。
「量すごい…」
彼女はうっとりそれを眺める。
麗しくて輝きのある瞳が整った横顔をさらに際立てていて美しかった。
俺たちは抱き合いながら、愛の言葉を口にし合うのだった。