テラーノベル
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岩本と阿部が密かに付き合いだして、2年が経った。まだ、気がついているのは、目黒と渡辺くらい。6人時代の末っ子コンビは、バレたら恥ずかしいと思うくらいで、特に気にしていない。
岩本ー今日来るか?
阿部ーん。
皆んなのいるところでは、あまり話さない。だが、気がついた人物がいる。佐久間だ。佐久間は岩本が好きだが、岩本には、誰かいると思っていた。阿部だったのかと、ちょっと残念な顔をする。渡辺が、声をかける。
渡辺ー佐久間どうした。
佐久間ー失恋したとこ。
渡辺ーはぁ?
佐久間ー照の相手、阿部なんだろ?
渡辺ー…。
佐久間ーお前たちに相談に行っただろ?
渡辺ー照が好き?
佐久間ーだった。過去形な!
渡辺ーん、仕方ないけど、諦めろ。
佐久間ーいつから?
渡辺ーもう、2年くらいになるんじゃないか。
佐久間ーはぁぁぁぁ〜。
渡辺ー鬱陶しい!
可哀想だが、佐久間の入る余地はない。阿部が感じるようになって、ますます2人は楽しそうだ。岩本によると、感じやすい身体みたいで、1度快感を覚えると凄く乱れるらしい。
目黒に、2人で何の話をしていると言ったら、岩本が嬉しいって報告してくると。
渡辺ー俺のこと、言ってないだろうな。
目黒ー…。
渡辺ー何を言った。
目黒ー果てた後、そのままもっと奥を責めると失神するよ?
渡辺ーばか!1番恥ずかしいやつ!
目黒ー今度やってみるって。
渡辺ーもう関わるな!
真っ赤になって怒る渡辺。目黒は笑っている。いつも気にかけているのに、何を今更。
惚気ばかりを聞いているわけじゃない。困ったことがあったら、手を差し伸べたいし。渡辺も、関わるなと言うけど目黒より、気にしているのを分かっている。
岩本の家。
阿部ー照?
岩本ーおっ、来たか。
阿部ー何をしてる?
岩本ー晩ご飯を作ってた。
阿部ー炒飯?照の炒飯は大好き。
岩本ーまぁ、ダイニングテーブルを使ってやってくれ。
阿部ーあっ、小鉢に色々入ってる。
岩本ーこの大きさだったら食べれるだろ?
阿部ーん、いただきます!
岩本ーこうすると、あの少食の翔太が食べるらしい。
阿部ーめめは翔太のためなら、何でもするね。
岩本ー可愛くて仕方ないらしい。
阿部ーふふふ。
阿部が後片付けをして、2人でゆっくりコーヒーを飲む。阿部の、世界遺産の話を聞く。いつか、2人で行きたいと、夢を語る。熱く語る阿部。聞いてる岩本はどんなところか、考えるだけで楽しい。
阿部ー行こうな。
岩本ーあぁ。
阿部ー今日、泊まる。
岩本ーいいのか?
阿部ーちゃんと照を補給しないと、調子が狂う。
岩本ーふふふ。
阿部ーめめが、1番楽しいときでしょって。
岩本ー楽しいか?
阿部ーん、楽しい。
優しいキス。これからが楽しみなキス。阿部が先にシャワーを浴びる。岩本の携帯に電話がかかってくる。
岩本ーはい。
佐久間ー照。
岩本ーどうした?
佐久間ー俺は照が好きだった。だけど、照は阿部と付き合っているんだよな?
岩本ー…。
佐久間ーだから、きっぱり、諦める。
岩本ー佐久間…。
佐久間ー阿部が好きだって言って?
岩本ー阿部だけが大事で、好きなんだ、ごめんな。
佐久間ー謝るな、スッキリした!
岩本ーありがと。
佐久間ー仲良くな?
岩本ーあぁ、任せろ。
佐久間ーじゃっ。
今ごろ、泣いてるかもしれない。けど、阿部には、言わないでおこう。しばらくして、腰にバスタオルを巻いただけの阿部が出て来た。頭から佐久間が消えていく。岩本もシャワー浴びてバスタオルだけで出て来る。
阿部ー照?なんかあった?
岩本ーいや?
阿部ー嘘。誰かと電話してた。
岩本ー…。
阿部ー照?
岩本ーお前は知らなくともいい。
阿部ー分かった。
岩本ー来て?
阿部ーふふふ。
抱き合ってベッドに倒れ込む。優しいキスから、熱いキスへ。バスタオルは、床に落ちている。ゆっくり身体を舐めていると、焦ったいと怒る。
阿部ーなんか聞いたね?
岩本ー誰に?
阿部ーんっ…はぁ…めめに…。
岩本ーさぁ、どうかな。
阿部ーなんか…怖いけど…はぁ…はぁ…んっんっ。
岩本ー酷いことなんかしないさ。
阿部ーんっんっ…気持ち…いい…。
岩本ー自分から腰を振るな。
阿部ー襲いたくなる?
岩本ー誘ってるようにしか見えないからな。
阿部ー誘ってる…んっ…はぁはぁ…。
岩本ーいやらしくなって。
阿部ーいや?
岩本ー大歓迎だ。
阿部ーあっ…それ…突いて…はぁ…いい…いい…。
岩本ー締まるね。
阿部ーあっ…くる…くる…でる…まだだめ…。
岩本ーいいから。
阿部ーはぁはぁ…でる…でる…っ…んっんっ…。
脱力した阿部。まだ、2人は繋がったまま。岩本が奥へ奥へ身体を進める。岩本を身体の奥で感じる。気持ちいい。
阿部ー照?…なに…?
岩本ーもっと気持ち良くなる。
阿部ーんっ…はぁはぁ…疼く…また…奥…知らない…あっ…はぁ…。
岩本ー気持ちいいだろ。
阿部ーなんか、怖い…大きな波が…くる…。
岩本ーはぁ…はぁ…。
阿部ー照……だめ…っ…なんか…くる….。
岩本ー凄く締まる…。
阿部ーはぁはぁ…やっ…あぁ…すごい…。
阿部の身体は震えている。快感でピンク色の身体。足を岩本の腰に巻き付ける。
阿部ー照…助けて…いい…いい…怖い…はぁはぁ…だめ…また…でる…。
岩本ーいいぞ。
阿部ーはぁはぁ…おかしくなる…。
岩本ー綺麗だ。
阿部ーあっ…はぁはぁ…でる…でる…照!
意識を失った阿部。ゆっくり身を引きながら頬を撫でる。布団を被り、阿部の意識が戻るまで待つ。
阿部ー照?
岩本ー気がついたか?
阿部ーなんか、すごかった。
岩本ー気持ち良かったか?
阿部ーん、今までと比べものにならないくらい。
岩本ーまたしてやる。
阿部ーふふふ。
阿部が岩本の首に腕を回して引き寄せキスをする。岩本がシャワー浴びるかと聞くと、腰が抜けてると言う。
笑いながらホットタオルを持ってくる。岩本には、とんでもなくいいらしいと分かり、楽しみが増えたと、阿部の身体を拭きながら思う。
コメント
5件

きゃ〜、末っ子たちの相談所もめめなべなんだね😆😆😆
senさん、第6話読みました! 佐久間が岩本に電話して阿部との関係をきっぱり聞くシーン、すごく胸に響きました。岩本が「阿部だけが大事で好き」と迷いなく言い切る潔さ、そしてそれを聞いて「スッキリした」と笑う佐久間の強さも素敵で…片思いの終わり方として理想的な距離感だなと。 その後、2人の寝室の空気感もとても優しかったです。普段はあまり話さないのに、家では自然に会話が流れてて、世界遺産の夢や「補給」なんて言葉も、日常に愛情が染み込んでる感じがして好きです。今後の展開も気になりますね。