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8:50
プルルルル
「はい、山瀬です」
「え、?」
「あ、ありがとうございます… 」
「はい」
ガチャ
想像もしてなかった。あいつがまた死んでしまうなんて…
電話の相手は莉久のお母さんで、内容は莉久が倒れて病院に搬送され、死亡が確認されたとのこと…
「どういうことだよ」
意味が分からない。約2日前にトラックに轢かれたが、何故か生きてるし。
そんでまた、死んでるし
俺が可笑しいのか?
「風呂……入るか…」
今何時だ?
8:45
あぁ、45分か…45分?!
「時間が…戻ってる?……」
頭がおかしくなりそうだ…。理屈が分からない。
そうだ、トラックん時もそうだった。
戻ったところで俺はどうしたらいいんだ?
電話するか
「もしもし、奏斗です」
「はい」
「いや、違うんです」
「莉久から目を離さないでもらえませんか?」
「お願いします。」
「はい!ありがとうございます!」
これで大丈夫なはず…。よし気分転換にゲームしよう