暗殺対象【knmt】

剣持視点＿＿

僕は最近転校をしてきた、「朝比奈　菜々」という隣の席の人が不思議だ。

明るくはっちゃけていそうで、意外としっかりしている。

普通はこれだとたよりになる明るい同級生というくくりになるけど、朝比奈さんは、

いつものキャラと違いすぎる、しっかりしすぎている人の方があっているのかもしれない。

「菜々ちゃんはさぁ～？部活はいんないのぉ？」

『ん～…！今のところ入る気はないかも～！』

「え～そっかぁ、一緒にバトミントンしたかったぁ～！ｗ」

『あはは！ｗ』

剣持「…。」

あの笑顔、笑い声、あれが全て噓だとしたら？

…嘘という言葉では表しきれない深い真実が隠れてるのかもしれない。

「！…もしかして…。」

あと残っているものがあるとしたら…

僕を狙っている暗殺者、とか。

「…そんなわけないか、ｗ」

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『くしゅっ！』

「菜々ちゃん風邪～？ｗ」

『いや、風邪は引いてないと思うけどな～？ｗ』

『…？』

誰かが私のことを噂してたりして。

『…そんなわけないな、』