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サーブ権はBチーム。一年生の石井謙信君。


まだどんなサーブを打つのかわかんない。


そもそもサーブが強いのかも分かんない。不明点しかない。


「 さっこーい! 」


節君がバチンと両頬を叩く。気合い入れかな。


サーブ、ジャンプフローターじゃない。

でも、勢いははジャンプフローター並みのサーブ。



俺の横を通り過ぎた。






その時、バン。






ボールを拾う音がした。


節直哉君がレシーブでボールを漱の方に回す。


「 音島君! 」



未開拓の才能を使うんだ。漱もチャレンジャーだよね。


俺だったら何時も通りを意識しちゃう。でも、変わっていくんだよね。俺たちは。


音島君のジャンプは綺麗だった。


綺麗だから直接得点に繋がるのかと言われればそうではないが、

その綺麗なフォームから生み出されるスパイクは相手のレシーブ網を綺麗に掻い潜るスパイクだった。






Aチーム。一点。

燕帝山 高校 排球部 の 日常  68話~

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