プルルルル プルルルル ピッ
???「もしも〜し、翡翠先生?」
???『少し久しぶりだな。雨花』
「翡翠先生」に「雨花」は電話をかけられていた。
翡翠『実は、実験してて副産物ができたんだ。その処分をして欲しくてな』
雨花「どんな副産物なんですか?」
翡翠『爆弾』
雨花「へぇ〜爆弾ですか!凄いですね!そんなものまで作れるなんて!」
翡翠『「爆弾」だと聴いてそんな冷静でいられるお前が心配だが、まぁ良い。まずはどんな物かみせたいからビデオ通話にしよう』
雨花と翡翠先生はビデオ通話を開始した。
雨花「立派な爆弾ですね!」
翡翠「あたしは天才だからな」
雨花「その割には随分と珍妙なロボットを作ってましたけどね」
翡翠「あれは珍妙ではない!」
雨花「というより参考にしたものが良くなかったのかも……?」
翡翠「とにかくだな!この爆弾何かに使えないか?人体に被害が起こらない程度の爆弾なんだが……」
雨花「うーん……そうですね……」
雨花と翡翠先生が悩んでいると……
???「あら?何してるの?廊下の真ん中で」
雨花「あっ紅葉先生」
「紅葉先生」が話しかけてきた。
紅葉「何だか物騒な言葉が聴こえたけど……?」
翡翠『おっお前は紅葉か?』
紅葉「その声は……翡翠先生?」
雨花「お二人はお知り合いなんですか?」
紅葉「知り合いというか科学学会で少しお話した程度だけど……」
翡翠『確かにそうだな。どうだ?お前もこの爆弾の処理について意見を聴かせてくれ』
紅葉「…………そうだ!あのそれ私が買い取るのでその代わり改造して欲しいんですけど……」
雨花「あっじゃあスマホお貸ししますね」
しばらくの間、翡翠先生と紅葉先生は話していた。そして……
紅葉「じゃあこれで」
翡翠『あぁ』
ピッ
雨花「お話終わりましたか?」
紅葉「ありがとう!雨花さん!」
雨花「え?いえいえ……?」
紅葉先生は目をキラキラさせて去っていた。
雨花「あの爆弾で何かするのかな?」
【続く】
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