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面白かったので続きを是非書いてください。完結まで是非書いてください。
シャンクスside
「おーい!!ウタぁ、オトぉ!どこだよ〜!」
「ルフィ….」
「ウタ!あれオトは…?」
「えっと….それは、…..」
「オトどこいっちゃったんだよ…」
「ご、ごめっ…ごめん。」
『ルフィ』
「あ!シャンクス」
『ウタ、先に行っててくれないか?』
「うん…」
『シャンクス…オトは?』
「…….オトは最高の演奏者になるために船をおりたんだ」
『うぅ…おれ嘘だって分かるぞ!!』
『だって、あいつウタやシャンクスのことが大好きだったんだぞ!』
『それに俺っ….あいつのことまだ褒めれてねェ!!』
「…….!」
『おれ..っ、あいつが泣いてんの知ってんだっ…!!』
「ルフィ…それはどういう……」
『っ!!そんなことも知んねぇのかっ。父ちゃんなんだろッ』
『オト、みんな自分を褒めてくれないってずっと…ずっと泣いてたんだ!』
「オト…そうか…….」
『シャンクスのせいだぞっ….ひっぐ..オトが….がわ”いそうだァっ!
オト…俺はそんなことも知らねぇでこれまで生きてきたのか。駄目な父親だな。オトは大人びてて俺たちがついてなくても大丈夫だと思っていた。だがそれがいけなかったのか。大人びてていてもまだまだ子供。親から愛情を受けて育つ頃だ。俺たちはオトに十分な愛情を与えてあげれなかった….。なんと詫びたらいいのか…
__オト、ウタのために伴奏してくれないか?
__オトはお姉ちゃんだろ?
__オト、どうして妹を守ってやれなかったんだ
っ….!俺は….なんてことを….。今更気がつくなんて…謝らなければいけないな….
その頃エレジアでは(オトside)
『これから何しよう…行くところもないし』
「オト。少し話がしたい…」
『ゴードンさん…どうしたの?』
「すまなかった…!!」
『え?』
「私たちはウタばかりを贔屓してしまった…!そのせいで君の心を傷つけた…」
「本当に、すまなかった…!!!」
『……いいよ。謝ってくれて嬉しい。ありがとうゴードンさん』
「ありがとう….ありがとう。オト…!」
『ゴードンさん、オトは死んだ』
「え…?オトは君じゃ…..」
『わたしは “演奏者トール” しがない演奏家だよ』
もうオトはいない。オトは赤髪海賊団の音楽家ウタの双子の姉。 “わたし” はもうオトじゃない。オト(ウタの双子)はあのエレジアの事件で死んだんだよ。”ボク” はトール。トールは世界に音を届ける演奏者。
シュルルッ(髪をとく音)ジョキンッ(髪を切る音)
『ボクはトール!これから最高の演奏家となる卵さ!』
「そう…か。改めて私はゴードンだ。仲良くしようトール」
『うん!よろしくねゴードンさん!!』
フーシャ村にて(ルフィside)
『ウタぁ…ウタはオトが大好きなんだよな?』
「当たり前じゃん!!」
『俺も負けねぇぞ!おれの方がオトが大好きだ!』
「なにぃ〜!?あたしだよ!!勝負しよ、勝負!!」
『望むところだぁ!!』
ルフィ22個。ウタ27個
「ふん!あたしの勝ちね!!」
『くっそぉ!ウタはオトとたくさん居たから今のはなしだ!』
「出た!負け惜しみ〜!あたしの186連勝ね」
『違ぇ!俺が186連勝中だ!!』
俺は強くならねェといけねぇんだ!!オトを守れるくらい強くならねェと!!
数週間後
『おれはいつかこの一味にも負けない仲間を集めて!!』
『世界一の財宝を見つけて!!海賊王になってやる!!!』
「ほう…!俺たちを越えるのか。…..じゃあ、この帽子をお前に預ける」
「俺の大切な帽子だ。いつかきっと返しに来い。立派な海賊になってな」
「海賊王になるんだって。ルフィ」
「ルフィならなれるだろう」
「あたし、世界一の歌姫になれるかな」
「なれるさ、俺の自慢の娘だからな」
「うん…!!待っててね、オト!」
🎼.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.¸¸🎶
あとがき
✧オト✧
赤髪海賊団音楽家ウタの双子の姉。エレジアの事件にて死亡。
✧トール✧
演奏家の卵。最高の演奏者になることが夢。
髪型↓
✧ウタ✧
ルフィに慰められ前を向く未来の歌姫。世界一の歌姫になったらオトを迎えに行く予定。
✧シャンクス✧
やっと改心したダメな父親。
✧赤髪海賊団✧
やっと改心したダメな海賊たち。
今回短くてすみません💦
次回はもっと長くしようと思います!
ハートやコメントして下さると嬉しいです!
それでは次回をお楽しみに(*´∀`*)