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フライギ

13 - 第13話 スコティッシュフォールド。(=^・・^=)

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2025年06月24日

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休日の午後、穏やかな光が差す部屋で、イギリスはソファの肘掛けに肘をついて、何かをじっと見つめていた。

タブレットの画面には、丸まった耳の、ふわふわの毛玉みたいな猫の写真。

仏「……あれ? なんか見てるじゃん。動物の動画?」

英「ええ。……最近、こういうの、よくおすすめに出てくるんですよ」

英「この丸い耳の……スコティッシュフォールドって種類、でしたかね。やたらと癒されるんです」

仏「ふ〜ん……」

フランスは隣に腰を下ろし、イギリスの肩越しに画面を覗き込む。

仏「……かわいい、ね」

仏「でも、実物の方が癒されるよ。たとえば僕とか?」

英「何言ってるんですか……自分で言うことじゃないでしょう、それ」

仏「じゃあ、君が言ってよ」

フランスはちょっとだけ顔を寄せて、にやりと微笑む。

英「……うるさいです。今は猫の話をしてるんですから」

仏「そっか……じゃあさ」

英「?」

仏「飼ってみよっか、猫」

英「……は?」

仏「一緒に住んでるんだし、家も広い。僕は在宅だし、君だって定時で帰ってきてる。ちゃんと世話できるよ」

仏「君が癒されるなら……それに、僕も猫、好きだし」

英「……本気で言ってるんですか?」

仏「うん。だって君、最近ちょっと疲れてそうだったから」

英「……」

英「……気のせいですよ」

仏「じゃあ“君の笑ってる顔がもっと見たいから”って言い直そうか?」

英「……バカじゃないですか」

英「……でも、そうですね。もし、そういう子がうちに来たら――」

英「たぶん、毎日が、ちょっとだけ変わるかもしれませんね」

仏「うん。じゃあ、明日、一緒に見に行こうよ。猫カフェと、……里親募集してるとこ」

英「……そんなに早く決めるものなんですか」

仏「タイミングって、大事でしょ?」

英「……本当に、勝手に話を進めるの、得意ですよね」

仏「でも君、笑ってるじゃん」

英「……うるさいです」

仏「はいはい」

フランスは笑いながら、イギリスの肩にちょっとだけ頭を乗せた。

その距離感が、猫を迎える前から、もうどこかあたたかくて――。

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