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結局塚元と食べるハメに、
なんだか知らねぇけど屋上の
ドアが開いており、
青い空に桜が舞う中、
俺ら2人並んで座っていた。
「ねぇ?仏くんって呼んでもいい?」
春の光を集めたかってみたいな笑顔が、
まっすぐ俺に向けられる。
あぁ、こんな陰の者が陽の光に
耐えられるかっての。
「別に。お前が呼びたいなら、
ご勝手にどうぞ」
こいつと関わるのは間違いだったな、と
そう思いながらパンを口に運ぶ。
「ねぇ仏くんってパンが主食なの?」
こいつ、バカなのか?
「は?いや、今日たまたまパンなだけ。
別に執着ねぇし」
「そうなんだ!」
にっこり笑う塚元に、仕返しのつもりで
「お前は弁当じゃん?
お前は主食弁当なん?」
と言い返した。
「うーん、弁当っていうより、自炊かな?」
驚いた。
この豪華弁当、自分で作ってんのかよ。
「僕、スモモが好きなんだ〜。 だから、
いつもお弁当にスモモ入れてるんだよ」
「ス…..スモモ、ね」
俺はこの時、ただ「弁当作れるのすげー」しか考えてなかった。
…..でも、1番やべーのは李(スモモ)なんだけどな。
ーーー次回 書ければ書く。
♡下さい。モチベです。モチベ。