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15 - 第13話 お漏らし

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2024年11月26日

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夜明け前の小屋は静寂に包まれていた。リオの低い寝息と、木々の間を抜ける風の音が心地よい音楽のように響く。そんな中、萌香は夢を見ていた。

萌香は気づくと、大理石の豪華なバスルームに立っていた。

湯船には澄んだお湯がたっぷりと注がれ、温かな湯気が立ち上っている。

「こんな贅沢…どうしてここにいるの?」

不思議に思いつつも安心感が彼女を包む。萌香は湯船にゆっくりと足を沈め、その心地よさに思わず声を漏らした。

「はぁ…気持ちいいなぁ。」

その時、背徳感とともに尿を風呂の中で体外に流す。

湯船の中でリラックスしていると、ふと湯の中に漂う不自然な影に気づく。

「ん?何これ…?」

彼女が湯の中に手を伸ばすと、その影が突然動き出し、お湯がぐるぐると渦を巻き始めた。

「うわっ、何これ!?え、待っ…!」

その瞬間、渦が彼女をのみ込み、夢はぷつりと途切れた。

「…ん?」

萌香ははっと目を覚ます。夢の感覚が妙にリアルで、身体が重く、どこかじっとりとした湿り気を感じる。

「え、何これ?」

寝袋の中で足を動かすと、妙にぬるりとした感触が広がった。

「ま、まさか…嘘でしょ!?」

彼女は慌てて寝袋から這い出し、自分の足元を確認する。そこには明らかに自分が原因である湿った跡が広がっていた。

「…何か起きたのか?」

隣で寝ていたいさなが、目をこすりながら起き上がる。

「いや、あの、その…なんでもない!」

萌香は必死に誤魔化そうとするが、いさなの目はすでに床の濡れた跡にロックオンしていた。

「…萌香、それ、何?」

「な、なんでもないってば!」

いさながじっと濡れた寝袋を見つめた後、不意に真剣な顔で言った。

「おい、この匂い、もしかして新しい恐竜の痕跡じゃないか?」

「はぁ!?違うから!!」

萌香は全力で否定するが、いさなは真面目な顔で続けた。

「いや、これは危険だ。俺が確かめるしかない。」

そう言うと、彼は寝袋を掴み、匂いを嗅ごうとした。

「やめてぇぇぇ!!!」

萌香は全力で寝袋を取り返し、隅っこで顔を真っ赤にして縮こまる。

その声に、みりんとゆうなが眠そうな顔をしながら起きてきた。

「何?朝から大騒ぎして。」

「…って、何か湿ってる?雨漏り?」

「違うの!!何でもないの!!!」萌香は顔を両手で覆いながら叫ぶ。

みりんが怪訝そうな顔で寝袋の濡れた部分を見つめると、いさなが妙に得意げに言った。

「どうやら萌香が何かを生み出したらしい。これ、新たな資源として活用できるぞ。」

「いや、なんの資源だよ!?」ゆうなが突っ込みを入れると、みりんが肩を震わせながら笑い出した。

「ごめん…ちょっと、朝から面白すぎる…。」

「もういい加減にしてよ!!!」

萌香は顔を真っ赤にして、全員に向かって叫んだ。その声には羞恥心と怒りが入り混じり、リオですら小さく唸り声をあげた。

いさなが肩をすくめて言う。

「まあ、事故だし誰にでもあることだろ?気にすんな。」

「…本当に気にしなくていいの?」みりんが顔を赤くしながら笑いを堪え、ゆうなはあきれ顔でため息をついた。

「よし、じゃあ朝飯にしようぜ。水が足りないし、萌香の…いや、冗談冗談!」

「やめてぇぇぇ!!!」

朝焼けが小屋を包む中、萌香の声が再び響き渡った。次回、ようやく恐竜退治が始まる…かもしれない。

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コメント

5

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ちょ、これはギリアウトだろww

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