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ちょ家が鼻血と水で大洪水じゃん()コネさんの最後の言葉....グってきたっ、、、!!凄いなあ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
シッマ……かっこよ
ut-side
俺って、役に立ててんのかな
仕事もロボロに取られてもうたし
書類がばるし
そんなに強ないし
“無能”って……呼ばれるし……
俺のいい所、何一つないな。
って、ずっと思ってる
相棒にも、迷惑かけっぱなしやなぁ
こんな俺が相棒じゃ、自分の力を活かせないだろうに…
あれ?俺って要らなくね?
いいところが一つもない…悪い所しかない…
こんな奴がアイツらと一緒にいる資格はない…
なら、
死んでしまおう
そう思って俺は
屋上に向かった。
爽やかな風が吹く
俺が今から死ぬのを祝福しているようで
なんだか誇らしい
柵の向こう側に行こうと
身体を向こう側に乗り出した時……
──────────おい。
1番聞きたくなかった声が聞こえた
鬱)・・・・・・・・・・どうしたん?w
ut)──────シッマ。
kn)どーしたもこーしたもないやろ
kn)何しとんねん
ut)何って…自殺?
kn)そんなもん見ればわかるわ
kn)何でそんなことしてるのか聞いてるんや
ut)うーん・・・意味が無いから?
kn)なんの?
ut)・・・・・・・・・・・・生きる意味。
kn)・・・・・まぁ、そんなとこやろうな
ut)ガバって、仕事取られて、無能って言われて
ut)俺って必要ないじゃーんって…w
ut)相棒のお前にも、迷惑かけたな。
ut)いや、相棒なんて言うのも烏滸がましいな
kn)・・・・・・・は?
ut)・・・・・ははっw
kn)何笑っとんねん…!!!!!
ut)別に?w
ut)バイバイw “コネシマさん”
俺は、手を離してもらうために言った
嫌いになってもらうために、
死なせてもらうために……
なのに、
アイツはもっと力を込めた
kn)・・・・・・逝かせるかよ
アイツには珍しい、小さな声。
でも、力強くて、優しくて、あったかい
俺の大好きな人の声。
kn)──────ほら、少し揺らいだ。
ut)・・・・・・・・・・!?
kn)こんな言葉で揺らぐなんて、お前の意志も弱いもんだな。
ut)・・・・・・・・・・っ!!!!!
ut)お前に…何がわかんねん…!!!!!
kn)わからんよ?何も。
ut)・・・・・・・・・・はっ?
kn)でも、これだけは分かる。
ut)・・・・・・・・・・・ッ!!!!!
いつものように心が無いような言葉に聞こえて
でも、
本当は誰よりも優しい奴なりの言葉で
俺の視界は揺らぐ
kn)ほら、泣くなら泣け。
kn)全部、受け止めてやるよ。
──────痛かった。
──────悲しかった。
──────苦しかった。
──────辛かった。
ut)全部、話してええの…?
ut)全部、吐き出してええの…?
ut)全部…全部…分かってくれるの…?
kn)おん、ええで。
kn)お前の自慢の相棒に、任せろ!
久しぶりに泣いた。
声を上げて泣いた。
相棒のあったかい胸の中で、
びしょびしょになるぐらい泣いた
服が濡れていくのに対し、俺の心は満たされていって…
相棒は何も言わず、俺の話を黙って聞いてくれた
話終わる頃には相棒も泣いていて。
ホンマに、優しいんやから。
俺はそのまま眠りに落ちた。