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はぁ〜、あの話をしてから気が重い。
ん〜、、任せなさいってどういうこと?
と周りを見ずにフラフラ歩いていると
ドン、と人とぶつかりバランスを崩す。
その寸前で相手が私を引き寄せてカバーしてくれた。
かな「、、、、、、」
侑「大丈夫か?」
最悪だ。本来はお礼を言うべきであるけど今一番会いたくない人とあってしまった。
うぅ〜、でもお礼言って逃げた所で部屋が同じだから結局あってしまう。
と頭をぐるぐるフル回転させていたら、
侑「なぁ、話あんねんけど、、、えぇか?」
とたずねてきた。
私は一刻もココから離れたかった。
私が最近気になり始めていると自覚したから、、けど宮侑に捕まっている。
もう逃げようがない。
なので、
かな「、、、、話って?」
と聞き返した。
そうしたら相手は緊張したような、だけど嬉しそうな表情で言った。
侑「その、ここじゃ話せへんから屋上で話したいんやけど」
かな「、、コクリ」
侑「ありがとう、ほな行こか」
と私達は屋上へと歩き出した。
言っている間、
私はなぜ屋上で話し?、、、、、まさか告白か?
いや、そんなことはないな。相手は私を毛嫌いしていたし、、、なぜ?
と、自問自答を繰り返していた。
〜屋上〜
私達は屋上につき、フェンスにもたれかかった。
すると突然、
侑「なぁ、俺さ好きな人おんねん」
と話された。
なんだ、恋バナと言うものかと少しがっかりした。
でも恋バナは一度してみたかったのでのることに。
かな「誰?」
侑「、まだ、言えへん」
かな「、そっか、、それで?」
侑「その人に好かれるためにはどうしたらいいと思う?」
かな「ん〜、、、、」
と質問され回答に困る。
恋は相手の性格によるものだ。
私は恋というものは何度かしたことあるが、それは幻だと言い聞かせ
諦めていた。それに恋という感情を捨て勉強に集中した。
そのせいか、恋に疎い(うとい)ことがよくありその場の空気を壊したことがある。
だから私は恋に向かない。
今回の気になり始めているこの感情も言い聞かせ、最終的には捨てる。
でも、捨てるときは恋に目覚めないと捨てにくいと言う条件がある。
かな「その人の性格は一言で表すなら?」
と質問を質問で返す。早く恋に目覚めたいな。
侑「ん〜、、真面目やけどめんどくさがりな人」
かな「真面目だけどめんどくさがりな人か〜」
侑「うん」
ん、、、、、、真面目でめんどくさがり、、、なんかこういう人って
どんな攻め方したらいいんだろうか。
ん〜、強豪突破?、はなんか違うし
かと言って攻めないってのも違うし、、、、
かな「その人って好きなものに釣られる?」
私はまだ情報が足りないから質問をした。
すると相手は顔を曇らせ、こう言った。
侑「、、、、、、その、俺もあんまその人のこと知らんくてさ」
ときた。
これは予想外だな。
うん、どうしよう。普通に思いつかない、、、、、、
とまで考えた時
かな「なら、その人に何気なく質問したりどこかに誘ってみたらどうですか?」
と言った。
これなら相手のことを知れて、デートにも誘えて一石二鳥。
でも宮侑は今は合宿。だから相手の予定が空いているか不安だけど、
と思って本人を見てみると
侑「それ、ええな、それやったら、、、、ブツブツ」
と独り言を言いながら、最後に
侑「日河、ありがとう」
と言ってどこかへ行った。
そういや宮侑の好きな人って誰なんだろう?
と淡い疑問を胸に抱きつつ私は部屋に戻りに行ったのだった。
〜その日の夜〜
私が部屋に戻ると、
北「あ、日河さん」
と突然呼ばれ驚いた。
何事かと思い北さんを見ると
北「寝る前にひとつ話し合ってな」
と言われた。
正直もうお話はお腹いっぱいで聞きたくなかったが、あの北さんだ。
きっと大事な話なんだろうなと思い聞くことにした。
北「監督の話やねんけど、もう監督は体調戻って念の為病院行ったんやけど」
「そのままこの合宿監督は自分の家で安静にしといてもらいことになってん」
「だから監督の代わりをお願いしたいんや」
と言われた。
確かに病気になったのなら自分の家でゆっくりしたい、けど
それとこれとは話が別だ。しかもお願いと言うことは断れる。
でも人が人だ。そんなすぐに断れる人ではない。しかも監督。
今日は1日だけだったから問題はない。
でも約一週間、もし選手たちがケガなどしたら、、、、
かな「、、、、わ、私じゃ、責任を背負えません、それでもいいのでしたらいいですが」
北「責任は全部猫又監督が背負うみたいやし大丈夫、引き受けてくれてありがとう」
といい北さんは選手を呼び明日の予定を話していた。
その間に、私の心配している部分を猫又監督がカバーしてもらえることに気づき、
安心し、このチームを強く育てないと、と心に誓ったのだった。
その後は各自自分の布団に入り、眠った。
お母さん『今日はたくさん買ったね』
かな『うん!』
お父さん『家に帰ったらお風呂入ろうな』
お姉ちゃん『えー、買ったお洋服着たい!!ね、かな』
かな『うん!ファッションショーしてからお風呂入ろ!お姉ちゃん!』
お姉ちゃん『だね!』
お母さん『だって、あなた』
お父さん『しかたない、今日だけだぞー?』
お姉ちゃん\かな『はーい!!』
お母さん『息ぴったりね、、、、ってあなた!?危ない!?!?』
キーー、バッコーン!
=A,M1:00=
ハッとして私は上体を勢い良く起こした。
嫌な夢だ。なぜこんな時に、、、、、
私はもう一度寝ようと試みたが寝れない。
でも前回と同じように宮侑の布団に潜り込むこともできない。
最悪だ。もう朝まで待ってよう。そう思って意気込んで起きていると、
侑「、、、、唸ってたけど大丈夫か?」
と突然後ろから小さい声が聞こえた。
その声が私的には救いに思えた。
かな「、、、、、別に」
と私はその救いを無駄にしたかのような言い方だった。
ほんと、素直じゃないな、私は。
侑「そんなこと、ないやろ」
私はその声に驚いた。
私は声に感情を出していない、のに関わらず彼は私を気遣ってくれた。
それでも私は、
かな「、、ほんと、大丈夫だから」
と言いかえした。
それでも彼はまた聞いてきた。
ほんと、なんでこんな時に優しいんだろうか。
反則だ。
かな「、、、、、一緒に、寝てもいい?」
と私は言った。
彼は驚いたような顔をした後、私に“おいで”と言っているかのような
そんな感じに腕を伸ばし、「ええよ」と言った。
言わなくてもきっと彼は分かってくれたのだろう。
ありがたい、いつか言えたらいいな。