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【 ネガイゴト 】
upprn×lt
⚠︎Attention⚠︎
・この作品はmmmrの皆様と一切関係ございません
・upprn様とlt様メインの作品になっています
・地雷・苦手な方はブラウザバック推奨🔙
・この作品は読み切りとなっています
lt : side
lt「…」
星が綺麗な夜だった。
私は丘の上に腰を下ろし、空を見あげた。
lt「…今日も、来てくれるかな、」
lt「upprn…」
upprnは、私の”大好きな人”
あの日から_
1年前、私は体育の授業中に怪我をしてしまった。
lt「最悪っ、」
up「痛そ、」
up「大丈夫か?」
そう他人事のように言う人
この人こそが私の好きな人、”upprn”だ。
lt「…」
up「どうした?」
lt「だ…」
up「だ?」
lt「大丈夫なわけないでしょっ!?」
up「…確かに大丈夫じゃないよね、」
up「ごめん。」
upprnは真剣な顔になり、そう言った。
lt「…別にいいよ、」
lt「それより、包帯つけなきゃ」
up「俺、取ってくるね」
そう言ったupprnは包帯を取りに行ってくれた。
なぜか、今日のupprnの背中は頼もしかった。
up「はい、包帯」
lt「ありがとう」
up「自分でできそう?」
lt「…多分」
up「本当に?」
lt「…」
up「ほら、包帯貸して」
lt「ぅん、」
私はupprnに包帯を渡した。
包帯を受け取ったupprnは、慣れた手つきで包帯を巻いていった。
up「よし」
lt「ありがとう…!」
up「どういたしまして」
up「無理、すんなよ?(ニコッ」
そう言って、upprnは私に水を差し出した。
lt「ありが…と、」
怪我をした時、真っ先に気づいてくれたのも
放課後、遅くまで作業していた時、声をかけてくれたのも
upprnは全部、当たり前みたいな顔で。
本当に優しい人だなって、思った。
それだけのはずだった。
でも、気づけばupprnの声に反応してしまったり、
姿を探してしまったり
lt「こんなの… もう、好きじゃん…」
言葉にした瞬間、胸が少し痛んだ。
私は、upprnを好きになった日に思いを馳せていた。
lt「懐かしい…な、」
そう思った時、後ろから声がした。
「やっぱり来てたんだ」
聞き慣れた声に、心臓が跳ねた。
振り向くと
そこにはupprnが立っていた。
lt「放課後ぶりだね」
声が震えないように息を整える。
up「ここ、落ち着くよね」
そう言って、upprnは少し離れた場所に座った。
この距離が、今の二人に丁度いい。
だけど、それが少しだけ苦しい。
lt「…」
私は目を閉じる。
胸の奥で、思いが静かに揺れた。
『願い事、してもいいですか。』
星に問いかける。
でも、答えは帰ってこない。
『この時間が、終わりませんように。』
『いつか、ちゃんと隣に座れますように。』
lt「…」
目を開けると、upprnも空を見ていた。
同じ星。
同じ夜。
lt「…星に、願い事した、?」
思い切って聞くと、upprnは少しだけ間を置いて言った。
up「内緒」
その一言が、胸にじんわりと広がった。
否定じゃない。
それだけで、十分だった。
夜は静かに更けていく。
想いは、まだ言葉にならない。
それでも私は信じている。
この”ネガイゴト” が、いつか星に届くことを。
夜は、思っていたよりも早く深くなっていた。
風が少し冷たくなり、星の光がよりはっきりと見える。
up「そろそろ帰ろっか」
ウパパロンのその一言に、胸が小さく跳ねた。
“終わっちゃう”
そんな気持ちが、反射的に浮かぶ
lt「う、ん…」
名残惜しさを悟られないように、私は立ち上がった。
並んで歩く。
ほんの数歩分の距離なのに、心臓の音がうるさい。
丘を下りる途中、ウパパロンが足を止めた。
up「lt」
呼ばれて反射的に顔を上げる。
up「こういう時間、嫌じゃないよね」
それは、独り言みたいな声だった。
でも確かに、私に向けられていた。
lt「嫌じゃ、ないかな…」
むしろその逆。
でも、それ以上は言えなかった。
upprnは少し困ったように笑って、夜空を見上げた。
up「俺さ、願い事ってあんま信じてなかったんだ」
その言葉にltは息を飲む。
up「でも」
up「でも、今日ぐらいは信じてもいいかなって思った。」
星の光が彼の横顔を照らす。
その表情は、どこか真剣で。
up「もし、同じ願いをしてる人がいたら…」
up「それって、悪くない…よね」
私の胸は、ぎゅっと締め付けられた。
“…同じ、願い。”
言葉にしなくても分かってしまう。
今、この瞬間だけは。
lt「…私も、」
気づいたら声が出ていた。
lt「同じ星に、願ったよ」
それ以上は言わない。
言えない。
でも、それで十分だった。
ウパパロンは一瞬驚いた顔をして、
それから、静かに笑った。
up「そっか」
その一言がやけに優しかった。
二人は並んで、もう一度空を見上げる。
星は何も語らない。
けれど、確かにそこにあった。
『この想いが、いつか言葉になりますように。』
『その時も、隣にいられますように。』
私は胸の中で、そっと願う。
“ネガイゴト“は、まだ秘密のまま。
でもそれは、確かに前よりも、近づいていた。
星空の下で交わされた、言葉にならない想いが、静かに、未来を照らしていた。
コメント
6件
ウパラテ推しだから良き!
ええ、ありがとうございます…!! めちゃくちゃ嬉しいです!!