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大「○○、ちゃんと寝た〜?」
和「あれ、何か昨日より顔色悪い、?」
丈「ちゃんと寝たんやろうなぁ?」
「寝たよ、、」
流「今日休みやからゆっくりしよ」
「うん、」
🍽
「っ、ごめん、もう食べられない、」
半分も食べてない。それに息も荒い気がする
『、、○○ちょいごめん』
おでこを触ると、ものすごく熱い。
『○○、熱ある』
そう言った瞬間、皆んなが動く。
駿「体温計持ってくるわ」
大「吐き気は?」
「ちょっと、」
和「大丈夫よ。無理して食べんでも」
「ごめんなさい、」
謙「さっきから顔赤いとは思っとったけど熱あったんか、」
駿「ん。計って?」
ピピピッ
「ん、」
丈「高っ、」
流「何度?」
丈「38.0」
大「高ぁ、、」
「痛いぃ、っ、」
和「お腹も痛いん?」
「さっき、来た、」
流「マジか、、ダブル、?」
丈「とりあえずもうベッド戻ろ。な?」
謙「歩ける?」
「歩ける、っ、」
そう言って立ち上がる。
大「抱っこしよか?」
「んーん、」
フラッ
『○○!!』
「ぃ、たい、っ、」
うずくまって顔を歪ませる○○。
和「恭平連れてったり」
『了解っす』
『○○掴まって』
「ごめんなさい、」
『ええのええの。ゆっくり休みな』
「もう行っちゃうの、?」
熱のせいか、いつもより水分量多めのおめめで見つめられる。
『傍おろうか?』
「ん、」
『分かった。』
コンコン
丈「冷えピタとか薬とか持ってきたで」
「ありがと、おにーちゃん、」
丈「ん。ゆっくり休めよ〜」
『これ貼るよ?』
「ん、」
「冷たっ、」
『薬は?』
「飲まない、」
『飲まんと痛いの無くならんよ?』
「飲みたくない」
辛いとたまにワガママになる○○。普段いい子ちゃんで周りに迷惑かけんように、って感じやから、たまに出るワガママちゃんが嬉しいんやけど、、飲まんと○○が辛いまんまやから、、
『お願いやから飲も?』
「嫌や」
『っ、、だーめ。飲まんと俺下降りるで』
「分かった、」
『ん。』
不意の関西弁はあかんわ、
「飲めた」
『ん、えらいえらい』
「えらい?」
ぱあっと子供のような笑みを浮かべる○○。可愛すぎんか?
『ん。えらいえらい!』
『ええ子はねんねしような〜』
「きょくんも一緒に寝よ?」
『えぇ〜?』
下アングルでも可愛ええって何事??
『仕事遅れる〜、w』
『じゃあ帰ってきたら何でも言うこと聞いてあげる。』
「約束ね」
『ん、約束。』
「何時帰ってくる?」
『6時』
そう言った途端ほっぺを膨らませる。
「休んで」
『ん〜、無理やなぁ〜、w』
「一緒に寝てくれないと○○も寝ないもん」
んー、困った。wもうそろそろ賢人が迎えに来るんやけど、、
『ちょっとだけな?』
「やったぁ、」
一瞬眉間に皺を寄せる○○。
『お腹痛い?』
「えへへ、バレたぁ?」
痛みに耐えるように笑う。隠さんくてええのに、、
『この辺?』
「もうちょっと下、」
『ここ?』
「そこ、、」
『暖めとくから○○は寝な』
「ん、ありが、」
『…早w』
体調悪い上に、元々寝つきがいい○○。言い終わらないうちに寝てしまった。
『ん、どうしよ。誰が休みやったっけ』
グループに連絡を入れる。あ、大吾くん休みなんや、、お願いしようかな
コンコン
大「入るでー」
『もう出ないとなんで、ここお願いしていいですか、?』
大「ええよええよ。」
謙「恭平、賢人きたで」
『了解』
大「ここは任して、気つけて行ってきな」
『ありがとうございます』
大吾Side
「んっ、、」
恭平が出てから五分で目覚めた姫。
「あれ、きょくんは、?」
大「恭平仕事行ったで」
「そなんだ、」
「痛、、」
大「俺でよければ摩るよ?」
「ここ、、」
俺の手首を掴んで自分の下腹部にもっていく
大「ここな。摩っとくから○○は寝てな」
「ん、」
そう言うとまた眠りにつく。
良くなりますように。
「ん、、」
大「ん、、?」
あれ、俺、、寝とった、?
時間を見ると、さっきから1時間経ってた。
大「○○どした?」
「暑い、」
大「暑い?熱上がったかな、、熱計る?」
「ん、」
ピピピッ
大「何度?見して」
ピッ
「さっきと変わってない」
体温計を見てすぐに電源を切る○○。
大「あのなぁ。w これ、付けたら分かるんよ」
そう言って電源をつけて、体温を見る。
大「38.7。上がってるやん」
大「…てか汗かいてるやんな?着替えよっか。気持ち悪いやろ。」
着替えを持ってこようとするけど、
大「おわっ、」
何かに引っかかって転びそうに。
大「ん?○○?どしたん?」
何かと思って後ろを見ると、Tシャツの裾を○○が掴んでた。
「行っちゃいや、」
大「…分かった。ここおるな?」
下におるはっすんに連絡。
和「はーい、持ってきたで〜」
大「ゴメンな、こんな近くやのに、w」
和「いやいや。姫のお願いなら何でもするで〜?」
和「あ、○○食べられそうなものある?おかゆとか、うどんとか、何でも!」
「何も食べたくない、」
和「んー、じゃあゼリーは?」
「…みかんの、」
和「みかんね。りょーかい!」
大「ありがとう」
和「いーえ。あ、皆んなが良ければ代わるって言っとるけど。どうする?」
大「ん〜、じゃあ丈くんと代わろうかな。その方が○○も楽やろうから」
和「OK。言ってくるわ」
大「お願い」
丈「○○来たで」
「おにーちゃん」
大「じゃ、大ちゃん戻るな?」
「ありがと」
大「はーい」
丈Side
「お兄ちゃん、」
丈「どした?暑い?」
「ちょっと寒い、」
丈「寒い!?熱上がるんかな、、こっちの布団にしよっか」
「それ暑い、、」
丈「文句言わんのー。」
「嫌」
丈「嫌ちゃう。」
あらぁ、、ワガママ○○か。
「お兄ちゃん嫌い」
丈「嫌いでええ。言うこと聞いて。」
「お兄ちゃん好き」
丈「どっちやねんw」
「それいらない、」
丈「お願い。そしたらはよ良くなるから。」
「…分かった、」
「んー、、」
丈「寝られん?」
「しんどい、かも、」
そらそうや。辛いに決まっとる。少しでも辛さが和らぐように手を繋ぐ。
しばらくすると、寝息が。
丈「はよ良くなれよ、」
コンコン
丈「はーい」
和「あ、寝とる?」
丈「ん。」
和「うどん湯掻いてきたんやけど」
そう言われて時計を見ると、もう12時前。
丈「○○起こそか」
丈「○○起きれる?」
「ん、、」
「はっすん、?」
和「ゼリーも買ってきたんやけど、おうどんも食べれそうなら食べてな」
「ん、」
和「じゃあみんなの分も用意してくるわ」
丈「ありがとう」
丈「○○食べれそう?」
「ん、」
丈「無理して食べんでもええから」
5本、食べれた。
「っ、」
これ、吐くな。。
丈「ごめんな○○。もうちょい待ってな」
そう言って急いで○○抱っこしてトイレへ。
吐きそうなのに、吐かない○○。
丈「○○吐いてええんよ」
「っ、、」
首を横に振る○○。
何で、、吐いたらちょっと楽になるのに、
…もしかして、、
丈「作ってくれたの吐きたくないとか思ってる?」
「、、」
ゆっくり小さく頷く○○。はぁ、、こんな時まで他の人のことか、、どんだけお人好しなん、
丈「○○、吐いて。吐いたからって大橋は怒らんし、むしろそれで躊躇っとったらそっちの方が怒ると思うで」
丈「な?」
そう言って吐きやすいように背中を摩る。
ちょっとしてから吐いてくれた。
「っ、」
丈「もう出ん?」
「ん、」
力が抜けたように倒れそうになる○○。
丈「ちょ、!」
丈「○○、口ゆすいでベッド戻ろ?」
力が入らないようなのでまた抱っこして洗面所まで連れて行って、部屋に。
丈「ごめんな、○○。兄ちゃん仕事行かな。」
丈「誰か呼んでくるから寝てて。」
「ありがと、」
丈「ん、ええよ」
丈「○○のそばどっちかおってくれん?」
大「俺行こか?」
和「や、俺行くわ」
丈「ん、よろしく」
はっすんSide
和「失礼しまーす、」
和「きれーな寝顔、、」
改めてよく見ると、山田くんによく似てる。
山田くんの女装、何となく○○に似てたもんなぁ、、
○○が男装したら山田くんに似るんかな?
目、似てるよなぁ。この色素薄い目。
ん?
和「あれ、起きてたん!?w」
「ん。ずっとこっち見てるなぁって。」
和「可愛ええなって見てたの。」
「見ないで」
そう言って頭まで布団を被ってしまう○○。可愛ええ、、
和「えぇー?w」
和「あ、○○。」
「なに?」
ひょこっと顔をのぞかせる。
和「ありがとうな」
「何が?」
和「んーん。」
「変なの。」
さっきの丈くんとの会話。聞こえてたのは秘密にしとこ。
謙「帰りました〜」
和「おかえり〜」
駿「○○どんな感じですか?」
和「昼は39まで上がったっぽいけど、今は落ち着いとるよ」
流「頑張ったんやな、」
謙「見てこよ」
和「今大ちゃんが見てくれとるわ」
『帰りました〜』
大「ん、おかえり〜」
丈「○○は?」
和「皆んな一番に○○のことやんw」
駿「今流星くんが見てくれてて」
『見に行ってくる』
恭平Side
ガチャ
流「あ、おかえり〜」
『ただいま』
流「○○みる?もうちょい見とこっか?」
『手洗ってくるからもうちょいお願い』
流「はーい」
ピピピッ
「ん、きょくん、?」
『ごめん、起こした』
『ん、熱は相変わらずやな。』
『腹は?』
「薬飲んだし平気」
『そっか』
「お疲れ様」
『ありがとう』
「ね。疲れてるところ申し訳ないんだけど、お願い聞いて」
『覚えてたん、』
『なに?』
「ぎゅってして?」
『…そんなんでええの?』
「それがいいの」
『こんなん、疲れとっても何の問題もないわ』
ギュッ
『いくらでもしたる』
「きょくんの匂い、好き」
弱ってる○○が可愛くて。顔を近づけると、手で口を押さえられる。
「だめ。熱が移っちゃうでしょ」
○○の手を避けて言う。
『俺、馬鹿やからさ。風邪引かんのよ。』
「それでもダメです。」
『ちぇー。お預けか。』
『まぁ、治ったら、、な?』
そう言って○○を見るともう半分目が開いてないw
「ん、」
『○○?w 寝てええんよ?w』
「ん、、」
『ん、おやすみ。』
「、、」
下降りようかな。w
「き、」
『?』
「きょ、好き、、」
え、今、恭平好きって言ったよな?寝言で。
可愛い。え、これは反則。やばい。
『俺も好きやで』
まだ熱いおでこにキスをして下に降りた。