「あ〜……憂鬱だ……」
「え、どしたの?」
「明日から古代語なんだと。僕も憂鬱だ…」
「古代語?」
「ああ、監督生知らねぇもんな。古代語っつーのは3種類もの文字をそれぞれ組みあわせて1つの文として完成する、超難解の言語なんだよ。あのリドル寮長ですら苦戦してんのに俺らとか無理だろ…」
「へぇ〜……」
(なんか、日本語に似てるな…。この世界は英語だし、最初苦労したわ〜)
突然だが説明しよう。ここ、ツイステッドワンダーランドは会話は日本語、文字では英語である。会話で方言などと言った差はあるものの、文面の上では英語なのでそう言った差はない。そして、ツイステでは日本語が古代語として存在していた。長寿である妖精族ですら古代語を覚えている者はなく、それ程大昔に存在していたということ。誰1人として読解する事が出来ず、この古代語は世界一難しい言語として広く知られることとなった。
そんな中、異世界人である監督生はこの世界で日本語がそんな扱いをされている事知らない。自分のよく知る言語だとは知らず「私には無理だな…」などと言っている。そう、彼女は知らない。次の日から自分よりも歳上である人達にたいして教えを施すなど、彼女は知るよしもなかった____
コメント
7件
最高だ✨ ❤押して待ったなきゃ(;•̀ω•́)
最高です✨️ 続き楽しみにしてます!!
よし。♡100にしといたぜ(めちゃくちゃ最高)