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⚠解釈違い⚠
「おはよう」
そう声をかけたのは私だった。
「…はよ」
素っ気ない声で返事をされる。
少し傷ついた気がした。
「…それ吸ったら早く出てけよ」
そう言われて勝手に取った中也の煙草を吸う手を止める。
「分かってるよ、蛞蝓さんはせっかちで忙しいねぇ」
なんて少し煽ってみる。
「うっせぇな!俺はまだ寝てたいんだ、もう起こすなよ」
フゥ…と、白い煙を吐いて「はいはい」なんて自分も素っ気ない返事をしてしまう。
これは中也へ向けた嫌味でもあるし怒りでもある。
私は中也に恋をしてしまった。
それなのに、幾ら気持ちを伝えても靡かないどころかもっと関係が遠のいてしまっている気がする。
そうして漸く辿り着いた結果が中也とのセフレ、という関係だ。
毎日のようにおはようと好きだと声をかけるのに、その言葉は中也には届いていないようで。
「全く…手がかかる犬だよ…」
そうボヤっと呟いて中也の家から出る。
今日は何もやる気が起きないし適当に時間を潰そう。
そう思い、列車の走る方向へ体をなびかせる。
「どうしたら振り向いてくれるのかなぁ…」
あれやこれやと考えているうちに結論は私のことを置いていく。
「あれ、太宰さん!?探しましたよ〜!!」
ふと振り向くとそこには同僚の敦君の姿が。
「おや、敦君かい。」
「また国木田さんに〜〜とか〜…で…〜_
あ、敦君は未来ある若者で恋す美青年…なら、彼に聞いてみるのもまた一手かな?
「敦君、神様の貢物は何がいいと思う?」
「えっ神様…ですか?僕は…そうですね、高級な物とか…あと、手作りの気持ちのこもった物とか、ですかね?」
「成程。それじゃぁ国木田君にはこのメモを渡しておいて呉給え。」
と、ぱぱっと書いたメモ用紙を渡す。
「ッえちょっと!?太宰さん!?」
そうして颯爽と私は中也の家へ向かうのであった。
「太宰さーーーーん!!!!」
ーーーーーー(中也視点)
「中也、少し話があるんだけど。」
そうして切り出される話題はある程度予想が着く。
態々家に迄来て言うのだから、きっと別れの挨拶なんだろう。
「私、中也とセフレを辞めて恋人になりたいのだけれど。」
……。
「ッは?」
今此奴、なんて
「だから、私中也とは恋人になりたかったのだよ。」
…何回言われても理解ができない。
此奴が俺と恋人に?
あれだけ嫌われてると思ってたのに、今更なんで俺なんかに。
「中也、こっち見て」
「…んだよ」
チュッと甘いリップ音が鳴る。
唇に今迄とは比べ物にならないほど柔らかくて優しいキスをされる。
「私、真剣に君と付き合いたい。」
なんで今更そんな事言うんだよ…。
俺はずっとお前の事待ってたんだからな。
「…俺も」
思わずそうこぼす。
「なら、私の全てを受け入れてよね。」
そう言われて手首を掴まれ、ベットにそのまま倒れ込む。
「…俺の全部も…受け入れろよ」
「勿論さ、夜の相性はセフレだった時に良く知っているからね」
「うっせぇ!!!」
そんな事を言われてしまうから思わず顔を赤く染め上げる。
カチャカチャと器用に片手で俺のベルトと自分のベルトを脱がし始める太宰。
「それじゃ、初夜といこうか♡」
「…ん//」
ズプッと太宰のがナカに入ってくるのがよく分かる。
「んッ…きもち…///」
ぁっフゥ…と吐息を漏らす。
「まだ我慢しててね♡」
ちう、と甘いディープキスをして舌を交差させる。
お互いの唾液が混じりあって生ぬるい。
下の快感も相まってかイきたくてむずむずする思いを留まらせて、太宰がイかせてくれるまで待つ。
「じゃ、奥いれちゃうね…//♡」
その言葉と共に太宰のが一番奥まで入ってくる。
「ぁ゛んッ///♡♡♡きもちッ//♡♡♡ぁ…//」
ビュルルと音を立てて盛大にイく。
「ちゃんとせ〜えき出せて偉いね、中也♡」
「ひッん♡♡//きもちッ♡♡///らざっぁ///♡♡」
太宰に助けを求めようと肩に手を伸ばす。
ちゅう、と太宰の首元に何個もキスマークを付けては太宰の唇に舌を絡ませる。
「おれッぁ//♡♡いいこ…?♡///」
「勿論、いい子だよ♡凄くいい子、虐めたくなっちゃう♡♡」
そっかぁなんて言おうとして甘い吐息を吐く。
どんどん激しくなるピストンに指を甘噛みして耐える。
「ッは…//んぁ♡♡♡//」
何回も甘イきしていよいよ精液も出てこなくなる。
「今日はここまでにしようか、流石に連日ヤると体にきちゃうし」
少しガッカリしたが、流石に腰がキツイので
「ン…//おやすみ、だざい…」
そう言って目を閉じる。