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「その分、気持ち良くしてくれるから」
もう充分なのに。
拒否したいのにそれを許さないような表情だった。
「、むり、れす…も、おれ、ほんとに、しんじゃう…」
俺は動かすことのできない体を無理矢理動かして首を小さく振った。
「死なせないから大丈夫だよ。最初はみんな手加減してるんだから」
「ぅ、そ…」
あれで手加減。
あんな気持ちよさしか与えないような乱暴さが手加減?
「だってトラゾー、この中じゃ体1番小さいんだから。初めはどのくらいか見なきゃ」
背面を取られて、顔がベッドに当たる。
力が入らないのに、腰だけ支えられてるからとてつもなく恥ずかしい格好になっている。
「雌猫みたいだね」
「虎ってネコ科って言ってたじゃん」
「おー、そうだったわ」
「ゃっ…やだぁ…ッ」
恥ずかしくなってもがいても手首を縛る服は絡まっていくばかりで。
「わぁ、2人が出したの溢れてる」
内腿を伝っているのはおさまりきらず俺のナカから溢れるソレだった。
「ダメだよ、トラゾー。2人の溢しちゃ」
「うっわ、超エロい」
「やば」
「はい、コレ戻すよ」
伝うモノを掬って、ぐっとクロノアさんの指がナカに入ってくる。
「すごい柔らかい。……えーっと、ここだったっけ?」
「ひゃあぁああぁ⁈」
もう、少し押されただけでも体は大きく跳ね、出る声はホントに女の子のようで。
「ぁ、っ、んぁあ、ゃ、やだ、やめ、ゃめて…くださ…くろのあ、さん…ッ」
優しいこの人ならやめてくれる、そう心のどこかで、頭の隅で思っていた。
「え?やめないよ」
にこりと笑うクロノアさんは執拗にソコを責め立てる。
その否定に、地の底に叩きつけられたような感覚だった。
「やめるわけないでしょ」
「ぁ゛ぅ、んんッ⁈ひっ、あぁ…!」
ガクガクと震える内股は、まるで生まれたての子鹿のようで。
「トラゾー、またイク?」
「も、でなぃ、なんもでないぃ…」
「じゃあ、メスイキだね」
「ひ、んっ⁈」
強弱をつけて押されて、もどかしさに枕に顔を押し付けてやり過ごそうとした。
「クロノアさん優しー」
「充分柔らかいのに、ノアは紳士だな」
「えぇ?だって俺のもっと奥深いとこいくんだし、ちゃんとしてあげなきゃ。そういう意味で泣かせたいわけじゃないですし」
落ちる涙を拭うクロノアさん。
これのどこが優しいと言えるのか。
「好きな子には優しくしなきゃね?」
それなら今すぐやめて欲しかった。
ここから逃がして欲しかった。
「んー、…そろそろ大丈夫かな?」
ナカから、クロノアさんの長い指が抜ける。
力が入らなくて、でも相変わらず腰だけ高く上げさせられた不恰好の俺はやっとまともに息をしていた。
肩が大きく上下して、必死に酸素を取り込もうとしている。
「ふ、はッ…ぁ、ぅう…っ」
そしてすぐに2人と同様、ズボンを寛げる音がした。
見なければいいのに、バカな俺は無意識に後ろを見てしまった。
「わぉ、やっぱクロノアさんのやべぇ」
「トラゾー、入るか?コレ」
「大丈夫でしょ」
「ぁ、ぁ…あ…」
ぺいんとやらっだぁさんのも大きかった。
けど、クロノアさんのは大きいとかの次元じゃない。
「ひ、ゃ、いゃだ…!!」
最後の力を振り絞って逃げようと、縛られている両手を伸ばした。
が、その手をクロノアさんに押さえつけられた。
簡単に、片手で。