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「ダメだよ」
優しさの欠片もない、低い声。
「く、ろのあさん…?ぅ、そ…ですよね…?や…です…ぃやです…」
「でも、トラゾーは優しいから許してくれるよね?」
今度は優しさを全面に出した声で、尚且つ優しく笑った。
「!!、ぃ、いや…やだっ、やめ…」
ぴたりと後ろにクロノアさんのモノが当てられる。
熱さと脈打ってるのが分かってしまって体が強張る。
「あ、こら。力入れたら痛いのトラゾーだよ。俺も傷付けたいわけじゃないから力抜いて」
「ぅ、ぁ、ヒッ…」
俺の背中とクロノアさんのお腹がくっつく。
汗で湿る肌が触れ合う。
「ね?」
「こ、わぃ…ほん、とに…こわい…っ、こわれる…ぅ」
「壊れても、俺らはトラゾーのことずっと可愛がってあげる。離さないよ、絶対に、一生」
ふっと耳に息を吹きかけられ、一瞬力が抜ける。
「ひゃっ⁈」
そしてその一瞬でナカに入られた。
「!!───、⁈ッ、あ゛ぁあ⁈」
「ハッ、…まだ、半分も入ってないよ」
「ぁ、が…?、ひ、ふっ…は、ぁえ?」
今までにないくらいの圧迫感と異物感。
押さえられた俺の手にクロノアさんが自分の手を絡める。
「ほら、っ、力抜いて?トラゾー」
「ひン⁈」
ググ、と内側から押されて苦しい。
「ぁ゛、んぅぁ、あ゛⁈」
らっだぁさんに入り込まれたところにクロノアさんのが入ってくる。
「そ、れ、いじょ…だめ、ゃだ…いゃ、だ…」
「駄目♡」
「─────ッ!!?」
声が出なかった。
開けっぱなしの口からは空気の漏れる音だけがした。
「お、いったか」
「トラゾー?トんだか?」
さっきのなんて比じゃない。
ショートしたように何も考えられない。
「トラゾー?…動けばまた戻ってくるか」
「ぅ゛あ゛、ひぁあ゛⁈」
痛い。
なのに、痛みから逃れるために頭が快楽に塗り替えようとしている。
「ぃ、いたい、っ、ぃたいで、す…ッ」
「痛くないよ、トラゾー。言ったでしょ?キモチイイって」
「、ひ、ぁあ、んぅうぁっ」
「ね?」
ダメなとこに入ってるのに、俺は気持ち良くなってきている。
「くろのあしゃ…ぉれ、きもちいぃ?」
「ッッ、…うん、気持ちいいね」
「♡、きもちぃ、ひ、ぁっ?、」
思考が塗りつぶされていく。
「目ハートになってんじゃん」
「やっぱノアが堕とすかぁ」
「いやいや。ぺいんとやらっだぁさんがいなきゃ無理だったって。俺ひとりじゃトラゾー堕とせなかったし」
より一層、激しくなる動きに喘ぎしか出ない。
「ぴゃ…ッ」
「ぴゃ、だって…ははっ、めっちゃ可愛い」
項を甘噛みされたあと、歯型が残るくらい噛まれた。
「ッッ──♡、ア゛!!」
「またメスイキした。もうオンナノコだね?トラゾー♡」
「ひゃ、ぃ…ッ、ぁぁ、う!!」
「いっぱい出してあげるから、ちゃんと受け止めてね?溢しちゃダメだよ」
「ぁ、ん、ゔぁ、ぁあ…っ!」
「っ、く…ぅ…」
最奥にクロノアさんのものを受け入れた瞬間、ナニかが俺のから出た。
白濁としたモノではない、どちらかと言えば水のようにサラサラしたものが出た。
それは排泄感に似た感覚がして、さぁと青褪める。