剣持刀也がハグされるだけ
※Vtuber様の名前を借りておりますが御本人様等には一切関係ございません。
・完全に妄想
・ある方の小説を参考にさせて頂いております。迷惑になる行為はお辞め下さい。
・展開など、不自然な所があると思いますが暖かい目で見守って下さると幸いです
・アキくん好き
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雲一つない、晴天の青空。
もう11月だと言うのに、太陽が僕を照らし続ける。
かと思えば、急に肌寒くなってきたでは無いか、
「んん~、さむッ…」
スタジオに向かおうとバス停でバスを待っているのは僕、鈴谷アキ。
いつもは電車なのだが、それは気分で変わるらしい
プシューッ、ドアが開きます
久しぶりに聞いたや、この声
そう思いながら僕は首に巻いているマフラーを少し下ろす。
バスの中は比較的暖かい。
かん、かん、と音を鳴らして後ろの方の椅子に座る。
あ、好きなVTuberさんX更新してる。
鞄から徐ろにスマホを取りだしVTuber、インフルエンサーさん達の投稿を見ていく
一際目に止まるポスト、剣持刀也と表示されたそのアカウントは今や大人気の可愛い後輩。
よく慕ってくれていて時には「アキくんすき」などと言ってくれていて、
リスナーはキモイだとか言うけど正直、僕はちょっと好き。
次は〜○○〜○○です
もうちょっとだな…
プシューッ、ドアが開きます
コツ、コツ、
ああ、分かってしまう僕は何なんだ
確実に知ってる、この足音、
いまさっき、夢中になって見てた人。大好きな僕の後輩。
「刀也お兄ちゃん」
「っえッ!?あ、アキくん…!?」
「ちょっと、そんな大声出したら他のお客さんに迷惑だよ?」
「あ”ぁッ…ごめんね、優しいね…アキくん….すき….」
僕の方が好きだよ
「刀也お兄ちゃんもスタジオに用?」
「うん、ろふまお塾でね」
「ろふまお!あまみゃさん出てたよね?いいなぁ….僕も出た~い!」
「えぇッ!?そんな….電流とかばっかなんでアキくんにはやらせられないよ…..!!!?」
「んははッ、他にもあるでしょ~!?なんか….挨拶とか!僕にも考えてよぉ~」
「いやっ、えっ、動画1回見てみて..,!?僕街路樹抱きしめに行ってるからね!?w」
「でも動画の刀也お兄ちゃん、すっごく楽しそうだったよ?」
「ん~..wまぁ、…楽しくないと言えば嘘になる、かも」
「刀也お兄ちゃん、ろふまお入ってからちょっと明るくなったね」
「僕は元から明るいですけど、?」
「それはそうだけど…なんか、違う刀也お兄ちゃんが出てきた、みたいな…あ、いい意味だよ!?」
「んふふっ、いやね、それはもう、アキくんが感じたことなんで、正しいと思うんですけど….」
「あははっwなにそれ!wあっ!そうだ!刀也お兄ちゃん、甲斐田さんに後ろからハグされたんだって?」
「えっ?…..あ….泥酔回か…あれは甲斐田くん酔ってましたからね..」
「ねぇねぇ、もし、僕が刀也お兄ちゃんのこと後ろからハグしたら、どうなる?」
「へッ、ちょっ….ど、うなるって….??精神的にとかそういう、その、え?」
「もし!だよ?もしもの話、」
「え~….あー、どうだろ…..んー、まぁ普通に限界化とかするんじゃないですかね?w」
「へ~!意外!刀也お兄ちゃんって何にでも動じないイメージあるからさ」
「ほんとですか?w」
プシューッ
「あ、降りよっか」
「そうですね」
コツ、コツ、
コツ、コツ、
いつもは感じれない、2人分の足音
プシューッ (バスが過ぎていく)
「さあ、行きますか!」
「………ねぇ、刀也お兄ちゃん」
ギュッ
そう言って僕は後ろから刀也お兄ちゃんに抱きつく、
「は、」
「甲斐田さんと、どう違う?」
「どう、って….そりゃ、アキくんは中学生だし…..」
「…….そっか、」
「あんな面白い反応じゃなかったな~!」
ぱっと、刀也お兄ちゃんの腰から手を離す
「ええっ!!!待ってください!!もう一度チャンスを!!あ、でももう一度って、あ、っと….」
「んふふ、冗談だよ」
「くぅっッ…….腹黒の時代再来か…….すき…..」
推しとしてじゃなくて、”鈴谷アキ”として見てくれてもいいのに。
「刀也お兄ちゃん、好きだよ?」
「なッ、へっ…..ちょ、勘弁してください……ほんと、…//」
ほんと、可愛いんだから
コメント
23件
時差コメ失礼します!これのがっくんバージョンお願いできますか?
めっちゃ好きすぎる 推してる界隈違うけど最高やった…… けんもちさんは普通に可愛くて アキくんは小悪魔っぽくてめっちゃ可愛い✨ 最高でしたわ